浅田真央の現役復帰報道の裏で熾烈な駆け引きが…商品価値低下を防ぐための作戦説も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
asadamao_150517.jpg
浅田真央オフィシャルウェブサイトより


「浅田真央、現役続行」――。 5月13日、スポーツニッポン、日刊スポーツ、朝日新聞が休養中の浅田真央が現役続行を視野に練習を開始したことを一斉に報じ、大きな盛り上がりを見せている。その愛くるしい笑顔と圧倒的強さで国民的にも絶大な人気を誇る浅田の復帰は、多くの人々にとって歓迎すべきことだったのだろう。ワイドショーなど他マスコミもこれをトップ扱いで後追いしたほどだ。さらに浅田は18日に予定されているアイスショーの会見で進退について表明する予定だという。

 だが翌14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では一転、「今月中に引退発表」として、既に引退を決意した浅田が佐藤信夫コーチなどごく親しい人にその気持ちを伝えたと報じたのだ。スポーツ紙に比べ締切の関係もあるだろうが、それにしてもあまりの間の悪さに「『週刊文春』の大誤報」として笑いもの扱いされているほどだ。

 しかし、こうした相反する報道の裏には「週刊文春」誤報とはまったく別の、ある事情が存在した。というのも「週刊文春」の取材に対し、佐藤コーチは「それ(引退発表)については私も同じような話を聞いています。ただ本人から直接聞いたわけではないですし…」と言葉を濁しながらも認めている。そして「週刊文春」で引退がスクープされたからこそ、浅田サイドは復帰を打ち上げざるを得なかったというのだ。

「13日のスポーツ各紙の復帰報道は『週刊文春』の引退報道潰しの意味合いが強い。実際には近しい関係者の間では浅田の復帰の可能性が極めて低いことは周知の事実なんです」(フィギュアスケート関係者)

 というのも、浅田をめぐる状況は極めて厳しいものがあるからだ。その最大の理由が「ルール改定」だ。2014年4月に国際スケート連盟(ISU)がルール変更を発表したが、なかでも浅田にとって大きかったのは「ジャンプの踏切違反の厳格化」だった。ルッツはアクセルの次に難易度が高く得点も高いジャンプだが、しかし浅田にはルッツの踏み切りに癖があり、ほぼ毎回のようにエラーがついていた。

 しかも、それを矯正すると全体のバランスを崩すため、佐藤コーチも否定的だったと言われている。浅田にとってこのルール改正は現役続行に大きな影響を与えたといわれ、ルール改定が発表されたおよそ1カ月後に休養宣言したことの関係も取り沙汰された。それだけではなく、浅田の専売特許だったトリプルアクセルを成功させるなどロシア勢の台頭もあり、浅田が現役に復帰しても勝つのは困難だと見られている。そのため負けず嫌いな浅田自身、復帰する意思はほぼないと目されているのだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

フィギュアスケート日本女子ファンブック PATINAGE〈パティナージュ〉2015 (SJセレクトムック No. 25)

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

浅田真央の現役復帰報道の裏で熾烈な駆け引きが…商品価値低下を防ぐための作戦説ものページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。フィギュア林グンマ裏側の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張
2 検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
3 ネトウヨ落語家・桂春蝶が不倫相手にDV
4 久米宏が終了決定のTBSラジオで田中真紀子と
5 感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
6 安倍晋三前首相会見で馬脚!“桜”原資はポケットマネーで疑惑再燃
7 葵つかさが「松潤とは終わった」と
8 安倍改造内閣に田崎スシローも「これまでで一番出来が悪い」
9 菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
10 五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
11 IOC幹部の発言で安倍の責任が明白に…「1年以内延期」「再延期なし」ゴリ押し 
12 竹中平蔵パソナの利益が前年の10倍以上に!五輪とコロナ対策事業のおかげ
13 感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
14 小池都知事の都知事選! 感染者増加の原因はすべて「夜の街」のせいに
15 五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
16 大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
17 ノーベル賞科学者が安倍戦争政策にNO
18 川島なお美が近藤誠の診断を告発
19 安倍首相が国会で嘘の上塗り! ポケットマネーによる裏金疑惑も浮上
20 フィフィが水原希子に狡猾なヘイト攻撃
1大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
2 平井大臣の株売却益隠しの裏!タニマチIT企業がオリパラアプリを高額受注
3五輪サッカー・久保建英が南アの陽性者に「僕らに損ではない」と無神経発言
4 検査数少ないのに感染1387人 東京で医療逼迫が起き始めた!
5菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
6感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
7五輪入場行進にすぎやまこういちの曲、杉田水脈のLGBT差別に同調
8南ア、チェコ選手の感染、イギリス選手の濃厚接触も隠していた政府と組織委
9五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
10五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
11五輪開会式演出の小林賢太郎が“ユダヤ人大量惨殺ごっこ”ギャグで解任!
12感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
13組織委は「復興」ないがしろ!被災3県の子どもの深夜動員にも批判 
14五輪入場行進曲の作曲者名カットはすぎやまこういち隠し?それとも
15検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
16NHKが開会式前日に放送『いだてん』が突きつける東京五輪への疑問
17感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄