ジャニーズ事務所がTOKIOメンバーに山口強制わいせつの責任を押しつけ!なぜメディアはジャニーズの責任を問わないのか

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山口達也の事件を受けて会見を開いたTOKIOだが…

 本日午後、山口達也の未成年に対する強制わいせつに関して、TOKIOの残りの4人による会見が開かれた。

 リーダーの城島茂が山口から脱退の申し出を受けたうえ事務所退所のための辞表を提出されていることを明かしたり(結論は保留)、松岡昌宏からは「TOKIOに帰る場所がある、帰りたいという思いがあり、その甘えの根源が僕らTOKIOだとしたら、あくまでこれは自分の意見ですが、そんなTOKIOなら1日も早くなくした方が良いと思います」との辛辣な意見まで飛び出す会見となった。ひとまずTOKIOは4人で活動することになりそうだが、それにしても、一方で気になるのが、今回の騒動をめぐるジャニーズ事務所の対応だ。

 1日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長からお詫びのコメントが発表された。そこには、〈私自身は全ての所属タレントの「親」としての責任を負いながら今後も彼らが“ひと”として成長できますよう、支援し続けて参る所存でございます〉といった文言が書かれていた。

 ワイドショーはこれを「異例の対応」と取り上げ、さもジャニーズ事務所が今回の問題を真摯に検証し、反省しているかのように取り上げた。会見前に放送された『ビビット』(TBS)では、国分太一が涙ながらに「(TOKIOの)産みの親にこんなことを言わせてしまったのが本当に情けない」と話してジャニー喜多川社長の手紙について語っていたが、この社長の手紙をそのようなかたちで取り上げるのはとんでもない間違いだ。

 山口の書類送検が報道されたのは先月25日のこと。あれから1週間近くの時が経っており、いまさら謝罪文を出すのではあまりにも遅すぎる。本来であれば即日出されるべき文章だろう。

 そもそも、なぜ謝罪の会見の場にいるのがTOKIOの4人だけで、事務所のジャニー社長や、メリー喜多川副社長、藤島ジュリー景子副社長ら幹部の姿がないのか。SMAPのときもそうだったが、「連帯責任」の負担を背負うのが、どうしてメンバーだけで、事務所のトップはその責を逃れているのか。

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