浅田真央引退会見で一切触れられなかったNGワード! なぜ真央ちゃんはメディアタブーとなったのか?

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●タブーになっていた浅田真央 父親の逮捕も報道されず

 いや、非難を受けたのはこの質問だけはない。会見でちょっとでも答えにくそうな質問が出ようものなら、会見を生中継していたワイドショーでは、ワイプのなかのコメンテーターたちは露骨に顔をしかめていた。

 とにかく会見は万事がこの調子で、真央ちゃんにシビアな質問をしてはいけない、そういう空気に支配されていたのだ。

 しかし、浅田真央に対するこうした扱いは、今回の引退をきっかけに起きたわけではない。彼女はずっと、マスコミ的には「批判が絶対タブー」の存在であり続けてきた。ネガティブな情報を報道したメディアは必ず激しい抗議にさらされ、すぐに謝罪・撤回するという事態が起き続けてきたのだ。

 たとえば、08年12月15日、韓国で開催されたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルでライバルのキム・ヨナを制し真央が優勝した。これに対し、『とくダネ!』(フジテレビ系)では、「ミスがなければキム・ヨナが勝っていた」「実力はキム・ヨナが上」ととれるような解説があり、そのことで真央ファンや視聴者から抗議が殺到。3日後の18日には番組で司会の小倉智昭が謝罪と訂正を行う事態となった。しかも、同番組で浅田に厳しい評価をしたコメンテーターはその後しばらく、番組に出演できない状況が起きたともいわれる。

 こうしたことが繰り返された結果、ある時期から、真央の批判やスキャンダルがメディアにのぼることは一切なくなった。

 たとえば、その典型が父親の逮捕だろう。2015年現役復帰を表明した直後、真央の実父のDVの末の傷害罪で逮捕されたと「週刊新潮」(新潮社)8月6日号が報じた。「『浅田真央』復帰を邪魔する『実父』女性暴行逮捕の被害届」と題された記事には交際女性による赤裸々な暴行の様子にくわえ、ホスト歴と3度の逮捕歴という意外な過去も報じられたが、ほとんどのメディアはこれを黙殺した。

 もちろん父親と真央はまったく関係がないし、事件にしても真央に責任がないことは当然だ。しかしたとえば、タレントのローラの父親が国際手配のすえに逮捕された際、芸能メディアや週刊誌がこぞってこの事件を取り上げ、あたかもローラにも責任があるかのように報道。その結果、一時はローラのタレント活動が危ぶまれるほどだったことを考えると、今回のメディアの反応は雲泥の差がある。

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