安倍首相の“メシ友”読売新聞・小田尚論説主幹が警察行政を仕切る国家公安委員に! 俸給は年2300万円

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

読売論説主幹が就任する国家公安委員の年間給与額はなんと2347万円!

 そもそも、この小田氏の起用を含む政府人事案は、国会で同意されたのち、総理大臣が正式に任命する見通しだが、国家公安委員会といえば前述のとおり、内閣府外局として警察庁を管理する行政機関だ。1名の国家公安委員長(現在は自民党の小此木八郎衆院議員)と5名の委員で構成され、委員(任期5年、1度に限り再任可)は「特別職の国家公務員」という扱いである。

 当然、委員には国から給与が支払われる。内閣人事局に問い合わせると、その俸給は月額117万5000円で、期末手当(ボーナス)などを含む年間給与額は実に約2347万円にものぼるという。これは内閣官房副長官補や常勤の内閣総理大臣補佐官と同レベルであり、政府役職のなかでも“高給取り”と言えるだろう。

 だが、その高待遇以上に疑問なのは、仮に、大マスコミの現役幹部が国家公安委員という政府の役職に就任したとしたら、はたして報道機関に当然求められる「公権力からの独立」が保たれるのだろうかということ。とりわけ、たとえば国家公安委員会が不問とした警察不祥事に対しては、委員の出身機関の報道が萎縮してしまうのではないか。そもそも、報道各社は国家権力の暴走や不正を追及する立場であるにもかかわらず、経営幹部が“お上”からカネをもらうこと自体が倫理的にアウトだろう。

 いったい、小田氏が所属する読売新聞社はどう考えているのか。本サイトは29日、読売新聞グループ本社に対し質問状を送付。以下の4点について問い合わせた。

・小田尚氏は、平成30年1月29日現在、「読売新聞グループ本社取締役論説主幹」の役職に就いていますか。

・小田氏が政府人事案どおりに国家公安委員会委員に就任した際、御社の取締役論説主幹から退任、あるいは御社を退職する予定はありますか。

・いずれにしても、御社の取締役論説主幹まで登りつめた方が、政府役職である国家公安委員会委員を務めることになれば、報道機関に求められる公権力からの独立に反すると本サイトは考えます。御社のご見解をお聞かせください。

・国家公安委員会委員は「特別職の国家公務員」であり、年間給与額にして約2300万円の俸給が与えられます。マスコミの経営幹部が政府から大金を受領することは、国民感情としても受け入れられないと考えます。御社として倫理上、どのようにお考えですか。

 これに対し、読売新聞グループ本社広報部は30日、書面で〈以下の通り一括してお答えします〉として、このように回答した。

〈小田は取締役論説主幹を近く退任する予定であり、国会の同意があれば、退任後に国家公安委員会委員に就任することになります。
 今回の件で、読売新聞の報道がなんらかの影響を受けることはありえず、報道の独立を損ねるというご指摘は当たらないと考えます。
 なお、国家公安委員には、歴代、新聞社、通信社、NHKの出身者が就任しています。〉

 見ての通り、「マスコミの経営幹部が政府から大金を受領することは、国民感情としても受け入れられない」という本サイトの意見についてはまともに取り合わなかったかたちだが、いずれにしても、小田氏が取締役論説主幹を退任するだけでは、問題の本質は何も変わらないだろう。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

安倍首相の“メシ友”読売新聞・小田尚論説主幹が警察行政を仕切る国家公安委員に! 俸給は年2300万円のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。国家公安委員会安倍晋三小田尚編集部読売新聞の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 自民党大物職員の改憲PRソングが酷い
2 百田尚樹『日本国紀』に“Yahoo!知恵袋コピペ疑惑”
3 直木賞受賞『宝島』が突きつけた「沖縄問題」の本質
4 高須・橋下・ネトウヨのハンスト叩きを元山氏・村本が論破
5 三浦大知が歌う歌は天皇皇后の沖縄への想い
6 櫻井よしこは嘘つきだ!小林節が告発
7 ゆずの愛国心煽動ソングはここが悪質!
8 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
9 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(後編)
10 和田政宗も絶賛「HINOMARU」とW杯
11 “バンクシー”のネズミはOKで安倍首相の顔写真にヒゲはNG?
12 稀勢の里「ナショナリズムのアイコン」の相撲人生
13 DA PUMPがEXILEに挑戦状
14 元旦朝生のウーマン村本は間違ってない
15 沖縄県民投票“不参加”指南の背後に安倍官邸の存在か!
16 三浦瑠麗が松本人志の悪質セクハラ発言を「問題ない」と擁護
17 百田尚樹の「改憲PR映画」がトンデモ!
18 つんく♂が秋元のメンバー差別に
19 柳瀬秘書官、安倍、加計が一緒にゴルフ
20 国連も「組み体操」の危険性を指摘!
1追悼!市原悦子が生前語った安倍政権への怒り、反戦の思い
2所ジョージが沖縄米軍基地反対ソング! 
3竹田恒泰が父の五輪汚職捜査に「フランスは皇室がないからひがんでる」
4ウーマン村本、ローラ…権力批判芸能人を排除する醜悪メディア
5安倍首相の“サンゴ移植した”嘘を追及しない本土メディア
6早野龍五・被曝論文に重大誤り!お墨付き与えた糸井重里の責任
7産経と菅官房長官が「辺野古赤土投入問題」追及の望月記者を攻撃
8 仏司法当局が東京五輪誘致汚職で竹田恒和JOC会長の捜査開始!
9日露外相会談の大失態を必死で隠す安倍政権
10沖縄県民投票“不参加”指南の背後に安倍官邸の存在か!
11 ゴーン前会長出廷で露呈した特捜部の無理スジ国策捜査
12外務省が日米地位協定のウソ説明をコッソリ修正
13安倍政権の反韓煽動が酷い!「韓国へ渡航禁止」まで主張
14三浦瑠麗が松本人志の悪質セクハラ発言を「問題ない」と擁護
15三浦大知が歌う歌は天皇皇后の沖縄への想い
16直木賞受賞『宝島』が突きつけた「沖縄問題」の本質
17“バンクシー”のネズミはOKで安倍首相の顔写真にヒゲはNG?
18松本人志が指原莉乃に悪質セクハラ差別発言! 
19自民党大物職員の改憲PRソングが酷い
20百田尚樹『日本国紀』に“Yahoo!知恵袋コピペ疑惑”

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄