ツイッター企画「#自民党に質問」で自民党が厳しい質問や安倍批判を一切無視してヤラセまがい自己宣伝!

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 さらには、「安倍総理のツイッターの中の人は山本一太さんというのは本当?」「山本先生のネット戦略アドバイザーとしてのご自身の働きをどう評価していますか?」という、山本議員の自己宣伝としか思えないような質問をとりあげたり、「安倍総理は人として尊敬できますか」という質問に「答えはYES。信義がある人。安倍総理は本当に信頼できると思います。第一次政権のころは結構イライラしていましたけど、いまは周りの人に聞くとほとんど怒ったことがないみたいですね」と露骨なヨイショをしてみせたり……。

 これでは、ユーザー、視聴者の怒りが沸騰するのも当然だろう。実際、中継が行われたアプリPeriscopeは、ツイッターユーザーが画面にリアルタイムでコメントを投稿できる仕組みになっているが、中継中から〈公約はネットで確認できるので、回答お願いします〉〈30分しかないんだから、質問に早く答えてよ〉〈しつもんに答えてくださーーーーーい〉などといった書き込みが殺到。呆れ果てた視聴者から〈どうでもいいわ!〉〈時間つぶしかよ〉〈テレビショッピングの小芝居のほうがマシ〉などと揶揄される始末だった。

 ところが、自民党は最後の最後までこの「やらせ」を貫き、さらに当事者である山本議員は中継後の24日早朝、自身のブログを更新し、そこでこんなことを書いていた。

〈予想したとおり、視聴者からのツイートは辛辣なものが多かったらしい。参院選挙中であることを考えれば当然だろう。ここぞとばかり、「アンチ安倍」の人たちが、ワッと攻撃を仕掛けて来るのは目に見えていた。 
 が、自分以外だったら、もっとひどかったに違いない(笑) とにもかくにも、反響が大きかったのは良かったと思う。伝わるひとには、伝わっているはずだ。〉

 何を言っているのだろう、この安倍の腰巾着は。国民から質問を募っておいて、それにまともに答えないばかりか、その不誠実な姿勢に対する不満の声を「アンチ安倍の人たちがワッと攻撃」などとほざく。国民をなめているとしか言いようがない。しかも、「伝わる人には、伝わっているはずだ」、だと? 

 たしかに、今回の一件で、自民党が結局のところ、国民の疑問に答えるつもりなどないということは十分伝わった。

 争点を経済の一点張りでアベノミクスの虚構をひたすら喧伝し、誰がどう見ても真の争点である改憲の野心を隠し、議席獲得後に手のひらを返す。そうした国民軽視の卑劣なやり口が、今回のツイッターの企画で完全にあぶり出された形だ。

 だが、政治家連中がいくらなかったことにしようとしても、ハッシュタグ「#自民党に質問」は多くのツイッターユーザーの目に止まり、ある種のムーブメントにすらなった。今後も、自民党や安倍政権の政策に対する疑問を、どんどん投稿していけば、その危険な本質はネット上に広まっていくはずだ。

 いつまでも連中の広報に乗せられてはならない。政治をジャッジするのは、わたしたち自身にほかならないのだから。
(小杉みすず)

最終更新:2016.06.24 06:56

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