これはイジメでは? SexyZoneを襲ったジャニ史上最も残酷な追放劇

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『ポケットSexy Zone』(鹿砦社)

 2011年11月のデビュー以降、メンバーの主演ドラマ・映画が次々制作されるなど人気を集めている、ジャニーズの5人組グループ・Sexy Zone。しかし、先日ファンに激震が走った。というのも、今後は佐藤勝利、中島健人、菊池風磨を固定メンバーとし、マリウス葉はSexy Boyz、松島聡はSexy 松といった派生グループの一員として活動。CDリリースやイベントの度にメンバーを入れ替える「Sexy Family」という新体制に移行する、と発表したからだ。

 もともと佐藤・中島・菊池の兄組と呼ばれる年長グループと、弟組と呼ばれる松島・マリウスではCDジャケットの扱いや露出の多さに歴然とした差があり、以前からファンの間では問題視されていた。それゆえ、今回の新体制についてはネット上では「不人気メンバーの切り捨て」「事実上のクビ」「格差ひどすぎ」という声が多く、中には「弟組に対するイジメ」という辛辣な意見も上がっている。

 実際、空気の読めない天真爛漫なマリウスと真面目すぎる部分のある松島は、兄組からイジられる場面が多かった。しかし、元民放キー局勤務の芸能ライター・永尾愛幸氏が著した『Sexy Zone未来へのチカラ─輝くコトバ、その向こう。』(太陽出版)には、イジリやキャラ設定というにはシビアなメンバーの関係が暴露されている。

 たとえば、松島が菊池や中島に「鼻の下(が長い)」とイジられるというエピソード。最近では松島自身もMCで「鼻の下は、パワースポット」と切り返すなどネタにしているようだが、Sexy Zoneの舞台スタッフは松島について、「最初の頃は、しょっちゅう“もう辞めたい!”と涙ぐんでいましたし、思春期だけにルックスをイジられるのを極端に嫌がっていましたからね」と話していたという。松島はダンス力に定評があるものの、佐藤や中島、マリウスといった正統派王子様系の顔立ちでもなければ、菊池のように10代の女の子が憧れるようなワイルド系でもない。アンチには「ゴリラ」と呼ばれるなど、ビジュアル面の悩みは人一倍深く、菊池のイジリも実は深刻に受け止めていたようだ。

 さらに、松島の問題は生活環境にもある。一部報道によると、家族は松島の芸能活動に協力的ではないようで、今なお仕事のたびに静岡から上京している。そのためメンバーとの間に温度差が生まれるようで、「合流した松島が疎外感を感じるシーンが増え、メンバーも、『この話は聡には通じない(から話せない)』と遠慮して気まずくなる」という場面もあったという。

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