ローラが所属事務所と「奴隷契約トラブル」もワイドショーは完全無視! 芸能界の悪質契約に協力するテレビ局

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

テレビ報道しないタレントと所属事務所の契約トラブル

 まさしく奴隷契約としか思えない内容。「週刊文春」の記事が事実なら、暴力による脅迫の可能性さえある。

 また、羽布津社長はローラの携帯からデータを消去させたうえ、共演者と会うときには社長の許可、また、その他の誰かと会うときもマネージャーへの報告を義務づけるなどしていたという。

 そして、決定的だったのは今年初め、ローラがこの契約内容を改めて確認しようとしたときのトラブルだった。羽布津社長はローラが勝手に事務所をやめようとしていると思い込み、「やめるつもりなら、暴露本を出してやる」と恫喝したのだという。

 こうした社長の理不尽な仕打ちに、ローラの精神状態は限界を超え、今年5月下旬、撮影のために訪れたロサンゼルスの空港でパニック障害のような症状に襲われたと、「週刊文春」は報じている。

 その明るいキャラクターからは想像もできない信じがたい事態だが、しかし、もっと信じられないのがテレビの対応だ。「週刊文春」の記事はローラにかなり近い関係者から話を聞いており、非常に確度が高い。また、記事では直撃に沈黙したことになっているローラだが、実はローラ本人も、「文春」の取材にオフレコで事実を認めていたのではないかとも言われている。

 ところが、ワイドショーはいまにいたるまで、一秒たりともこの問題を報道していない。いったいなぜか。

 LIBERAはバーニングプロダクションなどの大手系列ではないが、社長がかなり強面であるため、テレビ局はトラブルを恐れている面もあったという。しかし、このケースにかぎらず、テレビ局では、芸能人と所属事務所の契約トラブルは完全にタブーになっている。

「芸能人と芸能事務所の契約には、ローラと同じような奴隷契約的なところがありますからね。それを批判すると、大手の事務所まで敵に回してしまう。だから、テレビはこういう問題をほとんど報道しないし、報道するときも『タレントのわがまま』というトーンになってしまう。テレビ局は完全に、芸能事務所側なんですよ」(ワイドショースタッフ)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

ローラが所属事務所と「奴隷契約トラブル」もワイドショーは完全無視! 芸能界の悪質契約に協力するテレビ局のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。バーニングレプロローラ編集部週刊文春の記事ならリテラへ。

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄