一見、普通の人なのに……性犯罪者の頭の中はどうなっているのか!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 中には「やめられない自分」を止めるために自殺に至るケースもある。子ども相手の性犯罪を繰り返して逮捕され、服役した30代の男Gは「性犯罪者に再びならないようにして欲しい」と、ある医療関係者のもとで、カウンセリングを受けていた。ところが、「カウンセリングを続けても、Gの性的妄想は止まらなかった。(略)自分の再犯の可能性に怯え続け、カウンセリングの最中に『何とかならないのですか』と語気を荒げることもあった」という。そして、通院から1年が経った頃、遅刻することのなかったGが初めて約束の時間に現れず、その1週間後に警察から医療関係者のもとへ連絡があり、Gの自殺を知らされた。

 親の影響、また激務など、様々な要因で日常生活に満たされなさを感じ、性犯罪へ手を染める者、また服役を経ても自身の性衝動に怯え続ける者たち。筆者はこう分析している。

「事件を起こした性犯罪者たちは、誰もが生まれながらにして『性犯罪者』だったわけではない。どこかで、普通に生活をしている人たちと違う道に入ってしまったのだ。しかも、それは、ある日突然道を間違えるのではなく、少しずつ間違いを積み重ねていき、気がついたときには大きく踏み外してしまっている」

 我々もまた、いつ道を踏み外してしまうか分からないということなのだろうか。
(高橋ユキ)

最終更新:2014.09.16 06:45

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

性犯罪者の頭の中 (幻冬舎新書)

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

一見、普通の人なのに……性犯罪者の頭の中はどうなっているのか!?のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。妄想欲望高橋ユキの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

1 自衛隊が小学生まで「自衛官勧誘」目的のパンフレット作成
2 小池百合子が関東大震災朝鮮人被害者の追悼式典に10年連続で追悼文拒否!
3 AKBから「名誉毀損」の恫喝メール
4 読売テレビが子ども相手に竹田恒泰の「フェイク皇室史」刷り込み放送
5 BTSと秋元康のコラボ中止で浮き彫りになった日本のガラパゴスぶり
6 タモリと中園ミホの不倫密会を完全スルー!
7 葵つかさが「松潤とは終わった」と
8 吉高由里子が元カレに言った一言
9 高市早苗が「戦争をしたがっている」ことを証明するトンデモ発言集!
10 ほっしゃん炎上と「在日認定」
11 田崎史郎が『モーニングショー』から消えた! 原因は玉川徹?
12 片山さつきは警察に圧力!自民党が隠したい安倍元首相と統一教会の深い関係
13 「朝鮮人大虐殺」は過去の話ではない
14 HKT新曲が炎上…秋元康の女性蔑視
15 小泉防衛相ら靖国参拝 靖国のグロテスクな戦争礼賛の本質
16 「国家情報局」の母体「内調」が行なってきた政治謀略総まくり!
17 AKBと電通のシークレット飲み会
18 竹田恒泰が女系天皇否定を批判され「天皇そのものが差別の根源」と開き直り
19 読売TV『あさパラ!』が岡田晴恵の容姿をからかうセクハラ的バッシング!
20 キンコメ高橋が法廷で母親の自殺を告白
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄