浜崎あゆみの恋愛告白本『M』であゆ批判は筋違い! エイベックス松浦勝人の自己PRに協力させられただけ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

「松浦との恋愛が浜崎あゆみを生んだ」という物語は浜崎あゆみの過小評価

 いわゆるレコード会社役員と売れないタレントという支配関係を背景にした松浦氏との恋愛より、十代で出会い7年に渡ってオープンに交際していた長瀬との恋愛のほうに思い入れのあるファンは多く、実際、今回の本についても長瀬との話のほうが読みたかったという声は多い。もちろん、ジャニーズ事務所に所属する長瀬との恋愛を浜崎が語るのは、松浦氏との恋愛を語る以上にハードルが高いにせよ、なぜここまで松浦氏だけをクローズアップし持ち上げなければならないのか。

 しかも浜崎は、松浦氏の権力行使に従順に従いながら、その恩恵を受けたことだけでその地位を築いたわけではない。浜崎は松浦氏と別れた後も快進撃を続け、セルフプロデュースで「世代のカリスマ」としてさらに存在感を増していった。

 小説『M』は、「vogue」「Far away」「SEASONS」の3曲が松浦氏との別れによって生まれた「絶望三部作」だったと書かれて終わるが、浜崎はその後も「evolution」「Dearest」「Voyage」など数々のヒット曲を生み出している。

 華原朋美が小室哲哉との破局とともにそのピークが終焉したのとは違って、松浦氏と別れたあとも、ときに「ワガママ」と批判されるほどの徹底したセルフプロデュースによって同世代の共感を獲得し「世代のカリスマ」というポジションを築いていった浜崎を、「松浦勝人との恋愛が浜崎あゆみを生んだ」という側面のみで語るのは、好き嫌いにかかわらず、浜崎あゆみの矮小化だろう。

 では、浜崎は一体なぜ、こんな本をいま出したのか。浜崎あゆみの再売り出しというより、むしろあゆをダシに使った松浦勝人の自己宣伝以外の意味が見当たらない。

 というか、そもそも出版じたいが、浜崎の意志によるものなのか。

 何より不可解なのは、デビュー以来作詞を自ら手がけてきて、その時々の松浦氏への思いを歌詞にしてきた浜崎が、なぜ「一生に一度の恋」を自分自身の手で書かなかったのか、ということだ。しかも上述のように、浜崎といえば、人一倍、セルフプロデュースにこだわってきた人間である。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

浜崎あゆみの恋愛告白本『M』であゆ批判は筋違い! エイベックス松浦勝人の自己PRに協力させられただけのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。Mエイベックス安倍晋三小松成美幻冬舎本田コッペ松浦勝人浜崎あゆみ見城徹長瀬智也の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

1 村上春樹が貫く歴史修正主義批判「書いておかないとまずい」
2 水木しげるが描いた慰安婦「兵隊以上に地獄」
3 葵つかさが「松潤とは終わった」と
4 今秋発足「防災庁」の職員は「国家情報局」の半分しかいなかった!
5 阿川佐和子結婚手記に不倫略奪婚は?
6 香取慎吾隠し子報道はジャニーズのせい
7 市川沙耶と熱愛・野島アナに二股の過去
8 吉高由里子が元カレに言った一言
9 村上春樹が『騎士団長殺し』『猫を棄てる』に込めた歴史修正主義批判
10 りえママ、娘にたけしとの不倫を強要!?
11 田崎史郎が『モーニングショー』から消えた! 原因は玉川徹?
12 結婚した綿矢りさの大失恋体験
13 三笠宮家に夫妻、母娘の断絶が!
14 五輪マラソン開催で宮根誠司、小倉智昭が札幌を理不尽ディス「なんにもない」
15 高須院長が村上春樹に「日本人ですか」と差別丸出し攻撃を仕掛け批判殺到!
16 維新応援団・野村弁護士が懲戒、橋下徹にも請求が
17 高市首相の熊本地震視察は北朝鮮並みのプロパガンダ!
18 安倍が原爆被爆者訪問をやめて散髪に
19 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
20 〈#ミサイルよりクーラーを〉は正しい 自民党が避難所へのエアコン設置を遅らせてきた
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄