PC遠隔操作事件で話題のサイコパスは政治家や経営者、医者にも

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
spychopath_01_140707.jpg
『サイコパス 秘められた能力』(NHK出版)

 ウイルスを感染させたパソコンを遠隔操作し、飛行機の爆破や商店街での無差別殺人などの犯罪予告をインターネット上で行った、いわゆるパソコン遠隔操作事件。この一連の事件においてハイジャック防止法違反などの罪に問われている片山祐輔被告は2014年2月の初公判から無罪を主張してきたが、5月20日に一転、全ての罪を認めた。「真犯人」を名乗るメールを報道機関やジャーナリストらに送付していた人物が保釈中の片山被告であると捜査機関に断定された事がきっかけだった。

 無実だと信じ弁護を続けてきた佐藤博史弁護士は会見で、片山被告が“嘘を平気でつける。意図的でなく、自然に嘘が出てくる”と自身を分析していることを明かした。また、「(以前は)『真犯人はサイコパス』と言っていたが、今日(身柄拘束された日)は『自分がそうなんだ』と言っていた」とも。「たしかにだまされた。私より彼のほうが少し上回っていた」と佐藤弁護士もその嘘つきぶりについては認めている。

 片山被告は真犯人、つまり自分をサイコパスだと思っていたということだが、そもそもサイコパスとは何なのか。日本においては反社会性パーソナリティ障害とも呼ばれているサイコパス、『サイコパス 秘められた能力』(ケヴィン・ダットン著、小林由香利翻訳/NHK出版)には、心理学者のロバート・ヘアが発表したサイコパシー・チェックリストが引用されている。

 これは1問2点、20項目の設問から成る。ほとんどの人は2点前後だが、サイコパスの入門レベルは27.6点だという。このチェック項目の一部を挙げると「口がうまい」「良心の呵責や罪悪感がない」「病的な嘘」「他人をだます/操る」「情動が希薄」「暴走しやすい」「過大な自己評価」などだ。このチェックリストをもとに専門家が面接を行って診断する。

 サイコパスといえば悪人というイメージも根強いが、そうではない職業に就いているものも多くいるようだ。サイコパスの連続殺人犯によく見られる特徴「うぬぼれの強さ」「説得力」「外面の良さ」「冷淡さ」「やましさを感じないこと」「他人を操る事」これらは政治家や世界の指導者にも共通しているという。実際にサイコパス度の高い職業として著者は、企業の最高経営責任者や弁護士、外科医などを挙げている。サイコパス度が高くとも犯罪に手を染めず社会に順応しているものも多くいるというのである。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

サイコパス 秘められた能力

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

PC遠隔操作事件で話題のサイコパスは政治家や経営者、医者にものページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。サイコパス殺人精神鑑定の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 即位パレードで安倍首相が“天皇きどり”で窓を開けお手振り!
2 即位パレードで「雅子さまの足跡」を振り返るマスコミが触れなかった深刻な事件
3 即位パレードで天皇夫妻が通った自民党本部に巨大垂れ幕!
4 美智子皇后が誕生日談話で安倍にカウンター
5 マンガ『スシローと不愉快な仲間たち』第7話
6 即位礼に天皇の「安倍首相への抵抗」を示す招待客が
7 葵つかさが「松潤とは終わった」と
8 安倍首相「桜を見る会」の税金を使った不正が国会で明らかに!
9 安倍首相の「共産党か」ヤジはネトウヨの常套句
10 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(前編)
11 『報ステ』小川彩佳降板は政権批判が原因か
12 秋篠宮家の料理番がブラック告発
13 即位礼で百田尚樹からNHKまで「雨が上がって虹が」の神国カルト
14 安倍首相と文大統領の会談写真に産経が「韓国の無断撮影」のイチャモン
15 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
16 竹田恒泰が女系天皇否定を批判され「天皇そのものが差別の根源」と開き直り
17 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(後編)
18 公文書改ざんを生んだ安倍首相逆ギレ発言の舞台裏
19 「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈したもの
20 池上彰が朝日叩きとネトウヨを大批判
1久米宏が「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」と真っ向批判
2安倍政権・厚労政務官が外国人在留申請で口利き「100人で200万円」
3 玉川徹がGSOMIA破棄で加熱するテレビの嫌韓煽動を批判
4明石家さんまが吉本上層部と安倍首相の癒着に痛烈皮肉!
5『ゴゴスマ』で今度は東国原英夫がヘイト丸出し、金慶珠を攻撃!
6『報ステ』の“安倍忖度”チーフPがアナやスタッフへの“セクハラ”で更迭
7『ゴゴスマ』で「日本男子も韓国女性が来たら暴行しなけりゃいかん」
8文在寅側近の不正に大はしゃぎの一方、安倍政権が厚労政務官の口利きに無視
9埼玉知事選で警察が柴山文科相への抗議を排除!柴山も表現の自由否定
10安倍首相がトランプからトウモロコシ爆買い
11菅官房長官「トウモロコシ大量購入は害虫被害対策」は嘘
12 GSOMIA破棄は安倍のせい 慰安婦合意から始まった韓国ヘイト政策
13安倍が後に先送り財政検証の酷い中身
14 GSOMIA破棄で日本マスコミの「困るのは韓国だけ」の嘘
15 松本人志や吉本上層部批判の友近、近藤春菜にバッシング、報復か
16『週刊ポスト』の下劣ヘイト記事は「小学館幹部の方針」の内部情報
17GSOMIA破棄!八代・有本ら安倍応援団は「嫌なら来るな」
18 『モーニングショー』で「暑さに耐えるのが教育」元高校野球監督は右派論客
19 古市憲寿の芥川賞候補作「参考文献問題」に選考委員が猛批判
20『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった!』のデマとトリックを暴く

カテゴリ別ランキング


人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄