セカオワSaoriの小説が直木賞候補に! Fukaseとの壮絶な依存的恋愛関係を描き、DVを思わせる場面も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
セカオワSaoriの小説が直木賞候補に! Fukaseとの壮絶な依存的恋愛関係を描き、DVを思わせる場面もの画像1
藤崎彩織『ふたご』(文藝春秋)

 先ほど発表された第158回直木賞の候補作に、SEKAI NO OWARIのSaoriこと藤崎彩織による処女小説『ふたご』(文藝春秋)が選出された。受賞作は来年1月16日に発表される。

 第二の又吉を狙って文藝春秋が芸能人やミュージシャンに小説を書かせまくっているのは知っていたが、まさかいきなり直木賞へのノミネートとは……。その露骨さを目の当たりにすると、逆にいかに文壇が弱っているかを痛感してしまうが、しかしそれとは別に、このSaoriの小説、一読の価値はある。

 というのも、この小説は、Saori自身とFukaseの関係をモデルにしていると思われるからだ。小説では一貫してSaoriからFukaseへの共依存としか思えない関係が描かれ、カッターナイフを突きつけるシーンまで描かれている。

 本サイトでは『ふたご』出版直後にこの作品についての記事を掲載している。ここに再録するので、是非とも読んでみてほしい。
(編集部)

********************

 今年は、小沢健二や、元ジョナス・ブラザーズのジョー・ジョナスが所属するバンドDNCEとのコラボなど、これまでとは一風変わった活動が続いているSEKAI NO OWARI。今度は、なんと小説を出版した。Saoriこと藤崎彩織が書き下ろした処女小説『ふたご』(文藝春秋)がいま話題を呼んでいる。

 この『ふたご』は、Saori自身と思われる主人公・夏子と、Fukaseをモデルにしていると考えられる月島の二人を中心に展開する。

 物語は大きく分けて二部構成になっており、前半では夏子と月島の中学高校時代が描かれ、後半ではバンドの結成からデビューまでの道のりが描かれている。特に後半部では、メンバーが住み込みでclub EARTHと思しき場所をつくっている場面が描写されたり、月島からのプレッシャーに押し潰されそうになりながらも曲づくりに励む夏子の様子など、SEKAI NO OWARIファンならおなじみのエピソードが次から次へと飛び出してくる。

 そういったことを勘案すると、この小説のけっこうな部分が事実に深く即しているものだと見ても決して言い過ぎではないだろう。実際、Saoriはこの小説について「週刊文春」(文藝春秋)2017年11月9日号掲載の阿川佐和子との対談のなかで「もちろん実際にあったこともたくさん入ってるんですけど、どこかはご想像にお任せします(笑)」と語っている。

 この『ふたご』は、繊細な少女の内面が細やかに描かれた青春小説としてもすぐれているが、「実際にあったことがたくさん書かれている」という視点で読むと、さらに興味深い作品となる。というのも、『ふたご』という小説で始めから終わりまで一貫して描かれているのは、夏子から月島への片思いの感情だからだ。

 SaoriとFukaseはかねてよりファンの間で恋仲を噂されてきた。周知の通り、Saoriは今年の1月に俳優の池田大と結婚、8月には妊娠を発表したことにより、最近でこそあまり言われなくなったが、二人の関係についての噂はSEKAI NO OWARIのデビュー以来ずっと消えることなく存在し続けてきたものである。

 そんな噂の存在を肯定するかのごとく、『ふたご』では夏子の恋心、そして、その片思いの情を知りつつも微妙な距離をとり続ける月島が描かれる。

 夏子は初めて月島と二人で出掛けた14歳のときからずっと彼のことを思い続ける。しかし、月島は彼女の思いを十分に理解しつつも、二人の関係を明らかにすることを拒み、「友達であり、恋人であり、家族みたいでもある」と語る。だから月島は夏子とは違う女の子と付き合ったりもするし(そのなかには夏子の友だちも含まれている)、そのことを夏子に話したりもする。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

セカオワSaoriの小説が直木賞候補に! Fukaseとの壮絶な依存的恋愛関係を描き、DVを思わせる場面ものページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。SaoriSEKAI NO OWARI文藝春秋直木賞の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 BTSと秋元康のコラボ中止で浮き彫りになった日本のガラパゴスぶり
2 大坂なおみの母親が日本で受けた結婚めぐる人種差別
3 江角もハマった恐怖のママカースト
4 3選安倍首相の秋葉原街宣で参加者に謎の茶封筒が…
5 AKBから「名誉毀損」の恫喝メール
6 八代弁護士とせいじが消費税で「たかだか2%」の暴論
7 山田優、辻希美…“炎上育児”の危険
8 安倍首相が秋葉原街宣で動員以外の一般市民を排除
9 沖縄県知事選で佐喜真陣営が予算をエサに建設業者を動員
10 『女が嫌いな女』アンケートの噓を暴く
11 “がん放置”近藤誠医師が宗教化?
12 あの香川も!サッカー選手のヘア処理
13 炎上!「ViVi」“プロ彼女”特集 
14 男尊女卑・女性差別事件総まくり
15 保守女子は小籔、つるの、向井理が好き
16 有働由美子を勇気づけた山口智子の言葉
17 街角に立って客をとる女性たちの貴重な記録
18 女流官能小説家が業界の偏見を暴露
19 セクハラ告発者叩きを生む男尊女卑
20 安倍首相が圧力問題で自分の嘘をバラし犯人を示唆
1安倍首相が秋葉原街宣で動員以外の一般市民を排除
23選安倍首相の秋葉原街宣で参加者に謎の茶封筒が…
3沖縄県知事選で佐喜真陣営が予算をエサに建設業者を動員
4 「新潮45」杉田水脈擁護に安倍応援団揃い踏み
5 八代弁護士とせいじが消費税で「たかだか2%」の暴論
6「新潮45」でLGBT攻撃!小川榮太郎と安倍の関係
7安倍チル議員から圧力受けた『ちびまる子ちゃん』映画
8 秋元康のガールズバンド計画が大炎上
9 BTSと秋元康のコラボ中止で浮き彫りになった日本のガラパゴスぶり
10大坂なおみの母親が日本で受けた結婚めぐる人種差別
11安倍首相が圧力問題で自分の嘘をバラし犯人を示唆
12樹木希林が辺野古に現れた日
13安倍首が総裁選討論会で嘘と逆ギレ連発
14安倍首相が総裁選でトンデモ発言継続中
15沖縄知事選で安倍自民党の佐喜真淳候補
16沖縄県知事選で創価学会幹部が暗躍
17安倍政権が「賃金データ」を恣意的操作
18安室奈美恵のラストライブをめぐり自民党が
19総裁選で安倍側近・西村官房副長官が地方議員に圧力
20 “慰安婦像に蹴り”人物と杉田水脈、和田政宗の関係

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄