岡村隆史問題で『ワイドナショー 』松本人志の逃げ方、古市憲寿のスリカエがひどい! 岡村以上の女性蔑視姿勢を棚に上げ

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松本人志「我々はセクハラ込みでトークするお仕事」と正当化したことも

 セクハラを正当化する発言はまだある。テレビ局関係者との酒席で女性アナウンサーに対しアンダーヘアの色をからかうような発言をしたとして問題となった日本陸上競技連盟の瀬古利彦氏によるセクハラを取り上げた2018年8月12日放送回の『ワイドナショー』で、松本はこんな発言をしている。

「難しいところでね。素人がこういうセクハラを操っちゃダメなんですよ。我々はセクハラ込みでトークするお仕事なので、それこそ『ダウンタウンなう』(フジテレビ)なんてさ、お酒飲みながら女性ゲストと喋るのに、下ねた一切禁止なんて成立しないんでね」

 女性と下ねたなしの会話が成立しないと考えていること自体、典型的なセクハラ親父だが、実際、松本は自ら「素人以下」の下劣なセクハラ親父ぶりを丸出しにしたこともある。それが、指原莉乃への発言だ。

 2019年1月13日放送の『ワイドナショー』でNGT48山口真帆への暴行事件について、コメンテーターとして出演していた指原が運営の問題点などを真面目に語っていたにもかかわらず、コメンテーターの古市憲寿が「指原さんも引退するんだし、NGTのトップになったらいいじゃないですか」などと茶化した。

 指原は、それを否定しながら「ただ、トップに立つのは現状、おじさんたちっていうか……偉い人が仕切っても何もできない状況じゃないですか。私が立っても何もできないと思うんです。人数が少ない運営なので」と真剣に語ったのだが、しかし松本は、指原について「そういう(メンバーと運営の間に立てる)立場やわ」としながら、こんなことを言い出したのだ。
「まあ、でもそれやったら、お得意のなんかカラダを使ってなんかするとかさ、そういうやり方……」

 指原は「何、何言ってるんですか! ヤバッ」と反論したが、古市も「指原さんがトップって説得力あるんじゃないですか。だって、だって、こんな感じでトップに行けたわけですよ、AKBでは」と揶揄し、松本を諌めることなく同調したのだ。

 東野幸治からツッコミが入り、松本はようやくまずいと思ったのか、「違うよ。指原への期待がこれだけ大きいってこと」などとごまかしていたが、「お得意のなんかカラダを使ってなんかする」というのは、けっして見過ごせるような発言ではない。

 しかし、これだけ数々のセクハラ発言、女性蔑視発言を繰り返しているにもかかわらず、松本は一切反省することも謝罪することもしていない。

 指原への発言に関しては、めずらしく大きな批判が集まったが、このときも松本は「無口なコメンテーターという新たなジャンルを切り開きたい」「堅苦しく話さなあかん世の中になってきたんかな」などと言い募り、まともに謝罪・反省することはなかった。被害者である指原にツイッターで助け舟を出してもらい、三浦瑠麗や高須クリニックの高須克弥院長といった面々にもツイッターで擁護してもらっていたが、翌週の『ワイドナショー』では三浦が「お灸をすえに来た」などと言いながら、「松本と指原の関係性を考えれば悪意はなかった」「(同席していた)古市、乙武、だらしなくないか」などと矛先を変えたり矮小化。松本本人も「(発言が炎上し)大火事になったときに大切なものが見えてくる」「(炎上したときに)消火器を持って駆けつけてくれる人が誰かもわかる」などと、まるで自分が不当なバッシングの被害者であるかのようにまとめてしまった。

 そういう意味では、今回も同様なのだ。岡村の発言は完全に自分自身の偏見や過去のセクハラ発言に通じるものなのに、まるで他人事にして、「イエローカード以上、レッドカード未満」「もう許してやってくれへんか」「そこまで悪い奴じゃないやん」などと上から目線で語っただけ。発言の具体的な問題点、水商売や性風俗嬢をモノ扱いし、性的搾取を正当化したことの差別性については一切触れなかった。

 それは、本当は岡村の発言はおかしくないと思っているが、それを口にしたら批判されるのをわかっているからだ。だから、ラジオの特性や、批判の厳しさという問題に話をすり替えてしまったのである。

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