高級寿司にローストビーフ…安倍首相が番記者と国民の税金を使って忘年会! 癒着マスコミは恥ずかしくないのか

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国民の税金で番記者とどんちゃん騒ぎした安倍首相(首相官邸HPより)


 酒は飲み放題、高級寿司にローストビーフ──昨年末、官邸で安倍首相が総理番記者とこんな“忘年会”を行ったらしい。しかもコレ、資金が国民の血税だというのだから、開いた口がふさがらない。

 昨年12月25日の午後6時ごろから、首相官邸の地下2階に総理番記者が集い、安倍晋三首相や萩生田光一、世耕弘成ら側近議員と「懇談会」を行った。板前がトロやイクラなどの高級寿司を握り、シェフがふるまったローストビーフは「とろけるような」味わい、安倍首相の前に記者が列をなして、スマホで写メまで撮るほどの懇ろぶりだったという。

 言うまでなく、メディアの使命は“権力の監視”だ。にもかかわらず、安倍首相の一挙手一投足に注視しておかねばならない総理番記者までもが、これほどまでに官邸にとりこまれているとは……。呆れて物も言えないとはこのことである。

 そもそも、安倍政権は、新聞社や通信社、テレビキー局の幹部・論説委員などとの会食を、歴代内閣でも突出して頻繁に行ってきた。もちろん一人あたりの予算数万円という高級店で、である。

 たとえば、昨年の“忘年会シーズン”も、安倍首相は大メディアの幹部クラスと仲睦まじく「会食」をおこなっていた。たとえば、12月4日には東京・京橋の日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」で“マスコミ接待会食”を開催。参加したのは、朝日新聞の曽我豪編集委員、毎日新聞の山田孝男特別編集委員、読売新聞の小田尚論説主幹、日本経済新聞の石川一郎専務といった大手新聞社の重鎮に、安保法制をめぐる報道で安倍首相をアシストしまくっていた時事通信の田崎史郎特別解説委員や、「スシロー」こと島田敏男・NHK解説副委員長と、本サイトでもおなじみのメンツ。また、日本テレビの粕谷賢之メディア戦略局長の名もあった。もっとも、彼らが安倍首相と会食をするのは初めてではなく、ネットや海外メディアでは激しい批判の声もあがっていた。にもかかわらず、性懲りもなく繰り返しているというのは完全に感覚が麻痺しているということだろう。

 もちろん、経営トップとの会食も欠かさない。第二次安倍政権発足後、わかっているだけでも、読売新聞の渡邉恒雄会長、産経新聞の清原武彦会長、熊坂隆光社長、日経新聞の喜多恒雄社長、毎日新聞の朝比奈豊社長、共同通信の石川聡社長(当時)、福山正喜社長、時事通信の西沢豊社長、フジテレビの日枝久会長、日本テレビの大久保好男社長、テレビ朝日の早河洋会長、吉田慎一社長、そして朝日新聞の木村伊量社長(当時)など、ほとんどの新聞社、通信社、テレビ局トップががっちりと組み込まれている。

 こうした安倍政権によるマスコミ幹部の“会食漬け”は、いまや誰もが知るところだが、第一線で安倍首相の動静を伝えている現場記者までも接待漬けだったとは。頭から手足までこのザマ。大マスコミはいったい誰のために報道しているのか、白い眼で見ざるを得ないだろう。

 そして、なんといっても驚くべきは、この“番記者忘年会”の費用が“官邸もち”だったという事実だ。実は、この忘年会を報道した「日刊ゲンダイ」が首相官邸に取材したところ、「懇談会にかかる経費は全て国費で賄っております」と答えている。ようするに、国民が汗水垂らして収めている税金で、タダ飯タダ酒のどんちゃん騒ぎをしていたのである。

 以前本サイトの記者が、安倍首相とマスコミ関係者の会食について首相官邸に取材した際には、「どなたがお支払いしているかはわかりかねます」の一点張りで、私費か公費か、あるいは機密費なのかという質問にも「そういったことはお答えする立場にありません」と門前払いであった。ところが、今回、官邸はゲンダイの取材に対して「全ての記者懇を国費でやっている」と認めているのだ。この調子だと、幹部クラスとの会食費の出どころも、非常に怪しいと言わざるをえない。

 いずれにせよ、われわれの血税が政権の“マスコミ対策”に費やされているという事実は、厳しく追及されるべきだろう。しかし、やはりというべきか、この「日刊ゲンダイ」の報道を後追いする新聞・テレビ報道は皆無。国民を裏切って飲む酒はどんな味がするのか、連中に問いただしてみたいものである。
(宮島みつや)

最終更新:2016.01.09 09:56

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