草彅生出演でも触れられない解散問題…でもSMAPメンバーは1年半前、解散への思いを語っていた! その時もキムタクだけは…

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「するんじゃないですか。ぼくは引き留めないですね。うん。その、だから、ね。以前の森のときも全然そういう気持ちはなかったし、進んでいく方向を彼は選んだわけだし、怪我もあったけど一線でやってるわけだし。鎖でつながれるものではないと思うから、そこは違うんじゃないかな」

 脱退する者が出てきても自分は引き留めない。この明確な意志表示はまさに現在の状況と同じであり、木村にはSMAPに固執する素振りはまったくない。ドラマであるとはいえ、アドリブで出てきたこうしたメンバーのコメントをあらためて見ていくと、木村ひとりがジャニーズ事務所に残り、ほかが全員、育ての親である飯島マネージャーに付くという図式になるのは必然だったのかもしれない。

 というように、まるで現在の状況を予見していたかのように示唆に富んだこのドキュメンタリードラマ。だが、ドラマと現実では違う展開を見せた場面が、じつはふたつある。

 ひとつ目は、ワイドショーの扱いだ。このドラマではSMAPの解散疑惑を『情報プレゼンター とくダネ!』と『ノンストップ!』が報じるシーンが登場するのだが、『とくダネ!』では司会の小倉智昭が「SMAP側が沈黙を貫いているのが気になるんですよね」と追及。さらには「うちの番組、『HERO』の出演者に話、聞きに行ったんですってね」と言い、実際に当時収録中だった撮影現場にレポーターが出向き、北川景子や八嶋智人らにSMAP解散の真相を取材している。まあ、架空の設定のドラマ内の茶番に過ぎないのだが、それにしても独自取材もなく、ただスポーツ紙を読み上げる報道に徹している現状とは大きな違いである。

 そしてもうひとつ違う点は、ドラマ最後の中居の言葉だ。結局、このドラマでは解散を回避するという結末を迎えるのだが、そのときにつぶやく中居の言葉がなんとも泣けるものなのだ。

「5人それぞれ抱えているものは、色も違うし重さも違うし、かたちも違うと思うんですけど、5人で話し合えば、何でも解決するんじゃないかな」

 5人で話し合えば何でも解決するはず──。しかし、現実はそうならなかった。「新潮」の報道では飯島マネージャーが今後の活動でジャニーズから圧力を受けることを懸念し、飯島側に付いた香取、草彅、稲垣、中居に対して事務所にとどまるよう説得、4人は迷っていると伝えられたが、本日付のスポーツ紙は〈(独立を画策した)4人を簡単に受け入れられるはずもない〉(スポーツニッポン)、〈事務所側はいったん独立の意思を示した4人の翻意を認めることはなく、受け入れるつもりもないようだ〉(日刊スポーツ)と報道。スポーツ紙がジャニーズサイド、つまりメリー陣営に付いた報道を展開していることを考えると、メリー副社長の“SMAP追放”の意志は固いと見るべきだろう。

 ドラマで香取が語ったように、“エライ人”によってSMAP解散は現実になってしまうのか。そして木村が語った“根っこが腐った”状態に陥ったいま、どんな顔で『SMAP×SMAP』に5人は登場するのか。今後も目が離せない。
(大方 草)

最終更新:2016.01.14 05:05

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