安倍イラン訪問でNHK岩田明子記者がフェイク解説! ハメネイ師は「怒りのツイート」してるのに「安倍首相の助言を重視」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
安倍イラン訪問でNHK岩田明子記者がフェイク解説! ハメネイ師は「怒りのツイート」してるのに「安倍首相の助言を重視」の画像1
イランを訪問した安倍首相だが…(首相官邸HPより)


「アメリカとイランの橋渡しができるのは世界で安倍首相だけ」という掛け声は、一体なんだったのか──。関係が悪化しているトランプ大統領とイランを仲立ちすべく、昨日、イランの最高指導者・ハメネイ師と会談をおこなった安倍首相だが、またしても「外交の安倍」なる看板が羊頭狗肉にすぎないことを世界中に知らしめてしまった。

何しろ、何の成果も示せなかったばかりか、会談とタイミングを合わせたかのように、日本の海運会社が運航するタンカーがホルムズ海峡で砲撃を受けるという事件が起こったのだ。この事件についてアメリカのポンペオ国務長官は、「米政府はイランが攻撃の背後にいたと判断している」として、「日本に対する侮辱だ」と語った。

 一方、イランのザリフ外相は〈米国が一切の物的証拠も状況証拠もなく即座にイランを非難したことは、安倍晋三首相によるものも含め、Bチームが妨害外交というプランBに動き、イランに対する経済テロを隠蔽しようとしていることを明確に示している〉とTwitterに投稿。「Bチーム」とは、ジョン・ボルトン米大統領補佐官やイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド皇太子を指すもので、5月にもザリフ外相は「『Bチーム』が米国に戦争をさせようとしている。自殺行為だ」として非難していた。今回の安倍首相の「伝書鳩」外交を、ザリフ外相は「Bチーム」の妨害外交のひとつと見なしているようなのだ(【6月16日編集部追記】その後ザリフ氏は「いくつかの誤解を説明する必要がある」として〈#B_Team is sabotaging diplomacy (including important and constructive visit of PM @AbeShinzo〉「Bチームは(安倍首相の重要かつ建設的なイラン訪問を含む)外交を妨害している」とツイートを修正)。

 現段階ではタンカー攻撃に本当にイランが関与していたかどうかは断定できないし、ポンペオのコメントはイラン攻撃の口実に利用しただけかもしれないが、少なくとも、安倍首相のイラン訪問がアメリカとイランの関係修復に何の役にも立たなかったことは間違いない。それは安倍首相との会談後、ハメネイ師がTwitterにこんな投稿を連投したことからも明らかだ。

〈我々は、安倍晋三の善意と真剣さは疑いません。しかし、あなたが米大統領から伝えられたことについていえば、私はトランプをメッセージのやり取りをするにふさわしい相手とは思っていない。トランプへの返答はありませんし、彼に答えるつもりもありません〉
〈安倍晋三氏よ、アメリカ大統領は数日前にあなたと会って、イランについても話した。しかし、日本から帰国した後、彼はすぐにイランの石油化学産業に制裁を科しました。これが誠実なメッセージですか? これで彼が嘘偽りのない交渉をする気があるということが示されると?〉
〈安倍晋三氏よ、あなたは、トランプは米国との交渉がイランの進歩につながるだろうと話していたと、そう言いましたね。我々の進歩は、交渉や制裁解除がなくとも、神の恵みによってなされゆくのです〉

 トランプ大統領の「伝書鳩」として赴いたのに、ゼロ回答どころか、ハメネイ師の怒りを可視化してしまった安倍首相。しかも、笑うに笑えないのは、この「伝書鳩」役はトランプに押し付けられたわけではなく、安倍首相から手を挙げて立候補したものであるということだ。なんと、2016年にトランプが大統領に就任する前にはじめて会談した際、安倍首相は「自分ならハメネイ師に会うことができる」と持ちかけ、トランプも「そうなのか、ハメネイ師に会えるのか」と返答したのだという(朝日新聞デジタル11日付)。つまり、原油の輸入国として長く友好を築いてきた日本とイランとの関係を、安倍首相はトランプに取り入るためのカードとして最初から用意していたのである。

 ところが、その結果はご覧の通り、ものの見事に玉砕。いや、それどころか、安倍首相がトランプの代弁者として振る舞った結果、築き上げた日本とイランの友好関係にもヒビが入った可能性さえあるだろう。

 さらに悲惨なのは、安倍首相とハメネイ師の会談直前に、米財務省がイラン関連企業などへの追加制裁を発表したこと。ようするに、安倍首相は当のトランプ大統領から梯子を外されてしまった、というわけだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

安倍イラン訪問でNHK岩田明子記者がフェイク解説! ハメネイ師は「怒りのツイート」してるのに「安倍首相の助言を重視」のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。NHKイラントランプ大統領安倍晋三岩田明子田崎史郎編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
2 東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
3 『テラスハウス』木村花さんへの「やらせ指示」はやはりあった!
4 吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
5 小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
6 河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
7 小池百合子、小野泰輔の“ヘイト”に津田大介が切り込んだ
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 久米宏がTBSラジオの最終回で何も語らなかったのはなぜか?
10 安倍首相秘書が案里陣営とともに溝手陣営切り崩しに動いていた!
11 『進撃の巨人』のシキシマはリヴァイ?
12 キンコメ高橋が法廷で母親の自殺を告白
13 大震災を予言した霊能師の幻の書
14 “ネトウヨの尊師”青山繁晴と『虎ノ門ニュース』の醜すぎるケンカ!
15 「専門家会議廃止」の裏に緊急事態宣言の解除をめぐる安倍官邸と専門家の対立
16 フジ特番が触れなかった津山事件の真相
17 久米宏が終了決定のTBSラジオで田中真紀子と
18 安倍首相がイージス・アショア停止を悪用して「敵基地攻撃能力」保有へ
19 田崎史郎が『モーニングショー』から消えた! 原因は玉川徹?
20 吉村洋文知事は「武富士」の盗聴犯罪を隠蔽するスラップ訴訟の代理人に
1小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
2河井克行・案里事件で検察の捜査が安倍首相の地元事務所も捜査対象に
3安倍首相秘書が案里陣営とともに溝手陣営切り崩しに動いていた!
4橋下徹の政権批判はポーズ!安倍首相とAbema対談でアシスト
5小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
6検品したアベノマスクにまだ「虫」が…作家で医師の海堂尊が画像公開
7河井夫妻逮捕後の安倍会見に唖然!幹事社フジのアシスト以外質問なし
8「安倍さんからと言われた」河井前法相から現金を受け取った町議が証言!
9フジ産経の世論調査のインチキは“架空回答”だけではない!そのペテン手口
10「専門家会議廃止」の裏に緊急事態宣言の解除をめぐる安倍官邸と専門家の対立
11 田崎史郎が『モーニングショー』から消えた! 原因は玉川徹?
12 “フジのスシロー”平井文夫解説委員の安倍擁護は“本家”田崎史郎より酷い
13安倍首相がイージス・アショア停止を悪用して「敵基地攻撃能力」保有へ
14吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
15河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
16マスコミはなぜ水原希子への差別攻撃を放置するのか!
17小池百合子、小野泰輔の“ヘイト”に津田大介が切り込んだ
18東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
19『テラスハウス』木村花さんへの「やらせ指示」はやはりあった!
20久米宏がTBSラジオの最終回で何も語らなかったのはなぜか?

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄