羽生結弦VS浅田真央の争いも? フィギュアスケート全日本選手権の裏で選手以上にヒートアップするスケヲタたち

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
hanyuu_151225_top.jpg
全日空HPより


 いよいよ本日からフィギュアスケートの全日本選手権が始まる。1年半ぶりに競技復帰した浅田真央の演技にも注目が集まるが、いちばんの話題はやはり、歴代最高得点を2試合連続で大幅更新してグランプリファイナル3連覇を果たすなど、今シーズン圧倒的な強さを見せている羽生結弦だろう。

 氷上では羽生一強の様相だが、スケヲタと呼ばれるフィギュアファンたちの戦いはヒートアップしているようだ。

 まず、当然ながら、羽生ファンの盛り上がりはスゴい。その熱さは、ファンのブロガーが羽生について語ったブログの内容をまとめた『フィギュアスケート日本男子応援ブロガーブック』(ダイアプレス)なる本まで出版されるほど。同書によると、兵庫県にある弓弦羽神社を聖地とし、最近では、安倍晴明をテーマにした羽生の今シーズンのフリープログラム「SEIMEI」にちなんで、晴明神社にもファンが押しかけているようだ。また、羽生が得意とする4回転サルコウジャンプにちなんで「サルコウ祈願で、買った“さるこう焼酎”はまだ開けてないし、飲んでません。世界フィギュアまでとっておきます」と言う人がいれば、演技について「はにゅんのスピンばかり観てるあげぱんは、試合の時に他の選手のスピンを観ると、改めて、はにゅんのスピンは美しいな。レベルがまるで違うと思い知らされるんだよ」と語る人もいたりと、思い入れの強さに圧倒される。

 しかし、熱いのは、なにも羽生ファンだけではない。『スケオタあるある』(スケオタあるある委員会/漫画・緒方貴子/扶桑社)によると、選手ごとの“ファンあるある”まで存在するというほどで、どの選手にも濃いファンがいるようだ。

 たとえば、浅田真央ファンなら「浅田選手の私服はツイッターでブランドが特定され、ほぼすぐに完売になってしまう」。小塚崇彦ファンなら「実際にスケートを習い始めた人が、たぶん他の選手のファンよりもずっと多い。ステップの見分け方とかスピンのレベルとりについて語れるくらいの人たちまでいる」「ここが足りない、あそこがまだ伸びると口では言っているが、やっぱり彼の滑りが一番美しいし、スポーツとしてのフィギュアスケートらしいと心の底から信じてケガからの復帰を待っている」という具合だ。

 ただ、各選手への思い入れが強すぎるあまり、ファン同士に確執が生まれる場合も少なくない。とくによく話題になるのが、高橋大輔ファンと羽生ファンの関係についてだ。しかも、ファン同士の確執がエスカレートし、「週刊女性」(主婦と生活社)5月5日号では、「羽生結弦と先輩・高橋大輔との関係が、ここ数年微妙だという」とまで書かれている。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

羽生結弦VS浅田真央の争いも? フィギュアスケート全日本選手権の裏で選手以上にヒートアップするスケヲタたちのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。フィギュア田口いなすの記事ならリテラへ。

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄