「文春砲」に疑惑を追及された参院選候補・青山繁晴の珍発言集! 外交の専門家なのに「タックスヘイブン」の意味を知らず…

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 青山氏によると、14年4月にオバマ大統領が来日する前、キャロライン・ケネディ駐日大使が重要な役割を担ったのだという。安倍首相は靖国神社を参拝するなど“イデオロギー先行の人”だとオバマに誤解されていたが(無論、誤解ではなく事実だが)、それをケネディ駐日大使が以下のように説得したのだそうだ。

「僕に明かしてくれる複数の人が現れて。ちょっとビックリなんですが、キャロライン大使がオバマさんに迫った。『あなたは安倍総理を誤解してる』と。で、『自分はフェイス・トゥ・フェイスで目を見てじっくり話してわかったのは、安倍さんっていうのは、ミスター安倍さんというのは、あなたに似てるよ』と。『オバマさんに似てるよ』と。何かって言うと、リアリストだと」(ニッポン放送『ザ・ボイス そこまで言うか!』14年4月24日放送)

「オバマに似てる」という話だけで笑いが堪えきれなくなるが、くわえて青山氏はこう畳みかけた。

「(インテリジェンスの人たちは)安倍さんにコロコロ付いていくんですよ。もう、大好きなのっ! 僕は正直、安倍さんのどこがそんなにいいのかわかんないんですよ。ごめんね安倍総理、聴いてたら(笑)。でも、なんか不思議にある人にとってはグワーッとこう惹き付けるところがあるんですね。で、キャロラインさんは、それにハマッたんですよ」

 何だかよくわからないが、とにかく安倍首相から発されるコロコロ付いていきたくなる不思議な魅力にケネディ駐日大使が“ハマッた”と。──これを政治解説と呼んでいいのかは甚だ疑問だが、青山氏はもうひとつ、世界がひっくり返りそうなとんでもない爆弾発言をテレビで投下している。

 それは、14年に行われた日朝合意の背景を解説しているときのこと。拉致問題の再調査にいたった真相について、青山氏はいつもの「政府高官」「基本的にインテリジェンスの側の人びと」の証言として、「金正恩第1書記は安倍首相を気に入っている」からだと言ったのだ。

「金正恩第1書記が独裁者になってからずっと安倍さんを『案外気に入ってるんだ』とか、人によっては(金正恩は安倍首相のことを)『好きなんだよね』と(語っている)」(『スーパーニュースアンカー』14年6月4日放送)

 さすがに番組キャスターも「『好き』までいきますか?」と驚きを隠さなかったが、青山氏は平然とした様子で「僕もぎょっとしました」と言いつつ、「安倍さんが強いから(北朝鮮は)気に入っている」「北朝鮮こそ日本に強いリーダーを求めている」と理解に苦しむ結論を述べた。

 一体どんなパイプを使ったら、金正恩が「安倍さん好きなんだよね」と言ったという情報が入ってくるのだろう。だいたい、そんな側近しか知り得ないような話まで掴めるのなら世界中から情報屋として引く手あまただと思うが、なぜか青山氏はCSチャンネルや関西のテレビ番組でくすぶっている。

 ただ、ひとつだけ、よーくわかったのは、本人は否定しつつも安倍首相のことが「もう、大好きなのっ!」は、青山氏だということだろう。そして、青山氏は「大好き」が高じて安倍首相からのラブコールに応える形でとうとう参院選にまで出馬してしまった。そのあげくが、“文春砲”の餌食に……。

 もっとも、参院選の最中であることに加え、安倍政権や自民党に対してはすぐに凍り付いてしまうテレビ局の体質を考えると、舛添都知事のケースとはまったく違って、この青山氏の疑惑が大きな話題になることはないだろう。

 そして、前述したように関西での抜群の知名度やネトウヨからの支持を考えると、青山氏はそのまま、当選する確率はかなり高い。

「タックスヘイブン」の意味も知らず、陰謀論めいた解説でネトウヨの熱狂的支持を得てきた“外交の専門家”が、総理の覚えめでたく国会議員に登りつめる……。どんな悪夢だよと言いたくなるが、これがいま、日本で進行している「反知性主義」の現実ということなのだろう。
(編集部)

最終更新:2016.06.30 07:40

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