TOKIO山口達也の強制わいせつでまたマスコミの忖度! 先週書類送検もNHK沈黙、今朝の日テレ『ZIP!』にも出演

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ジャニーズのタレントは刑事事件を起こしても「○○容疑者」とは呼ばれない

 この言葉を聞いて、葵は逆に「大事にされている」と嬉しく感じたというのだから、この関係がどれだけ泥沼化していたのかを伺い知ることができるが、それはともかくとして、タクシー代すら出し渋るとは国民的アイドルグループのメンバーらしからぬ態度である。

 葵が松本のマンションを訪れるのはきまって深夜で、しかも数時間後の明け方には部屋をあとにしている。一度はインターホンに反応がなく帰っており、4年に及ぶ交際にもかかわらず合鍵も持たせてもらえてないのだろう。いくら二股とはいえ、交際相手に対するものとは思えない扱いだ。

 実際、この関係について「週刊文春」記者にあてられた松本は、葵のことを「その人がわかんないんで」と切り捨てた。ようは、二股どころか、都合のいい“カキタレ”扱いして利用していたということだろう。

 さらに忘れてはならないのは、女性たちに対するこうした理不尽な体質に芸能マスコミも加担しているということだ。弱小プロダクションに所属するタレントの不倫スキャンダルにはまるで犯罪行為のごとく大騒ぎするのにも関わらず、ジャニーズのタレントについては犯罪まがいの不祥事であっても黙殺するかアリバイ的にストレートニュースで報じるだけという構図が続いている。

 どんな不祥事を起こしても(それがたとえ警察沙汰になろうとも)、大手メディアが報じないため、ジャニーズのタレントは批判にさらされることもなく、むしろ被害者である女性のほうが攻撃されるような状況を生み出し、その結果ジャニーズタレントたちは「何をやっても大丈夫」という意識がどこかにあるだろう。この構造が、ジャニーズタレントたちの不祥事をくり返させているのは明らかだ。芸能マスコミをめぐるこの理不尽な状況はいったい、いつになったら変わるのであろうか。

 山口達也の事件では、被害女性と出会った場とも報じられている『Rの法則』の放送休止が発表されたのをはじめ、出演番組の放送中止が相次いで発表されている。

 明日以降、ワイドショーなどが今回の事件をどのように報じるか。また被害女性に対して落ち度をあら探しするような卑劣な個人攻撃がなされないか、注視していく必要がある。

最終更新:2018.04.25 11:54

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