長渕、桑田、元木、フィールズ、ケイダッシュ…清原と親しかった人たちに身元引受人になる気があるかを直撃したら

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「週刊現代」(講談社)2016年3月19日号

 逮捕から1カ月以上の時が過ぎ、初公判が5月17日に決まった清原和博容疑者。3月中旬には保釈されるのではないかと噂されているが、今、話題になっているのがいったい誰が身元引受人なるか、という問題だ。

 一時は清原が現役時代に修行に訪れたという最福寺(鹿児島県)池口恵観法主の名があがるも本人が否定。また時を同じくして、数年前に野球部へゼネラルマネジャーとして招へいしようと話し合いの場を持ったことがあるという、日本航空学園理事長の梅沢重雄氏も身元引受人に手を上げているが今後どうなっていくかはいまだ分からない状況だ。

 そんななか「週刊現代」(講談社)2016年3月19日号が、今後、身元引受人になる可能性のある人物を片っ端から直撃取材している。

 身元引受人として一番適するのはなんといっても家族だが、つい先日、離婚後も使っていた「清原亜希」のモデル名を「亜希」に改名すると発表した元妻はもちろん、両親や弟も、その意思はなさそうだという。

 そこで「週刊現代」が直撃したのが、因縁の元同級生・桑田真澄だった。逮捕直後、清原に「人生の逆転ホームランを」とエールを送った桑田だが、「身元引受人になる気はあるか」という質問にはこう答えている。

「いま、コメントすることじゃないので。現時点で僕がどうこう言えることではないでしょう。ただ、前にも言ったように、復活は心から願っていますよ」
「まずは本人が頑張らないといけないですよね。(手を差し伸べるかどうかも)本人次第ですしね。あとは経過を見ながら、としか言えません」

 明確に否定はしていないものの、身元引受人になる気がないことがありありと伝わってくるセリフだ。

 では、他の野球関係者はどうなのか。真っ先に思い浮かぶのは、メディアでは「弟分」と元木大介だが、彼の所属する事務所のマネージャーは、清原と元木の意外な関係性を語っている。

「確かに元木は、現役時代に清原さんにお世話になりました。しかし、プライベートでも一緒にいたかといえば、そうではありません。1対1で飲みに行ったこともありません。テレビには『良き先輩後輩』として出演していましたが、あくまでそれは番組上の話です。これまでコメントを出してこなかったのも、元木は清原さんのプライベートを知らないからです」

 PL学園の先輩後輩関係にあり、親しい仲であったとされている元巨人の橋本清も同様の答えだ。

「引退してからは、プライベートのつき合いはありません。球場で挨拶する程度です。清原さんが逮捕された後、『親しかった橋本も怪しい』と言われましたが、まったくの事実無根。本当に迷惑しています」

 野球関係者からは、身元引受人どころか、「名前を出されたら迷惑」という空気がひしひしと伝わってくる。西武時代にチームメイトとしてしばしば飲み歩いていた大塚光二も変わらない。

「西武時代にめちゃくちゃ仲が良かったのは事実です。ただ、引退してからは連絡も取っていません。一昨年、大魔神・佐々木(主浩)の殿堂入りパーティーで久しぶりに会いましたけど、そのときも挨拶だけでした」

 突き放したのは野球関係者だけではない。清原が「兄貴」と慕ってきた長渕剛は「週刊現代」の取材を拒否し、事務所関係者は「(逮捕されて)迷惑がかかっている」と繰り返す。清原と長渕は14年に「週刊文春」(文藝春秋)で清原の覚せい剤疑惑が報道される前より絶縁状態にあったと報道されているが、実際、長渕側は今回の件で清原を助ける気はないようだ。

 そういった態度は、昨年夏から清原のマネージメントを請け負い、テレビ出演をお膳立てしたケイダッシュも同じ。川村龍夫会長が身元引受人になる予定はあるかという質問に対して「そうした予定はありません」と、にべもない答えを返している。

 では、タニマチとして清原を支えてきた人はどうなのか? パチンコ関連企業・フィールズ株式会社の山本英俊会長は清原の後ろ盾となり金銭面での支援もしていたとされているが、取材に対し広報担当者はこのように答えている。

「身元引受人になるか。ならないとしても、違う形で復帰に向けて手を差し伸べるか。会社としても、山本個人としても、一切ありません。過去、(フィールズが運営する)トータル・ワークアウトに通われていたり、販売機種のプロモーションに出ていただいたのは事実です。しかし今後は、そういったことも一切いたしません。
(中略)会社として今後一切関わらないという決定は、それだけ信頼を裏切る行為があったということなので、致し方ないと思っています」

 元チームメイト、タニマチなどがことごとく身元引受人を拒否するこの状況に、「週刊現代」は、「友達のふりして利用していただけのやつらはみんな消えた」と批判するが、しかし、考えてみれば、よほどの信頼関係でもないかぎり、「身元引受人」に名乗りをあげるというのはハードルが高い。それを、少し親しかっただけの人間やビジネスで付き合っていただけの人間に「身元引受人になる気はないのか」と追及して、断ったら叩くというのは、ちょっと酷ではないだろうか。

 むしろ、この記事で、改めて痛感させられたのが、マスコミの清原に対する“優しさ”だ。実は逮捕直後からそうだった。犯罪を犯したわけでもないベッキーのことをあれだけ袋叩きにしていたワイドショーや週刊誌が、犯罪を犯した清原に対しては、「スター選手の孤独」とか「野球を奪われた男の悲しみ」などと、やたら同情的だったのだ。

 なかには、コメントした桑田真澄に「お前がドラフトでインチキをしたせいだ」とからむコメンテーターまで出てくる始末だった。
 
 無頼なものへの憧れなのか、日本人のヤンキー好きの表れなのか、理由ははっきりとわからないが、少なくとも、このマスコミの優しい視線を見ていると、タニマチたちが離れてしまっても、清原の復帰は意外に早く実現するかもしれない。あとは、意志の弱そうな清原が本当にクスリを断ち切れるかどうか、というところだろう。
(井川健二)

最終更新:2017.11.24 08:24

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