紗栄子vs梨花がママ友バトル!梨花が陥ったアラフォーママの落とし穴

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 また、仕事上もモデルとして20年以上世代のアイコンとして君臨し、プロデュースした店も繁盛している梨花と、ダルビッシュと離婚後にモデル活動を始めた紗栄子の間にはかなりの差があり、下克上が起きたという感じでもない。

 それでも、紗栄子のほうが、ママたちから憧れられているのだとしたら、もともと紗栄子と世代が近いからとか、あるいは、ママとしては紗栄子のほうが先輩だから、だろう。紗栄子の長男は6歳で、梨花の長男は3歳でまだ入園したばかり。紗栄子のほうが母親としての経験値は高いから、頼りにされたとしても当然の話ではないか。

 母親の仕事上のキャリアや、父親の職業、シングルマザーであることなどの“マウンティング”的なことと関係なく、単純に「母親」という面だけで紗栄子がママ友たちの信頼を得ているのだとすれば、むしろ健全であり、梨花がそのことで特段落ち込む必要もない。

 記事にあるように梨花がその状況に居心地の悪さを感じているのが事実だとしたら、これは梨花に限らず、多くのアラフォーママが陥りやすい失敗でもあるようだ。

 社会状況の変化で多くの女性が働く現在、梨花のような“アラフォーママ”たちは急増しているという。その実態を描いた『35歳から子育てをはじめました!』(主婦の友社)によると、「いまや4分の1以上のお産が、35歳以上のママによるもの」でアラフォーママやパパが実に数多く存在する時代になったという。

 そのためママ同士も世代のギャップ、そしてお付き合いに関して様々な問題や悩みが生じてくる。

「子どもの遊び場に行くと、まわりは20代後半から30代前半のママがほとんど、なんてことも。つい身がまえてしまったり、若いママに話を合わせようとがんばったり」
「近所に年下のママが多く、ついていけない話題も。無難に子どもの話で共通点を見つけて話そうと努力するけど、正直疲れる」
「地域ママたちの交流会があっても、まわりは私よりずっと若いと思うと行く気になれない。今後、幼稚園でのつきあいが避けられなくなるので、すごく不安」

 若いママ友の存在に気おくれし、会話やフットワークにもついていけず疲れ果ててしまうことも多いのだ。

「このあいだなんか話が合うから同世代ママだ──! と思ってたら連れてた子 子どもじゃなくて孫だったってことがあったしね…」
「若いママ同士の会話にも入りにくい」

 しかも、若いママの方がママ歴が長いが、自分の方がすごく年上で育児の相談をするのを躊躇してしまうなんてことも多いという。

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35歳から子育てはじめました! ―マンガで楽しむ&悩みも解決コミック育児書 (Como子育てBOOKS)

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