神田うのが「KYな母親はダメ」「目立たず控えめに」と娘のために脱KY宣言! でも弱者への配慮のなさは変わらず

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「妻である私が、大バッシングをあびると、当然、夫に大きな迷惑をかけることになります。さらに子どもには、元気がなくなるほどの心配をかけてしまいました。私へのバッシングは、もう私ひとりの問題では済まされないんです。私はこのしくじりに気づいて、さすがに落ち込みました。そして、生まれて初めてこんな気持ちになりました。「KYな母親はダメ 自分を変えよう!」。ひとりのKYはいいけど、家族を持ったKYはダメだと気づきました。これまでバッシングや自分にとってネガティブな意見はスルーしてきましたが、それではダメだとわかったんです。そして私は、生まれて初めて自分自身と向き合い、自分を変えないといけないと本気で思いました」

 彼女は、涙ぐみながらこんな風に語ったのだ。なんだか良さげな話をしているように聞こえたかもしれないが、これって、夫や子どものために、自分の生き方を変える、ということである。そんな前近代的な道徳主義を今頃になって、何をもっともらしく語っているのか。

 だが、彼女が「家族のため」という発言をしたのは、このときがはじめてではない。今年5月にエッセイ集『女も殿であれ!』(講談社)を上梓しているのだが、ここでも、子どものために母親として、空気を読むことを推奨している。

「仕事をしている『神田うの』は奥の方にしまって鍵をかけておかなくちゃ!」
「子供の世界では、ファッションもまた、目立ちすぎてはいけないんですね。ということで娘の学校では『目立たない』をモットーに、自分のオーラを消して『地味』を貫くことにしています」
「母親は、子供の学校では、目立たず、奥ゆかしく、先生を立てて……というのが正解のようです!」
「仕事の場では『神田うの』でも、娘の世界では、ただの『こうのちゃんのママ』。だから、神田うのは封印して、ひたすら目立たず控えめに、を心がける」「娘の世界で目立つと本当にロクなことにはなりませんね(笑)」

 ようするに、ママ友コミュニティのバカバカしい同調圧力に抵抗するどころか、シッポをふって従属し、「目立たず、奥ゆかしく、先生を立てて」などと、その伝道活動を始めているのだ。

 いったい神田うのはどうしてしまったのだろう。しかも、うのは「子どものためにKYを封印」といいながら、その最悪な部分については全く封印してはいないし、変わってもいない。それは、自分の喋っていることが強者の論理そのものであることに無自覚で、弱者に対する想像力が決定的に欠如していることだ。

 たとえば格差や貧困と連動して社会問題化している奨学金制度について神田は6月30日の『ノンストップ!』(フジテレビ)で、奨学金を返済できない若者に対しこんな苦言を呈している。

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