ローラが所属事務所と「奴隷契約トラブル」もワイドショーは完全無視! 芸能界の悪質契約に協力するテレビ局

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

公正取引委員会の動きで、芸能人の奴隷状況は変わるか

 まさに、芸能プロの卑劣なやり口とそれに乗っかるテレビ局の非倫理性には呆れるばかりだが、こうした状況は少しずつ変わりつつある。

 のんやSMAPが受けた独立妨害と度重なる干し上げが社会問題となり、ついに公正取引委員会が動き出したからだ。今月4日には、独立や移籍を制限するなど独占禁止法に抵触するような不公正な実態がないかどうか検討するための会議が初めて開かれている。

 芸能プロダクションとのトラブルが原因で嫌がらせを受けたり、継続的な活動ができないといった状況に追い込まれる例は他にも数多ある。事務所独立後にいきなり暴力団と交際した過去があったことなどをほじくり返されて干された松方弘樹、独立後に引退報道や「洗脳報道」などの悪評をメディアに書き立てられた水野美紀と鈴木亜美と安室奈美恵、個人事務所の元社長と元専務を解任した後に彼らがバーニングの周防郁雄社長の後ろ盾を得たことから御用メディアを通じたバッシングを受け紅白歌合戦の連続出場まで途絶えた小林幸子、事務所独立後2年間は芸能活動をできない「2年縛り」を理由にインターネット番組が放送中止に追い込まれたと噂される元NMB48の渡辺美優紀など、挙げていけば枚挙に暇がない。

 今後はこういったケースがなくなるのかどうか、今後の公正取引委員会の動向に期待される。また、このような社会状況になっているのにも関わらず、いまだに「忖度報道」を続けている芸能メディアは、いい加減その姿勢を改めてしかるべきだろう。

最終更新:2017.12.06 07:00

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

ローラが所属事務所と「奴隷契約トラブル」もワイドショーは完全無視! 芸能界の悪質契約に協力するテレビ局のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。バーニングレプロローラ編集部週刊文春の記事ならリテラへ。

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄