自民党の籠池「偽証罪」告発のお粗末! 根拠の筆跡鑑定は『グッディ』で安藤優子が「似てない」と否定した代物

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 実際、官邸御用ジャーナリスト・山口敬之も会見翌日29日の『グッディ』に解説者として出演した際、安藤優子に「なんで、誰の意向で、こんなこと(偽証罪の告発)やるんですか?」と問われ、「グッディがきっかけなんですよ(笑)」などと嘯いていた。

 しかし、『グッディ』の筆跡鑑定というのは、とても根拠になるようなシロモノではない。実は、この鑑定が放送されたとき、当の番組キャスターやコメンテーターたちから一斉に「似てない」と否定されていたのだ。

 改めて、27日の『グッディ』を振り返ってみよう。件のコーナーは、問題の15年9月9日の「振替払込請求書兼受領書」と「払い込み取扱い票」、そして籠池夫人の手紙の筆跡をパネルで示し、レポーターの大村正樹氏が筆跡鑑定人・根本みきこ氏による筆跡鑑定の結果を解説するという形で始まった。

 まず、大村氏が比較したのは、「振替払込請求書兼受領書」の「安倍晋三」の「晋」の字と籠池夫人が書いた手紙の中の「園」の文字。「左側のタテ棒と上のヨコ棒の間が空いているという共通点がある」と解説を始めたのだ

 ところが、スタジオの反応はまったく逆で、「右下のハネの部分が一方にしかない」などと疑問の声が次々あがり始める。そして、大村氏が「(二つの文字は)似ている」という根本鑑定人の結論を紹介すると、スタジオ全体に「えーーっつ!!」と苦笑まじりのブーイングが響き渡り、司会の安藤優子は「似てない!」「似てないって、みんな(言ってる)」と猛抗議したのだった。

 職員が諄子夫人の電話指示で書いたとされる「匿名」という文字についての鑑定も同様だった。大村レポーターは「匿」という文字と、諄子夫人の手紙にある「臣」という文字の「はこがまえが似ている」と説明。さらに「匿名」の「名」部分と、諄子夫人手紙の「名」を比べて「矛盾なく似ていると思いませんか?」とスタジオに質問した。

 すると、安藤以下、スタジオ全体からまたもや「似ていない!」と疑問の声。さらに、大村レポーターが「籠池夫人の字と(振替払込請求書兼受領書の)文字が似ている」という筆跡鑑定家の判定を紹介すると、安藤と高橋克実と三田友梨佳アナが、一斉に「ええっ!?」と驚きの声をあげ、「いやいや、似てない」と鑑定結果に疑問を呈した。

 ところが、そうした出演者たち疑問の数々を置き去りにしたまま、大村氏は「専門家の人は、90%の確率で似ている一致している」と鑑定結果を紹介。「諄子さんがその場(郵便局)に居合わせなければ、(匿名という文字は)書けないから、籠池氏の証言が虚偽の可能性があると結論づけたのだ(安藤はCMに入る直前、コーナーの最後まで「いやいやいや(似ていない)」と発言し続けていた)。

 にもかかわらず、自民党は自分たちの依頼の鑑定でも同様の「所感」が出たと言い張り、それを根拠に、籠池理事長を偽証罪で告発するなどと大見得をきっているのだ。普通に考えたら、どうかしているとしか思えないが、これには裏があるらしい。

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