オヤジ向けに復活「Hot-Dog PRESS」不変の“マニュアル男”ぶりに唖然

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
hotdogpress_01_141111.jpg
「Hot-Dog PRESS」(講談社)公式Facebookより


「出会いとH完全攻略マニュアル」「女の子はそのままのキミが好き!」「女のコの本音&実態徹底究明 好きだからHしちゃう!」

 初っ端から「うへぇ」と唸ってしまいそうな文言を並べてしまったが、これは昔、人気を博していた雑誌「Hot-Dog PRESS」(講談社)の特集タイトルである。「そんな雑誌、知らない」という若者に説明すると、1979年に創刊されて2004年に休刊したこの雑誌は、デートからセックスまでとにかくマニュアル化するという得意技をもち、故・ナンシー関には「童貞が書いた童貞のバイブル」と評された、とくにバブル期世代にもてはやされた伝説の“痛い系雑誌”だ。

 じつはこの「Hot-Dog PRESS」(以下、HDP)が今年、10年振りに“スマホ・マガジン”として復活を遂げた。雑誌離れが進む時代に、しかも男子たちの草食化が叫ばれるこの時代に、まさかの復活。一体、誰が読むのだろうかと心配してしまうが、読者ターゲットは「40オヤジ」。そう、かつての読者たちなのである。

 だが、過去のターゲットであった“童貞”たちだって、世間の酸いも甘いも知っている。いまさら何を指南するのかと興味本位で読んでみたのだが……さすがはオレたちのHDP! 童貞マインドは清いままに失われていなかった。

 たとえば、復活第2号目の特集は、「女子のメール&LINEを深読みしよう!」。いわく、「40オヤジに求められているもの、それは女子のメール&LINEの分析&解読能力だ! そしてそれを踏まえた上での勇気ある撤退or進撃を決めるべきなのである」と、オヤジになっても昔さながらの鼻息の荒さだ。

 もちろん、中身も昔と変わらない“ご都合主義”。この企画では、女子から送られてきたメールで自分に気があるかどうかを判定する方法を指南しているのだが、「仕事、体調、気候、花粉症、痛風などなど」を気遣うひと言があれば「かなり有力である」のだそう。「寒いのでご自愛ください」くらいは、目上相手ならだれでも書きそうなものだが、HDP的にはこれは“イケる合図”らしい。……リアリティが感じられるのが「痛風」という具体的すぎる病名だけというのが、なんともいえない。

 また、女子からのメールに「ピンチ」「困ってる」「凹んでる」「落ち込んでる」などの“ネガティブ系センテンス”が入っていれば、「『私を構って欲しい』というアピールなのである」とHDPは断言する。ふつうに考えれば、「ピンチかも。助けて」なんてメールが届けば、それはカモられているだけ。だが、どこまでもめでたいのがHDPの流儀。この調子だから、「温泉、日本酒、ワインなどが話題に出てきたら、もう誘ってあげよう」と、女性からすれば確実に大迷惑な提案までおこなっている。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

試みの地平線 伝説復活編 (講談社文庫)

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

オヤジ向けに復活「Hot-Dog PRESS」不変の“マニュアル男”ぶりに唖然のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。サニーうどん中年雑誌の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 三浦瑠麗が松本人志の悪質セクハラ発言を「問題ない」と擁護
2 竹田恒泰が父の五輪汚職捜査に「フランスは皇室がないからひがんでる」
3 国連も「組み体操」の危険性を指摘! 重大事故多発もなぜ放置? 安倍政権の復古的教育政策との親和性
4 つんく♂が秋元のメンバー差別に
5 外務省が日米地位協定のウソ説明をコッソリ修正
6 元旦朝生のウーマン村本は間違ってない
7 古市憲寿「平成くん、さようなら」と「終末期医療打ち切れ」論
8 松本人志が指原莉乃に悪質セクハラ差別発言! 
9 JOC竹田会長が女性死なせる交通事故
10 日露外相会談の大失態を必死で隠す安倍政権
11 追悼!市原悦子が生前語った安倍政権への怒り、反戦の思い
12 収賄疑惑の甘利大臣がバンダイとも
13 DA PUMPがEXILEに挑戦状
14 松尾貴史「日本を壊しているのは安倍さん」
15 産経と菅官房長官が「辺野古赤土投入問題」追及の望月記者を攻撃
16 フジ『バイキング』で金美齢が部落差別
17 NGT48問題でも秋元康の“無責任”
18 純烈・友井報道で芸能マスコミジャニーズ御用体質 
19 安倍政権の反韓煽動が酷い!「韓国へ渡航禁止」まで主張
20 東京五輪の賄賂疑惑と電通側のキーマン
1安倍首相が辺野古の土砂投入で「サンゴを移した」と大嘘
2追悼!市原悦子が生前語った安倍政権への怒り、反戦の思い
3クイーンのB・メイ辺野古署名に『ボヘラプ』鑑賞の安倍首相は…
4元日『相棒』が今年も安倍政権批判!
5ローラ、村本、りゅうちぇる芸能人よく言った大賞後編
6所ジョージが沖縄米軍基地反対ソング! 
7ウーマン村本、ローラ…権力批判芸能人を排除する醜悪メディア
8安倍首相の“サンゴ移植した”嘘を追及しない本土メディア
9早野龍五・被曝論文に重大誤り!お墨付き与えた糸井重里の責任
10竹田恒泰が父の五輪汚職捜査に「フランスは皇室がないからひがんでる」
11産経と菅官房長官が「辺野古赤土投入問題」追及の望月記者を攻撃
12安倍首相の改憲キャンペーンに松本人志、小藪千豊らが協力?
13 仏司法当局が東京五輪誘致汚職で竹田恒和JOC会長の捜査開始!
14日露外相会談の大失態を必死で隠す安倍政権
15 ゴーン前会長出廷で露呈した特捜部の無理スジ国策捜査
16 バカリズム、指原莉乃が外国人労働者問題で差別丸出し
17安倍政権の反韓煽動が酷い!「韓国へ渡航禁止」まで主張
18平沢勝栄だけじゃない自民党の性差別 
19外務省が日米地位協定のウソ説明をコッソリ修正
20落合陽一は反省表明したが…古市憲寿と落合の無自覚

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄