紅白出演TWICEにも「慰安婦シャツを着ていた」と炎上攻撃! ネトウヨがBTSの“二匹目のドジョウ”狙う韓国ヘイト

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騒動の連鎖の背景に、ネトウヨに媚びる地上波テレビ局

 所属事務所の謝罪により話題が収束しつつあるBTSの次に「韓国ヘイト」の材料を探していたネトウヨたちが、今度は『紅白歌合戦』出場で話題性のあるTWICEに飛びついたといった構図であるが、このように騒動が連鎖している背景には、バッシングの本質が「韓国ヘイト」にあることを見抜くことができず、そこに加担したメディアの責任も大きい。

 メディアのなかでも特に、状況を悪化させる働きをしたのが、地上派のテレビである。ネトウヨの抗議に怯えてBTSの出演を取り消した『ミュージックステーション』。また、ワイドショーも日韓の対立を煽り、BTSに対する罵倒の言葉ばかりを垂れ流しBTSリーダーの何年も前の韓国独立を祝う発言を「反日発言」と紹介したり、実際には韓国でもBTSのTシャツを諌めるような意見もあったにもかかわらず日本に対して過激に反発する声ばかりを紹介するなどし、日韓対立や嫌韓感情を煽りまくっていた。

 そして、ネットでは、BTSを少しでも擁護しようものなら、たちまち炎上の対象となった。

 たとえば、「人なつっこいし、日本語も上手だし、すごい好きなんだな日本のこと、みたいに僕は個人的には感じた」(11月12日放送『直撃LIVEグッディ!』/フジテレビ)と発言したトレンディエンジェルの斎藤司や、事務所ぐるみでの確信犯的な反日行為だと陰謀論を主張した北村晴男弁護士に対して「意図的じゃない」(11月13日放送『直撃LIVEグッディ!』)と反論したサバンナの高橋茂雄のようなコメンテーターは「反日芸人発見」や「日本から消えろ」などと罵倒を浴びせられていた。

 しかし、一方で、ARMY(BTSのファンの総称)をはじめとしたK-POPファンたちのなかには、本サイトでも指摘したように、草の根で両国の亀裂を埋めようとする動きが起きている。

 韓国の日刊紙・ハンギョレ新聞のニュースサイト(11月12日付)にはこんな社説が出ていた。

〈このような時ほど韓国もまた、日本には多様な考えを持っている人々がいるという事実も記憶してほしい。防弾少年団の出演取り消しに対しては「やぼな対応」であり「残念だ」という声も出てくるという。特に強制徴用問題がここまで来られたのは、日本の裁判所に被害者が訴訟を起こした20年余り前から物心両面で支援を惜しまなかった良心的な日本の市民の力が大きかった。11日、東京で約20団体が集まって結成された「強制動員問題解決と過去清算のための共同行動」がその代表だ。保守化して日本で嫌韓の雰囲気が高まる中でも「強制徴用は植民地支配で奪われた個人の尊厳問題」という信頼のもと、容易ではない歳月を経てきた人たちの声は響く。
 極右勢力と日本政府に対しては堂々と批判して要求するが、日本人たちの良心に対する呼び掛けと連帯の綱は手放してはならない。日本政府も最近、文化・スポーツなどの交流は続くように願うと表明しているだけに、前向きな態度を期待したい。13日から始まる防弾少年団の日本ツアーが、韓日の市民の心に小さな掛け橋をかけることを願う〉

 ハンギョレ新聞が指摘しているように、K-POPは分断を煽るための道具ではなく、分断を乗り越える力を持ったものだ。ネットニュースもテレビも、ネトウヨ的意見に媚び便乗し、差別感情や日韓対立ばかりを煽るのは一刻も早く止めるべきだ。

最終更新:2018.11.18 11:07

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