こじらせ高齢処女のリアルな悩み 見た目も性格も悪くないのになぜモテない?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 おまけに、こういうタイプは相手の一部だけを見て好きになってしまうことも多いため、好きになるきっかけが単純だったりもする。しかし、好きな人が現れてもそこから付き合うまでの過程はわからない。空想や妄想の中ではうまくいっても、現実的に動こうとするとまったくわからないので、著者は片思いをしていた相手にも唐突に告白。「付き合ってからデートする」と考えており、それ以前に話が合うとか合わないといった概念もなかったそうだ。

 ここで理解できるのは、大切なのはどんな人が好きなのか、具体的に考えてみることだということ。たとえば、「話しやすい人」が好き、と一口に言っても、「私の話を聞いてくれる人」なのか、「ずっと喋ってくれる人」なのか、「会話しなくてもラクな人」なのか。それによってもタイプはまったく変わってくるだろう。とりあえず出会わなきゃ!と闇雲に動いてみても、ターゲットが絞れていないのだから売り込みようもない。逆に、ターゲットがわかればどこに行けばいいのか、どう売り込めばいいのかもわかってくる。学生時代の友だちやそのつながり、趣味のオフ会など、出会いの場は探そうと思えばいくらでもある。でも、真面目で安定した公務員タイプが好きという人が芸大の友人とばかり飲んだり、趣味のライブに行っていてもなかなかピッタリくる相手とは巡り会えない。そこに気づくだけでも、大きな前進だろう。

 そして、もう1つ著者にとって大きなネックになっていたのが、処女だということ。処女をこじらせた結果、「男性のお股がファンタジー」になってしまっていたといい、その上、歳を重ねたことで相手の理想が高くなるというよりも「処女を捧げる」というイベント自体がどんどん高尚で神聖なものになっていった。そのため、デートの度に「ああ──私この人に処女捧げられっかな~?」と悩み、経験者の「処女なんてなくしたら最後!! 大事にしときなー」「付き合ったらセックスしなきゃいけないわけじゃないよ? とにかく付き合ってみて嫌だったら別れちゃえ!!」という言葉もすんなり飲み込めない。「付き合ったらこの人とセックスする可能性が数パーセントでもある」と思っただけで、「試しに付き合ってみるか」とは思えなくなっていたのだ。

 恋愛本には、よく「言い寄ってくる人は自分の鏡」といったことが書かれているため、モテない人は「私ってこんなもんなの?」「自分ってダメなの?」と落ち込み、自信をなくしてしまうという。そこから恋愛本ループに陥り、自己啓発やスピリチュアルの泥沼にハマっていく人も少なくない。著者も失恋の傷を癒すため、風水と断捨離にハマり、パワースポットや自己啓発本にまで手を出していった。しかし、自分を見つめなおしながらもがいたり、行動を起こして失敗を重ねた結果、著者は“運命の相手”と出会ったという。

 是が非でも彼氏が欲しい、という女性には大いに共感+参考になりそうな本書。福士蒼汰や玉木宏が寄ってくるなんてことはドラマのなかのお話であって、つくづくモテというのは努力のたまものなのだと痛感させられるだろう。
(島原らん)

最終更新:2019.02.15 04:40

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

まだモテてないだけ。 (恋愛オンチな私の結婚までの道のり)

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

こじらせ高齢処女のリアルな悩み 見た目も性格も悪くないのになぜモテない? のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。モテ島原らんの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 投票呼びかけに松本人志が「軽い感じで行かれても」と投票抑圧発言
2 菅田将暉らの「投票呼びかけ動画」参加のローラに差別丸出しのバッシング
3 小室圭さんをとにかく糾弾したいワイドショーの事実歪曲とグロテスクな差別性
4 眞子内親王をPTSDにした小室圭さんバッシングの裏にある差別的本質!
5 安倍、甘利、麻生、山口が立憲と共産党へのデマ攻撃!
6 佳子内親王の「姉の一個人の希望を」に批判殺到はおかしい
7 玉川徹が『バイキング』の小室圭さんバッシングの嘘を批判!
8 Dappi運営会社社長が、“安倍の懐刀”元宿自民党事務総長の親族の土地に家を
9 甘利幹事長に「闇パーティ」広告塔疑惑
10 葵つかさが「松潤とは終わった」と
11 維新の野党共闘ディスが悪質!吉村知事も“暴言王”足立康史と一緒に
12 Dappi運営企業と取引報道の自民党ダミー会社は岸田、甘利が代表の過去
13 田崎史郎ら御用が垂れ流す「安倍さんは人事に不満」説の嘘,
14 山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官就任に広がる抗議!
15 大阪医療崩壊でも吉村知事が緊急事態宣言の要請を遅らせた理由
16 千原せいじの不倫をなぜか賛美するワイドショーの男尊女卑
17 美輪明宏がNHKで「『芸能人が政治に口を挟むな』なんて時代遅れ」
18 甘利明が「スマホは日本の発明」「消費税の使途は社会保障に限定」の嘘
19 『ひるおび!』出演者のバービーが番組の野党の扱いに疑問!
20 伊藤詩織さんをカルバン・クライン出演に称賛の声! 
1Dappi運営企業と取引報道の自民党ダミー会社は岸田、甘利が代表の過去
2甘利明が「スマホは日本の発明」「消費税の使途は社会保障に限定」の嘘
3安倍、甘利、麻生、山口が立憲と共産党へのデマ攻撃!
4ネトウヨDappiと自民党の関係が国会で追及されるも岸田首相はゴマカシ
5Dappi運営会社社長が、“安倍の懐刀”元宿自民党事務総長の親族の土地に家を
6菅田将暉らの「投票呼びかけ動画」参加のローラに差別丸出しのバッシング
7維新の野党共闘ディスが悪質!吉村知事も“暴言王”足立康史と一緒に
8岸田首相の解散直前『報ステ』単独出演に「放送の中立性欠く」と批判殺到!
9投票呼びかけに松本人志が「軽い感じで行かれても」と投票抑圧発言
10辻元清美が自らの不正への対応を語って甘利明に説明要求!
11岸田首相に「話が長くて中身がない」「何を言いたいのかわからない」と悪評
12安倍晋三が杉田水脈の名簿順位を上げ、あの初村元秘書の公認ゴリ押し

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄