【追及!セブン‐イレブン商法 第1弾】

加盟店に弁当を廃棄させて儲けるセブン-イレブンのえげつない経営術

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
seveneleven_01_141025.jpg
『まんがでわかるセブン‐イレブンの16歳からの経営学』

 国内約1万7000店を超えるコンビニエンスストア業界最大手のセブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン)。その経営術が、セブンのマンガコーナーでも売っている『まんがでわかるセブン‐イレブンの16歳からの経営学』(まんが・迫ミサキ 監修・セブン‐イレブン・ジャパン/宝島社)にまとめられている。

 同書によると、約40年たゆまず成長を続けるセブンの強さの秘密が「顧客志向の商品開発力」と「発注」だという。

「顧客志向の商品開発力」とはたとえば、2013年1月に登場して1年で4億5000万杯以上売れるという大ヒットしたセブンカフェだ。セブンカフェは「開発担当者が『自分が毎日飲みたいコーヒー』の質を追求して生まれた」ものだという。

 また、「発注」とは「店舗で売る商品を本部の情報ネットワークを介してメーカーや取引先に注文すること(略)顧客が欲しい商品をいかに発注するかで売上げは大きく変わってしまうからだ」(同書より)

 ここまではまあ、どの小売業にも共通する話だ。しかし、セブンイレブン商法が特徴的なのは、売れ残った商品の廃棄で生じる損失(廃棄ロス)よりも、商品の発注が少なすぎて売上げを逃すロス(機会ロス)を避けることを重視している点だ。

「多くの場合、経営者は、廃棄ロスばかりを気にかけてしまいがち。だから廃棄ロスがゼロとなる『完売』だと万々歳となるお店は多い。だが、セブン‐イレブンの考え方は違う。完売は顧客にとって、その商品を買えないことを意味する。顧客は別の店に商品を探しに行くか、購入を諦めるしかない。(略)このような売り手の満足は、顧客にとっては不満足だと考える必要があるわけだ。セブン‐イレブンが目指すのは廃棄ロスではなく機会ロスの最小化である」(同書より)

 つまり、売れ残ってでもいいから、品物を売り切れ状態にするな、というのである。

 びっくりするような経営哲学だが、たしかにこのやり方がセブン本部を成長させたというのは事実だ。しかし、それは同書に書かれている「機会ロスの最小化」が客を呼び込んでいるというようなきれいな話ではない。実は、この経営哲学の裏には、加盟店を食い物にし、本部だけを太らせていくコンビニ独特の会計学、フランチャイズシステムを利用した詐欺まがいのカラクリがあるのだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

非情な社長が「儲ける」会社をつくる 日本的経営は死んだ!

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

加盟店に弁当を廃棄させて儲けるセブン-イレブンのえげつない経営術のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。企業哲学小石川シンイチ追及!セブン‐イレブン商法の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 DHC吉田会長がNHKに「社員のほとんどがコリアン系」とヘイトデマ
2 吉村知事は自己正当化モンスター!「重症センター」縮小をつっこまれ
3 菅首相が緊急事態宣言を出さないのは五輪開催のため ワクチンも五輪選手優先
4 吉村知事への批判がテレビでも…北村教授、日本城タクシー社長、小木博明も
5 竹田恒泰の「差別主義」を認めた東京地裁の判決文を改めて紹介
6 NHKが聖火リレー中継から五輪反対の声をカット!北京五輪のような情報統制
7 池江璃花子復活劇を五輪強行派が利用! 門田隆将や安倍前首相も便乗ツイート
8 外務省の24億円だけではない、内閣府でも100億円の「コロナ広報予算」
9 『クロ現』降板の国谷裕子が圧力を語る
10 櫻井よしこ、西岡力、文春…朝日・慰安婦報道叩きのデタラメが次々露呈
11 葵つかさが「松潤とは終わった」と
12 「かまいたち山内」にネトウヨ疑惑…排外主義や嫌韓ツイートにも「いいね」
13 萩生田文科相「子どもが変異株に感染しやすいという知見ない」とデマまがい
14 極右ヘイトの企業経営者総まくり(後)
15 乃木坂46橋本奈々未が背負った貧困
16 宮本亜門が「日本から五輪中止を表明すべき」一方、東京都は感染者隠しか
17 吉村知事のマスク義務化提言に「宣言解除要請したくせに」と非難 玉川徹も…
18 どこか痛めてる“痛メン”が大人気
19 自民党がネトサポに他党叩きを指南
20 イノッチが夫婦別姓反対派を一蹴!
1吉村知事は自己正当化モンスター!「重症センター」縮小をつっこまれ
2池江璃花子復活劇を五輪強行派が利用! 門田隆将や安倍前首相も便乗ツイート
3吉村知事のマスク義務化提言に「宣言解除要請したくせに」と非難 玉川徹も…
4「桜前夜祭」問題で辞職した安倍事務所の配川秘書が密かに復職か!
5組織委は文春への圧力より電通との癒着説明を! MIKIKO氏排除も電通ナンバー2が張本人
6NHKが聖火リレー中継から五輪反対の声をカット!北京五輪のような情報統制
7萩生田文科相「子どもが変異株に感染しやすいという知見ない」とデマまがい
8菅首相が緊急事態宣言を出さないのは五輪開催のため ワクチンも五輪選手優先
9厚労省23人会食で更迭処分なら、菅首相と二階幹事長のステーキ宴会は
10DHC吉田会長がNHKに「社員のほとんどがコリアン系」とヘイトデマ
11菅首相が「まん防」で宣言解除の“責任ごまかし”図るも、変異株拡大で手遅れ
12「かまいたち山内」にネトウヨ疑惑…排外主義や嫌韓ツイートにも「いいね」
13吉村知事への批判がテレビでも…北村教授、日本城タクシー社長、小木博明も

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄