田崎史郎が検察庁法改正問題で「黒川検事長と安倍首相は近くない」と嘘八百の政権擁護! 大谷昭宏、ラサール石井にツッコまれ馬脚

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バービーも「“政治と自分って無関係じゃないんだな”と気づいた人たちが動いた」

 無論、ここまでして安倍首相や菅官房長官が黒川氏にこだわったのは、本サイトが繰り返し報じてきたように、黒川氏がこれまで安倍政権の不正をめぐる捜査をことごとく潰してきたからだ。小渕優子経産相(当時)の公職選挙法違反疑惑で秘書のみが在宅起訴で終わったのも、贈賄側の実名証言まであった甘利明経済再生相(当時)の口利きワイロ事件で甘利本人はおろか秘書すら立件されなかったのも、森友学園への国有地不正売却や公文書改ざんで政権や財務省への捜査が潰されたのも、黒川氏が現場に圧力を加えた結果だといわれている。法務大臣官房長だった黒川氏は、その間、事務次官、東京高検検事長と出世してきた。

 ラサール石井は、田崎氏が唱えた“黒川氏と安倍首相・菅官房長官は近くない”説に対し、「この間にですね、いろいろな問題を起こした大臣の方々たちがほぼすべて不起訴になっている。甘利さん、下村さん含め。というようなことで、ちょっとおかしいんじゃないの?ってみんなが思っているということだと思いますけど」とツッコミを入れていたが、こういう疑念を持たれるような不起訴案件が立てつづけに起こってきた結果、いま多くの人が声をあげているのである。
 
 火曜コメンテーターのバービーは「今回、Twitterでこういう声があがったのも“政治と自分って無関係じゃないんだな”と気づいた人たちがやっと動いたというか、自分たちが声をあげないとまずいんだと気づいた人たちがかたまったのかなと思うんです」と述べたが、そうした国民の声をいま安倍首相は無視し、田崎氏をはじめとする御用ジャーナリストが必死になって火消しをしたり矮小化したり、あるいは陰謀論によって打ち消そうとしている。だが、そうした勢力に萎縮する必要はまったくない。おかしいことはおかしいともっと大きな声をあげなくては、安倍首相やその取り巻きによって民主主義が壊されてしまう危機的状況にある。そのことは揺るがない事実だからだ。

最終更新:2020.05.12 10:09

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