ヤクザから学ぶ、要求を通すための正しい「怒り方」のテクニック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
yakuzashiki_01_140717.jpg
『ヤクザ式 相手を制す最強の「怒り方」』(光文社)

 ストレス社会といわれる現代、日々怒りを感じて生きている人は多いのではないだろうか。友だち、上司や部下、ご近所にママ友、家族──怒りの対象は数限りない。もちろん我慢しようとは思うが、時にはどうしても爆発してしまう。しかし、大抵の場合、いいたいことは伝わらず、自分でもわけがわからくなって、人間関係が壊れるだけだ。

 では、自分の不満をきちんと伝え、要求をとおす怒り方、つまり「正しく怒る」にはどうしたらいいのだろう。

 そんなときは、そのスジのひとたち、つまり、ヤクザを見習ってみてはどうだろうか。イリーガルな存在であるヤクザのまねをするなんて、と抵抗があるかもしれない。しかし、『ヤクザ式 相手を制す最強の「怒り方」』(向谷匡史/光文社新書)によれば、ヤクザの怒り方がもっとも「手っ取り早く現実的」らしい。

 同書の著者はヤクザ関係の取材が豊富な元週刊誌記者だが、ヤクザは怒りを熟知している究極のプロであり「一般市民は〈怒り〉を感情で処理する」のに対し「ヤクザは理性に落とし込み」、〈怒り〉によって最大限の効果と利益をあげるのだという。

 なるほど。妙な説得力のある理屈だが、では、そんなヤクザの怒りのテクニックとはいったいどんなものなのか、同書から紹介すると──。

 まず、ネチネチくどい相手に反撃する場合、“信用”という言葉がキーになる。ヤクザ社会は信用が一番。だからくどい相手には「わしが信用でけへんのか!」と居直り、逆に相手に「悪かった」と言わせてしまう。これは会社でも通用するという。上司や部下に頭にきたときに、低い怒りのトーンでたんかを切るといいらしい。「課長、私のことが信じられないんですか?」と課長に切り返せば、「信用しないというわけではない」とトーンダウンする。もし信用していないなどといえば、リーダーとしての適正を疑われる。だから部下に歩み寄らざるを得ないのだ。

 次は正論を主張する人への対処方法。ヤクザの抗争で、幹部たちが話し合いをした。「殺っちまいましょう」とエエカッコしいの一人の幹部が声高に主張した。しかし他の幹部は抗争など避けたいが、建前上、そうはいえない。その場合は「ウチからも“兵隊”を預けるぜ」と、賛成や反対を表明せずに責任を丸投げしてしまうのだという。実際、こういわれたカッコつけ幹部はビビって逃げ腰になったという。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

ヤクザ式 相手を制す最強の「怒り方」 (光文社新書)

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

ヤクザから学ぶ、要求を通すための正しい「怒り方」のテクニックのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。クレーム暴力団の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

1 自衛隊が小学生まで「自衛官勧誘」目的のパンフレット作成
2 小池百合子が関東大震災朝鮮人被害者の追悼式典に10年連続で追悼文拒否!
3 AKBから「名誉毀損」の恫喝メール
4 読売テレビが子ども相手に竹田恒泰の「フェイク皇室史」刷り込み放送
5 BTSと秋元康のコラボ中止で浮き彫りになった日本のガラパゴスぶり
6 タモリと中園ミホの不倫密会を完全スルー!
7 葵つかさが「松潤とは終わった」と
8 吉高由里子が元カレに言った一言
9 高市早苗が「戦争をしたがっている」ことを証明するトンデモ発言集!
10 ほっしゃん炎上と「在日認定」
11 田崎史郎が『モーニングショー』から消えた! 原因は玉川徹?
12 片山さつきは警察に圧力!自民党が隠したい安倍元首相と統一教会の深い関係
13 「朝鮮人大虐殺」は過去の話ではない
14 HKT新曲が炎上…秋元康の女性蔑視
15 小泉防衛相ら靖国参拝 靖国のグロテスクな戦争礼賛の本質
16 「国家情報局」の母体「内調」が行なってきた政治謀略総まくり!
17 AKBと電通のシークレット飲み会
18 竹田恒泰が女系天皇否定を批判され「天皇そのものが差別の根源」と開き直り
19 読売TV『あさパラ!』が岡田晴恵の容姿をからかうセクハラ的バッシング!
20 キンコメ高橋が法廷で母親の自殺を告白
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄