膣にヒアルロン酸、処女膜再生…女性の「性器美容整形」の実情

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
seikiseikei_141121.jpg
『モンスターウーマン 「性」に翻弄される女たち』(大場真代/宝島社)

 女性のあいだで美容整形が一般化しつつある昨今。いまどき二重瞼の手術などは定番で、目頭切開に豊胸、リフトアップ、脂肪吸引……と多種多様な手術がおこなわれている。最近では元AKB48の板野友美の胸が「異常に膨らんでいる」ことが大きな話題となっているが、その成長ぶりはもはや人間の域を超えており、本人も疑惑になることは百も承知だと感じさせる。

 美人になりたい。女っぷりをあげたい。若々しくありたい──こうした女性の欲望は、いまに始まった話ではない。だからこそ、女性が望む美容整形の内容は見た目にわかるものばかりだった。だが、最近では、パッと見ただけではわからない“ある部位”を整形する女性が増えているのだという。それはなんと“性器”の整形である。

「セックスに翻弄され、闇を抱えている女性たち」の実態に迫ったルポルタージュ『モンスターウーマン 「性」に翻弄される女たち』(大場真代/宝島社)によると、増加中の性器美容整形にはいくつか種類がある。例をあげると、「小陰唇を縮小」する手術に、「クリトリスの包茎を治す」手術、「膣のゆるみを治す」「処女膜を再生する」「性器の黒ずみを除去する」手術などだ。

「どれも入院せず日帰り、それもわずか1時間程度で手術が可能」という手軽さで、値段も「だいたい10〜20万円ほど」だという性器美容整形。なかでも人気があるというのは、「Gスポットにヒアルロン酸を注入する施術」だという。

 ヒアルロン酸といえば、顔に注入することでほうれい線を目立たなくさせたり、鼻に入れて高くしたりといった方法がよく知られている。「なぜ見えないGスポットにヒアルロン酸を?」「そもそもGスポットって実在するの?」といろいろ疑問に思うが、この手術では、ヒアルロン酸を入れることでGスポットを膨張させ、膣道を狭くするのが狙いなのだとか。

 そして、もうひとつ人気なのが「小陰唇縮小術」。これは「いわゆるビラビラを小さくする」手術で、レーザーメスを使い、小陰唇の余分な箇所や黒ずみを切除。そうして大きさや形を整えるのだという。

 膣を狭め、見た目もソソる形に。……こうして見ると「女性の肉食化はここまで進んだのか」と思うかもしれない。だが、女性が性器整形を選択する背景には、悲しいトラウマがある。

 たとえば、性器の黒ずみを除去する手術を受けた33歳の女性は、彼氏に「前の子はこんなに黒くなかった」「お前ヤリマンなんだね」と言われたことがきっかけだった。彼氏とは早々に別れたというが、彼女にとってこの言葉は心に引っかかり続ける。そして、ネットにアップされているAVを見ては、AV女優と自分の性器の色を比較したり、男性と付き合うたびに「本当はこの人も私のアソコを見て『汚い』とか『本当はヤリマンなんだ』とか思ってるんじゃないか」と不安に駆られたりするように。当然、セックスに集中できるはずもない。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

モンスターウーマン 「性」に翻弄される女たち

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

膣にヒアルロン酸、処女膜再生…女性の「性器美容整形」の実情のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。性教育水井多賀子の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 新潮が報道 菅首相と「第二の森友事件」の相手とのもうひとつの疑惑
2 『クロ現』降板の国谷裕子が圧力を語る
3 菅首相の日本学術会議任命拒否の説明が支離滅裂、矛盾だらけ
4 保釈 河井案里被告と菅首相の特別な関係を物語る”パンケーキ動画”
5 安倍政権が消費者庁のジャパンライフ立入検査ツブシ、内部文書が
6 菅義偉“総理”誕生で権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに
7 ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権』は安倍政権のインチキの記録
8 田母神を担いだ百田、中西の責任
9 橋下徹が日本学術会議デマの取材に「無償インタビューに応じていない」
10 菅首相が所信表明演説でごまかした原発の新増設の可能性
11 菅首相のベトナムでのスピーチが露呈した「教養のなさ」
12 自民党がネトサポに他党叩きを指南
13 安倍が徴用工問題で「ファクト示すのが一番」とツイートしツッコミ殺到
14 ホリエモン擁護のロンブー淳が「切り取り」反論も…発言はもっと一方的
15 「日本学術会議」任命拒否問題で平井文夫、志らく、橋下徹、八代英輝が…
16 NHK大越更迭の裏に官邸と美人記者
17 有働由美子を勇気づけた山口智子の言葉
18 乃木坂46歌唱で『セーラー服を脱がさないで』歌詞の女性蔑視に非難殺到!
19 杉田和博官房副長官「公安を使った監視と圧力」恐怖の手口!
20 菅首相の著書改ざんは“都合の悪い記録は残さない”という宣言!
1欠陥だらけ GoToイートの背景に菅首相と「ぐるなび」会長の特別な関係か
2菅首相のベトナムでのスピーチが露呈した「教養のなさ」
3 中曽根首相「1億円合同葬」強行、教育現場に弔意強要 「前例踏襲」の嘘
4菅政権「成長戦略会議」恐怖の顔ぶれ! 竹中平蔵、三浦瑠麗、アトキンソンも
5菅首相の著書改ざんは“都合の悪い記録は残さない”という宣言!
6 フジテレビがお台場カジノ開発を計画
7二階幹事長はリアル『半沢直樹』? 日本航空がらみの土地取引疑惑も
8菅首相が所信表明演説でごまかした原発の新増設の可能性
9安倍が徴用工問題で「ファクト示すのが一番」とツイートしツッコミ殺到
10橋下徹が日本学術会議デマの取材に「無償インタビューに応じていない」
11 保釈 河井案里被告と菅首相の特別な関係を物語る”パンケーキ動画”
12菅首相の日本学術会議任命拒否の説明が支離滅裂、矛盾だらけ
13新潮が報道 菅首相と「第二の森友事件」の相手とのもうひとつの疑惑

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄