新年特別企画◎安倍政権御用ジャーナリスト大賞(後編)

「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ? “今度は清和会で講演”三浦瑠麗、ジャパンライフ疑惑の田崎史郎をおさえてあの人が!

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1位●岩田明子
最高機密の新元号を安倍首相が事前リーク!? 安倍首相の意向を代弁する“熱狂的カルト信者”に支配されるNHK

 2019年、初の堂々1位に輝いたのは、元TBS記者・山口敬之や産経新聞・阿比留瑠比と並んで「安倍首相にもっとも近い記者」と呼ばれてきたNHK政治部の岩田明子記者。しかし近年、その御用ぶりは拍車がかかり、「首相の代理人」「官邸からの出向記者」などとも呼ばれている。
 たとえば日米貿易交渉で安倍首相による妥結を参院選後にまで引き延ばすという国民に対する詐欺的行為にトランプ大統領が応じたことを「狙い通り」と評価する解説を垂れ流すなど、失敗だらけだった安倍首相の外交で唖然呆然の擁護を展開した。
 さらに岩田記者は改元や即位などの皇室関連行事でも大活躍。宮内庁担当記者でもないのに特番にしゃしゃり出て、新元号が発表された直後にはその言葉の意味や“安倍首相の思い”まで事細かに解説。それは事前に新元号を知らされ、挙げ句、選定した理由まで伝えられていたとしか考えられないものだった。
 新元号案が情報漏れしないように「有識者の携帯を預かった」だの「官邸の携帯電波をシャットアウト」だのと、政権は盛んに「最高機密」とアピールしていたが、そんなトップシークレットを安倍首相が岩田記者に漏らし、それによって自分の考えを代弁させるような解説をさせる……。これが事実ならまさに元号私物化の極みだが、それほどまでに安倍首相にとって岩田記者は最高ランクのプロパガンダ要員だということなのだろう。
 しかも、岩田記者が恐ろしいのはどうもその安倍首相への心酔っぷりがガチなことだ。「文藝春秋」12月号に「安倍晋三VS.文在寅「激突900日」」なるレポートを寄稿したのだが、その中身は、大好きな安倍首相を主人公にして現実を二次創作した小説のようなシロモノで、「代弁者」を通り越して「安倍カルト教信者」としか思えないものだった。
 無論、これは笑って済ませられるような話ではない。NHKでは奮闘する社会部やWeb版に対し圧力がかかり、その先頭に立っているのが政治部だ。他部署のスクープを潰し、安倍擁護報道を垂れ流す、そうした政治部の象徴こそが岩田記者なのだ。
 “熱烈な信者”“政権からの出向者”と呼ぶほかない岩田記者が報道を牛耳るNHK。公共放送が安倍カルトに支配されていることのヤバさを、国民はいま一度考えるべきだ。

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 いかがだったろうか。2019年も御用ジャーナリストやコメンテーターが安倍政権を擁護するためにいかにグロテスクな言動を展開したかがよくわかってもらえたはずだ。しかし、もしかしたら連中が跋扈するのも、これが最後、ということになるかもしれない。というのも、「桜を見る会」問題に加えてIR汚職などで、安倍政権の支持率と求心力が急激に落ちているからだ。このままいけば、年内に安倍政権の終焉という可能性もゼロではない。そのとき、安倍応援団や御用ジャーナリストたちはどうするのか。右往左往のあげく、連中が雲散霧消して、次こそこの企画をやらなくてすむようになることを祈りたい。

最終更新:2020.01.02 02:15

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