和田政宗が「週刊文春」の公選法違反報道に妄想全開で「切り貼り」と反論も、文春にノーカット録音を突きつけられ…

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参議院議員 和田政宗公式ブログより


 今週発売の「週刊文春」(文芸春秋)6月27日号で、「公選法違反疑惑」を報じられた自民党・和田政宗参院議員。周知のように、和田サンといえば安倍首相の覚えもめでたい極右ネトウヨ議員だ。今夏の参院選での改選を控えるなか、去る5月2日のある集会で、公職選挙法で禁じられている「公示前の事前選挙運動」をしていたという。

「週刊文春」によると、和田議員が出席したのは、大手ハウスメーカー・積水ハウスらが主催した「埼玉合同安全衛生推進大会」なる集会。そこでの挨拶で、和田サンはこのように述べたのだという。

「最後三十秒で選挙のお願いでございます。私、全国比例で出ています」
「ですので、是非、和田政宗、もしくは政宗というふうにお書き頂ければ有り難く思います」
「今、必死のお願いを積水ハウス様、積水ハウス様の関連企業様に全国回ってお願いをさせて頂いております」

 詳しくは発売中の「週刊文春」か、この和田氏の発言を音声で公開している「週刊文春デジタル」(外部リンクhttps://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun)をチェックしてもらいたい。

 和田議員は「週刊文春」の取材に対して、「発言はいずれも公選法上の選挙運動には該当しない」と書面で返答したというが、発言自体は文春が指摘するように公選法違反の疑いがある。公選法では、立候補前の「選挙運動」を「事前運動」として禁じており、名前を出して投票を「お願い」する行為は「選挙運動」に含まれうるからだ。

 だが、本サイトとして興味深いのは、この報道を受けた和田議員の慌てふためきようだ。文春の「公選法違反疑惑」は19日にスクープ速報として「文春オンライン」で伝えられていたのだが、すると、和田議員は即座にブログとTwitterで反応。同日21時には、ブログに「週刊文春・加藤晃彦編集長に告ぐ」と題してこんな投稿をしている。

〈週刊文春の、私の発言が「公選法違反『疑惑』」だとする記事。
 文春の加藤晃彦編集長、「とにかく和田政宗を攻撃する記事を書け」と指示したというのは本当でしょうか?
 それは、ジャーナリズムとしてやってはならない手法を使った文春に対する、私が行っている正義の戦いに対する反発でしょうか?逆恨みでしょうか?
 編集会議で「こんなものを記事にするのか?」と失笑を買ったのは事実でしょうか?〉

 疑惑そのものについてはなんの反論になっていないが、それにしても、「週刊文春」の加藤編集長が「とにかく和田を攻撃する記事を書け」と指示したとか、それってただの論点のスリ替え、というか陰謀論だろう。文春を読めば分かるが、記事は事実と取材に基づいたごく常識的なものである。「ジャーナリズムとしてやってはならない手法」も、いったい何の事だかチンプンカンプン。「私の正義の戦いに対する反発」なる主張(?)に関しては、もはや妄想としか言いようがないだろう。

 しかも、和田サンはTwitterでも〈Yahooニュースも安易に文春の記事のタイトルを変えて発信しないほうがよいのでは? 活動の妨害や名誉棄損にあたるものについては対抗措置を取ります〉(19日)などと恫喝。さらに、20日には〈私に対する週刊文春の記事 デジタルに公開された録音を確認しましたが、切り貼りされたものでした〉と、ネトウヨ気質丸出しの“切り貼り”反論をしていた。

 もっともこの“切り貼り”反論にたいして、「文春オンライン」が問題の発言のノーカット録音を公開(外部リンクhttps://bunshun.jp/articles/-/12459)。和田氏は逆に傷口を広げることになった。

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