自殺した赤木俊夫さんの妻の指摘まで否定してシラをきる安倍首相! でも「首相の答弁が改ざんの原因」を証明する記録が…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
自殺した赤木俊夫さんの妻の指摘まで否定してシラをきる安倍首相! でも「首相の答弁が改ざんの原因」を証明する記録が…の画像1
首相官邸HPより


 この男はいったいどこまで冷血なのか。森友問題の決裁文書改ざんを強要され自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんが遺した遺書と手記をめぐり、安倍首相が「胸が痛む」などと言いながら、「麻生大臣のもとで徹底的に調査し明らかにした」として再調査を拒否しつづけている件だ。

 しかも、安倍首相は19日の参院総務委員会で、改ざんのきっかけが2017年1月17日に安倍首相が国会で述べた「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」という答弁だったと指摘されると、「改ざんのターニングポイントとなったのは2月17日の発言だったとは手記のなかには(書かれて)ない」と反論したのだ。

 しかし、この安倍首相の卑劣な態度に対して、本日23日、赤木さんの妻が直筆の文書を公表。そこにはこう書かれていた。

〈安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。
麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。
この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います。〉

 改ざんの原因をつくったのは安倍首相の発言であり、調査される立場だ──。まったくそのとおりとしか言いようがないコメントだが、しかし、信じがたいことに、安倍首相はきょうの国会で、さらに赤木さん夫妻を冒涜する答弁を連発したのだ。

 本日おこなわれた参院予算委員会では、この赤木さんの妻によるコメントが取り上げられたのだが、これを受けて答弁に立った安倍首相が繰り返し口にしたのは、またしてもこんな言葉だった。

「総理答弁が改ざんのターニングポイントになったというのは、この赤木さんの、職員の手記に書いてあるのではないということは、あらためて申し上げておきたい」
「首相答弁が(改ざんの)ターニングポイントだということは手記にはない。(手記を)読まれたんですか?」

 たしかに、手記のなかには「総理答弁が改ざんのターニングポイント」とは書かれておらず、「週刊文春」(文藝春秋)の記事において、改ざんの背景を解説するなかで〈ターニングポイントとなったのは二月十七日だ〉と指摘されている。だが今回、赤木さんの妻が直接、〈安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました〉と明確に言及したのだ。にもかかわらず、安倍首相は「本人の手記には書いていない」という一点張りで、赤木さんの妻の反論を真っ向から否定したのである。

 これだけではない。「週刊文春」の記事のなかで妻が語っていた〈ことあるごとに「大変なことをさせられた」「内閣が吹っ飛ぶようなことを命じられた」「最後は下っ端が責任を取らされる」「ぼくは検察に狙われている」とおびえていた〉という証言をもとに、日本共産党・小池晃議員は、安倍首相をこう追及した。

「佐川氏はなんで虚偽答弁したのか。理財局は何のために決裁文書を改ざんしたのか。総理、あなたと昭恵夫人の国有地売買とのかかわりを隠蔽すること以外に理由はないじゃないですか。誰が見たってそうですよ。だからこそ赤木さんは、『内閣が吹っ飛ぶようなことを命じられた』と怯えられたんじゃないですか?」

 だが、安倍首相は、この妻の証言をもとにした追及に対しても、こんなことを言い出したのだ。

「『内閣が吹っ飛ぶような』ということは、手記には書かれていない。それはいま、小池さんがクリエイティブに付け加えられたんだろうと」
「赤木夫人の手記と赤木氏本人の手記と、これは別々のもの。私が申し上げたのは赤木氏の手記のなかには、私の発言がきっかけだったという記述も『内閣が吹っ飛ぶ』という記述もない。それはしっかりと認識していただきたい」

 ようするに、赤木さんの苦悩をいちばん近くで感じ、そして生前の言葉を聞いてきた妻の証言を、安倍首相は「赤木氏は手記に書いていない」というだけではなく、まるで妻の証言が嘘であるかのような言い振りですべて撥ね付け、完全に無視したのである。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

自殺した赤木俊夫さんの妻の指摘まで否定してシラをきる安倍首相! でも「首相の答弁が改ざんの原因」を証明する記録が…のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。佐川宣寿公文書改ざん安倍昭恵安倍晋三森友問題編集部赤木俊夫近畿財務局の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 大阪・吉村知事が支離滅裂! 大阪の感染者数が急増した途端兵庫県と合算
2 安倍首相のコロナ対応はなぜこんなに遅い? 28日の会見でもまだ具体的提示なし
3 昭恵のNEWS手越ら芸能人と花見報道に安倍首相が逆ギレも説得力なし
4 五輪延期で発覚!安倍のお友だち「アパホテル」に組織委用の部屋
5 三浦瑠麗が近財職員の自殺にトンデモ発言
6 葵つかさが「松潤とは終わった」と
7 感染爆発危機でも安倍首相と小池知事が“グータッチ”
8 安倍首相が赤木俊夫さんの妻の指摘まで否定も証拠の記録が
9 報ステが杉田水脈も赤坂自民亭もスルーした理由
10 安倍のコロナ経済対策が酷い! 家計支援は観光・外食限定の「商品券」
11 赤木さんの妻が安倍首相の反応に「夫が生きてたら悔しくて泣いている」
12 田崎史郎を時事通が特別扱いした理由
13 PCR検査拡大を訴える大谷クリニック院長がテレビから消えた!
14 吉村知事がリテラへの反論で馬脚「大阪・兵庫間の往来自粛」の真相
15 田崎史郎が明かした安倍首相のトンデモな五輪延期計画!
16 蛭子さん「集団的自衛権が怖い」発言
17 金塊容疑者の写真はNEWS手越だった
18 俳優・伊勢谷友介が自殺した近畿財務局職員の手記を読み危機感表明
19 近畿財務局職員を自殺に追い込んだ「森友公文書改ざん」安倍首相の指示だった
20 「大阪・兵庫間往来自粛」は吉村府知事と松井市長の“完全なる誤読”
1自殺した近畿財務局職員が手記であげた「刑事罰を受けるべき財務省職員」
2田崎史郎が明かした安倍首相のトンデモな五輪延期計画!
3安倍晋三の新型コロナ対応と菅直人の原発事故対応とどっちが酷い?
4 PCR検査拡大を訴える大谷クリニック院長がテレビから消えた!
5安倍「東京五輪は予定通り開催」に世界中からツッコミの嵐
6「大阪・兵庫間往来自粛」は吉村府知事と松井市長の“完全なる誤読”
7五輪延期で発覚!安倍のお友だち「アパホテル」に組織委用の部屋
8 安倍首相が「退院者数」の少なさ隠蔽のためクルーズ船乗客を含めるペテン
9近畿財務局職員を自殺に追い込んだ「森友公文書改ざん」安倍首相の指示だった
10安倍のコロナ経済対策が酷い! 家計支援は観光・外食限定の「商品券」
11 安倍首相が赤木俊夫さんの妻の指摘まで否定も証拠の記録が
12昭恵のNEWS手越ら芸能人と花見報道に安倍首相が逆ギレも説得力なし
13厚労省が今度は「ドライブスルー検査」を“医師の診察が伴わない”とデマ
14 安倍首相が会見も新しい対策ゼロ! 質問打ち切りに記者から怒号
15俳優・伊勢谷友介が自殺した近畿財務局職員の手記を読み危機感表明
16近畿財務局職員「遺書と手記」麻生太郎財務相の答えが酷い
17感染爆発危機でも安倍首相と小池知事が“グータッチ”
18 近畿財務局職員の遺書と手記に、映画『新聞記者』の出演女優が涙
19赤木さんの妻が安倍首相の反応に「夫が生きてたら悔しくて泣いている」
20K-1に自粛強要の一方で聖火イベントは強行する安倍政権

カテゴリ別ランキング


マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄