ポイント還元事業でも電通に307 億円、倍増の政府広報費も半分が電通…安倍政権の異常な電通優遇はネット情報操作の見返りか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
ポイント還元事業でも電通に307 億円、倍増の政府広報費も半分が電通…安倍政権の異常な電通優遇はネット情報操作の見返りかの画像1
電通HP


安倍首相が新型コロナ対策として第一次補正予算で約1.7兆円も計上した「Go Toキャンペーン」にキナ臭い動きが出てきた。「Go To」の事務委託費が上限3095億円にもなるとして批判が高まっていたが、政府は事務局事業者の公募締め切り日である8日を待たずに募集をいったん中止し、事業者公募を観光や飲食といった分野ごとに担当省庁が個別に委託先の公募をやり直すと決めたのだ。

中小・個人事業者向けの「持続化給付金」で“再委託で電通に丸投げ”の事実が発覚し問題となっている最中に、突然の公募取りやめ──。本サイトでは既報で「Go To」事業も委託先は「すでに電通で決まっている」という噂が広告業界で広がっていることを紹介したが、この噂どおり、「Go To」の事務局委託は電通で決定していたものの、批判の高まりを受けて白紙に戻したということではないのか。

 しかも、政府と電通の“癒着”疑惑はまったく晴れていない。まず「持続化給付金」事業ではさらに電通グループが給付金をめちゃくちゃな規模で食い物にしている構図が明らかになった。この事業では経済産業省が事務業務を電通のダミー法人と思われる一般社団法人サービス推進協議会に769億円で委託し、サービスデザイン推進協議会がそのうち749億円を電通に再委託していた。ところが、電通は自分たちではほとんど何もやらず、事業の大半を外注。「管理・運営費」として104億円の金を中抜きしていたのだ。しかも電通はさらに、電通ライブ、電通デジタル、電通などの子会社5社に外注。そこからまたパソナなどに外注されておりその金額が公表されていないため正確な総額はわかっていないが、わかっているだけでも少なくとも約154億円が電通グループに流れる仕組みになっているのだ。

 これは、新型コロナで国民の逼迫する生活を救うための給付金を悪用して、電通グループに利益が転がり込むようにスキームがつくられていたということではないか。

 しかも、政府事業の電通への不信な金と仕事の流れは、持続化給付金だけではない。問題となっているサービスデザイン推進協議会は、持続化給付金以外に13件もの事業を経産省から受託し、そのうち6件を電通グループに再委託していたことが判明している。

 また、サービスデザイン推進協議会以外でも、電通は安倍政権下で山ほど政府の給付・補助金事業を受注してきた。そのことを象徴するのが、サービスデザイン推進協議会が入居する雑居ビルの問題だ。

 サービスデザイン推進協議会は電通本社にほど近い中央区築地の雑居ビルに実態のほとんどない事務所を置いているが、この雑居ビルには、多くの政府の補助金事業の事務局が入っている。

 たとえば、サービスデザイン推進協議会と同じフロア(2階)に「商店街まちづくり事業事務局」。3階には「中心市街地再生事業事務局」「農商工連携等によるグローバルバリューチェーン構築事業事務局」「小売・ふるさと名物開発応援事業事務局」「商店街インバウンド促進支援事業事務局」……。

 実はここに名前を挙げた事業は、すべて電通がその事務局を請け負っているのだ。

 さらに、安倍政権が総額約7750億円もの予算を計上してきたキャッシュレス決済還元事業でも「持続化給付金」と同じ構図の問題が浮上している。6日付の朝日新聞によると、キャッシュレス決済のポイント還元事業の事務局を政府から受託した「一般社団法人キャッシュレス推進協議会」は、受託費の約93%にあたる約316億円で電通や野村総合研究所などに事業の大半を再委託。なかでも電通の再委託費は約307億円にものぼるという。

 じつはこの「キャッシュレス推進協議会」については、3日の衆院経産委員会でも問題となっていた。中小企業庁側は同協議会について「協議会の職員は16人。事務局として港区新橋に6フロア200人の体制を組んでいる」と説明。しかし、立憲民主党の川内博史衆院議員の調査によると、その新橋にある協議会の所在地は10平米くらいの大きさしかなく机が最大4つしか置けないレンタルオフィス。その上、同協議会もやはりサービスデザイン推進協議会と同様、法律で義務づけられている決算公告をおこなっていないことが判明している。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

ポイント還元事業でも電通に307 億円、倍増の政府広報費も半分が電通…安倍政権の異常な電通優遇はネット情報操作の見返りかのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。Go Toキャンペーンポイント還元安倍晋三政府公報編集部自民党電通の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 年金積立金が1~3月期で18兆円マイナス! 国民の年金を溶かした安倍政権の責任
2 官製デマによる『モーニングショー』一斉攻撃はやはり安倍官邸の指示
3 大谷医師が明かしたネトウヨの電凸攻撃!「反日」と怒鳴り込まれたことも
4 小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
5 PCR検査拡大を訴える大谷クリニック院長がテレビから消えた!
6 東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
7 小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 杉田水脈事務所が本サイトに抗議! フィフィさんは大はしゃぎしてない
10 吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
11 小池百合子、小野泰輔の“ヘイト”に津田大介が切り込んだ
12 『テラスハウス』木村花さんへの「やらせ指示」はやはりあった!
13 安倍首相秘書が案里陣営とともに溝手陣営切り崩しに動いていた!
14 河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
15 久米宏がTBSラジオの最終回で何も語らなかったのはなぜか?
16 久米宏が終了決定のTBSラジオで田中真紀子と
17 安倍首相が「退院者数」の少なさ隠蔽のためクルーズ船乗客を含めるペテン
18 『進撃の巨人』のシキシマはリヴァイ?
19 “フジのスシロー”平井文夫解説委員の安倍擁護は“本家”田崎史郎より酷い
20 大震災を予言した霊能師の幻の書
1小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
2 年金積立金が1~3月期で18兆円マイナス! 国民の年金を溶かした安倍政権の責任
3河井克行・案里事件で検察の捜査が安倍首相の地元事務所も捜査対象に
4安倍首相秘書が案里陣営とともに溝手陣営切り崩しに動いていた!
5小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
6橋下徹の政権批判はポーズ!安倍首相とAbema対談でアシスト
7検品したアベノマスクにまだ「虫」が…作家で医師の海堂尊が画像公開
8大谷医師が明かしたネトウヨの電凸攻撃!「反日」と怒鳴り込まれたことも
9「安倍さんからと言われた」河井前法相から現金を受け取った町議が証言!
10「専門家会議廃止」の裏に緊急事態宣言の解除をめぐる安倍官邸と専門家の対立
11フジ産経の世論調査のインチキは“架空回答”だけではない!そのペテン手口
12 田崎史郎が『モーニングショー』から消えた! 原因は玉川徹?
13 “フジのスシロー”平井文夫解説委員の安倍擁護は“本家”田崎史郎より酷い
14東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
15吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
16安倍首相がイージス・アショア停止を悪用して「敵基地攻撃能力」保有へ
17河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
18小池百合子、小野泰輔の“ヘイト”に津田大介が切り込んだ
19『テラスハウス』木村花さんへの「やらせ指示」はやはりあった!
20久米宏がTBSラジオの最終回で何も語らなかったのはなぜか?

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄