作家に関する話題……本と雑誌のニュースサイト/リテラ
上西メイクで話題の中瀬ゆかりを襲った悲報 急逝した小説家との知られざる愛情生活
TOKYO MX『5時に夢中!』出演者プロフィールより
ペコちゃんの愛称でテレビコメンテーターとしても活躍する新潮社の名物編集者であり出版部部長の中瀬ゆかりが、4月16日、レギュラーコメンテーターを務める『5時に夢中!』(TOKYO MX)を欠席し、様々な憶測を呼んだ。というのもその前週の4月9日、中瀬は“浪速のエリカ様”こと上西小百合議員を皮肉ったモノマネメークで『5時に夢中!』に登場、大きな話題を呼んでいたからだ。その翌週の異例の欠席という事態に、何らかのトラブルがあったのか、とも見られたわけだが、この日中瀬が欠席した理由は上西議員の圧力うんぬんといった話ではない。その背景には彼女の知られざるプライベートが存在した。
この日、1人の作家が急逝した。その作家とは『天国への階段』(幻冬舎)のベストセラーで知られる白川道だ。白川はバブル期に悪徳商法として社会問題になった「投資ジャーナル」で社員として働き、その後も自ら投資顧問会社を設立し巨額のカネを動かした挙げ句、投資顧問業法違反で逮捕され、2年半の服役生活をしたという異色の経歴を持つ。その後、自身の体験をもとに書いた『流星たちの宴』で作家デビュー、そして2001年には資産家に騙され家族を失った男の復讐劇を書いた『天国への階段』がドラマ化もされるなど大ヒットし、売れっこ作家の仲間入りをしたハードボイルド作家である。
また相場師時代の白川は、当時まだ学生だった作家でコラムニストの横森理香と同棲生活を送っていたこともあり、のちに作家デビューした横森がこの頃の白川をモデルにした小説『ぼぎちん』(集英社)を発表している。女性関係も華やかで、またギャンブル好きの、現代では数少ない無頼派作家でもあった。
その白川がここ15年以上、生活を共にしていたパートナーこそ中瀬だったのだ。
「2人の関係は、周囲の関係者にはよく知られた話です。『5時に夢中!』でも、『ウチのとうちゃん』と何度も話題にしていましたからね。六本木交差点近くに購入したマンションでずっと一緒に生活をしていました。でも世間的には『とうちゃん』が白川だとはさほど知られてはいなかったと思います」(関係者)
特に隠していたわけではなさそうだが、しかし作家と編集者という側面からそれを大々的に公表するつもりもなかったのだろう。しかし2人の関係を赤裸々に暴露した雑誌があった。04年に休刊したスキャンダル雑誌「噂の真相」だ。同誌はタブーなき雑誌として“作家タブー”であった中瀬と白川の関係を2人の同棲開始直後に暴いている。
1997年9月号の同誌グラビアには30度を超える猛暑のなか、白川が中瀬の肩を抱きイチャイチャと歩いている姿がキャッチされ、2人の関係がこう記されている。
「数カ月前からすでに麻布の白川のマンションで夫婦同然の生活を送っています。20歳になる白川の娘ともうまくいっているようですし、結婚も間近ではないでしょうか」(新潮社社員)
「白川はバツイチの子持ちで、N女史(引用者註:中瀬)も新潮社社員との離婚歴があるバツイチ同士だが、幸せいっぱいのふたりには、何の障害にもなってはいないようだ」
さらにその後の2001年にも「『天国への階段』がベストセラーの白川道の“天国と地獄”の修羅人生」という特集記事でさらに踏み込み、白川の投資ジャーナルや投資顧問会社時代の逮捕歴などの過去や当時噂された莫大な借金、そして中瀬との関係もが記されている。
「実は、白川道には大手出版各社に莫大な借金があるといわれているんです。一説には、借金は街金筋にも及び、投資顧問会社時代の負債もかなりの額に上るらしい」(ある出版関係者)
「バブル期には手提げ袋に百万円の束を40個入れ、ヤクザ筋の集まる秘密マージャン場を渡り歩いた」
「競輪で3カ月に1千万円負けた」
しかもこの際、同誌の取材に対し白川本人が応じ、「借金? 確かにあるよ。でもそんな億なんて単位ではなく、せいぜい1千万、いや3、4千万くらいじゃないかなぁ」と事実関係をあっさり認めてもいる。また出版社への借金についてもこう語ったのだ。
「前借り分は幻冬舎が1千万、集英社が200万で、新潮社が80万。小学館はいくらかな? それに住民税の滞納分や友だちに借りている分を合わせると、差し迫っているのは2千万ぐらいで、お金がある時にっていう緩やかなものを入れても全部で3、4千万円程度。結構、小市民的だろ?(笑)」
いやはや5千万円が小市民的とは豪胆というかさすがは無頼派といったコメントだが、さらに中瀬に取材を申し込んだところ、中瀬と一緒に再度白川が登場しているのだが、そのやりとりは夫婦漫才のようだったという。
まずは生活費について中瀬が貢いでいるのではとの疑惑に対してはこうだ。
「実は私も博打好きなもので、自分の稼ぎは全部自分で使ってる。美談的には、私が全部出しているって方が美しいとは思うんですけど、私もそんな女じゃないもので(笑)」(中瀬)
「以前、弁護士から自己破産も勧められたけど、俺は責任があれば払うからと。ただ俺の場合、クレジットカードだけは持てないんだよ。まあ、仕方ないんだが」(白川)
さらに2人の関係についても、実にあっけらかんと語っている。
「浮気は無理だよ。四六時中監視がついているから。だいたい、こういう女と付き合うと業界のことみんな知ってるじゃない? どうウソをついても余白が生まれない」(白川)
「でもこの間、足裏マッサージで寝ちゃったとか言って朝6時に帰ってきた」(中瀬)
「いや、麻雀の後、ふらっと行ったんだけど、あれ気持ちいいじゃない? そうすると俺、コテッと寝ちゃうわけ」(白川)
「怪しい……」(中瀬)
しかもこの取材の際、取材記者が待ち合わせ場所に行くと中瀬と白川が一緒にいて、しかも既に近くの行きつけの焼き肉屋が予約されていたという。
「固辞する記者を強引に焼き肉屋に連れて行き、大判振る舞いさえしたようで、さすがの『噂の真相』記者も困惑したようです」(関係者)
それから現在に至るまで2人は入籍はしないものの事実婚を続けてきた。そして16日、起きてこない白川の様子を中瀬が見に行き、倒れているのを発見、しかし既に間に合わなかったという。
マスコミの取材に対し中瀬は「今は気持ちの整理がつきません。けれど白川は私の一番の理解者であり、私の生き甲斐でした」と語っている。最後まで仲睦まじかったと思われる中瀬と白川。パートナーの突然の死を乗り越えるには時間がかかるかもしれないが、いつもの明るいハッチャけた中瀬に戻ることを祈ると共に、波瀾万丈だった白川の死を悼みたい。合掌。
(林グンマ)
最終更新:2017.12.23 07:09
関連記事
新着 | 芸能・エンタメ | スキャンダル | ビジネス | 社会 | カルチャー | くらし |
公選法違反疑惑浮上の斎藤知事「SNS戦略の企画立案は依頼していない」の言い訳は通用するか? 削除されたPR会社社長の投稿を検証
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
石破茂が史上最速で馬脚あらわに! 手のひら返し解散、統一教会も裏金も再調査せず、菅・麻生以外の人事も酷い
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
『仰天ニュース』“赤木ファイル”特集で安倍政権・公文書改ざん事件の卑劣があらためて注目! 中居正広も「あってはならない」と
ジャニーズ会見で井ノ原の「ルール守って」発言賞賛と記者批判はありえない! 性加害企業が一方的に作ったルールに従うマスコミの醜悪
ジャニーズ性加害でジュリー社長辞任もテレビ局は検証放棄! 局内での行為が疑われるテレ朝とNHKの無責任な姿勢
ジャニーズ性加害問題で露わになったテレビ局の共犯性! ジュニアの練習場を提供したテレビ朝日はジュリーの謝罪後も批判なし
坂本龍一が最後まで中止を訴えた「神宮外苑森林伐採・再開発」の元凶は森喜朗! 萩生田光一も暗躍、五輪利権にもつながる疑惑
れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」の重要性! 維新・松井だけでなく自民党も批判封じ込めで訴訟乱発
自公維新が提出「国民投票法改正案」にネットで批判の声広がる! 小泉今日子も〈#国民投票法改正案に反対します〉と投稿
三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」
Netflix版『新聞記者』の踏み込みがすごい! 綾野剛が森友問題キーマン官僚に、安倍御用ジャーナリストはあの人が…
公選法違反疑惑浮上の斎藤知事「SNS戦略の企画立案は依頼していない」の言い訳は通用するか? 削除されたPR会社社長の投稿を検証
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
窮地の岸田首相が一番頼りにしているのはあの「Dappi」“仕掛人”説の自民党・元宿仁事務総長!「日本の黒幕」特集本が暴いた新事実
兵庫・斎藤知事の「パワハラ告発職員」追いつめに維新県議が協力していた! 職員は吉村知事肝いり「阪神優勝パレード」めぐる疑惑も告発
“既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も
小池百合子が都幹部だけでなく“最側近”を天下りさせていた!「大日本帝国憲法復活」「国民主権を放棄せよ」の請願に関与の元特別秘書
大阪万博建設現場のメタンガスが急増し1日2tも発生! 3月の爆発事故では「通報遅れ」「天井破損」を隠蔽していたことが発覚
萩生田光一が裏金問題で提出した「領収書の嘘」が発覚! 安倍元首相が「官房機密費100 万円を参院候補者に手渡し」報道も
吉村知事はガス爆発でも開き直り「他区域ではガスが出ない」と大嘘! 地下鉄工事でメタンガス確認、大阪市も発生可能性認めたのに
維新ゴリ押し 万博&カジノにかかる金はインフラ整備を含めると8000億円以上だった! 大半が国と大阪市の負担、巨額の税金も投入
防衛費増額の財源で「法人税」を削除し「国民全体の負担」だけにした政府有識者会議は読売社長、日経元会長、朝日元主筆がメンバー
菅首相の追加経済対策の内訳に唖然! 医療支援や感染対策おざなりでGoToに追加1兆円以上、マイナンバー普及に1300億円
菅首相のコロナ経済支援打ち切りの狙いは中小企業の淘汰! ブレーンの「中小は消えてもらうしかない」発言を現実化
菅首相の追加経済対策が“自助”丸出し! コロナ感染対策は10分の1以下、大半が新自由主義経済政策に…坂上忍も「バランスおかしい」
悪評「マイナポイント」事業の広報費は54億円、1カ月で半分を浪費! 事務局事業も電通がトンネル法人通じて140億円
三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い
安倍首相“健康不安”説に乗じて側近と応援団が「147日休んでない」「首相は働きすぎ」…ならば「147日」の中身を検証、これが働きすぎか
正気か? 安倍首相の諮問機関「政府税調」がコロナ対策の財源確保と称し「消費税増税」を検討! 世界各国は減税に舵を切っているのに
東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望! コロナで病院経営悪化も安倍政権は対策打たず加藤厚労相は “融資でしのげ”
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
兵庫・斎藤知事問題で維新の責任を改めて検証! 局長を“自死”に追い詰めた維新県議、課長の自死は吉村肝煎り優勝パレードが原因か
自民党総裁選広告「THE MATCH」は「おじさん」どころか「腐敗ジジイの詰め合わせ」だ! 担当の平井広報本部長は親族ぐるみ税優遇
岸田首相「総裁選不出馬」にごまかされるな! 後継候補の河野太郎、高市早苗、石破茂、小泉進次郎、小林鷹之の欺瞞
都知事候補討論会ですっとぼけるも…小池百合子に清和会時代、裏金を受け取っていた可能性が浮上! 派閥上納額は安倍を超える120万円
裏金裁判で安倍派幹部たちの嘘が明らかに! 抜け穴だらけの政治資金規正法改悪で幕引き図ろうとする自民・岸田政権
瀬戸内寂聴が生前、語っていた護憲と反戦…「美しい憲法を汚した安倍政権は世界の恥」と語り、ネトウヨから攻撃も
「BTSグラミー賞逃す」報道に「韓国人のニュースいらない」「日本人の受賞を報じろ」と炎上攻撃が! 日本スゴイの精神的鎖国
ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権』を読めば、安倍首相が病気で辞任ししたのでなく国民が声をあげ追い詰めたことがよくわかる
百田尚樹が「安倍総理にお疲れ様とメールしても返信なし、知人には返信があったのに」とすねると、2日後に「安倍総理から電話きた」
村上春樹が長編小説『騎士団長殺し』とエッセイ『猫を棄てる』に込めた歴史修正主義との対決姿勢! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
村上春樹がエッセイ『猫を棄てる』を書いたのは歴史修正主義と対決するためだった! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
安倍首相に利用された星野源がエッセイに書いていた“音楽が政治に利用される危険性” 「X JAPANを使った小泉純一郎のように」
“宇予くん”で改憲煽動のJCと手を組んだTwitter Japanはやっぱり右が大好きだった! 代表は自民党で講演、役員はケントに“いいね”
ウィーン芸術展公認取り消しを会田誠、Chim↑Pomらが批判! あいトリ以降相次ぐ“検閲”はネトウヨ・極右政治家の共犯だ
「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈した日本の“精神的鎖国” 文化も科学もスポーツも「日本スゴイ」に回収
幸福の科学出家騒動は清水富美加個人の責任なのか? カルト宗教信者の子どもたちが抱える問題
話題の本『夫のちんぽが入らない』のタイトルに込められた深い意味…しかし一方では広告掲載拒否の動きが
福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団
介護殺人に追い込まれた家族の壮絶な告白! 施設に預ける費用もなく介護疲れの果てにタオルで最愛の人の首を…
宇多田ヒカル「東京はなんて子育てしにくそう」発言は正しい! 英国と日本で育児への社会的ケアはこんなに違う
今もやまぬ人工透析自己責任論の嘘を改めて指摘! 糖尿病の原因は体質遺伝、そして貧困と労働環境の悪化だった
『最貧困女子』著者が脳機能障害に! 自分が障害をもってわかった生活保護の手続もできない貧困女性の苦しみ
雨宮塔子が「子ども捨てた」バッシングに反論! 日本の異常な母性神話とフランスの自立した親子関係の差が
『NEWS23』に抜擢された雨宮塔子に「離婚した元夫に子供押しつけ」と理不尽バッシング! なぜ母親だけが責任を問われるのか
小島慶子が専業主夫の夫に「あなたは仕事してないから」と口にした過去を懺悔!“男は仕事すべき”価値観の呪縛の強さ
人気記事ランキング
カテゴリ別ランキング
社会
ビジネス
人気連載
アベを倒したい!
ブラ弁は見た!
ニッポン抑圧と腐敗の現場
メディア定点観測
ネット右翼の15年
左巻き書店の「いまこそ左翼入門」
政治からテレビを守れ!
「売れてる本」の取扱説明書
話題のキーワード