吉高由里子が“私の裸を見て”と迫った男…壮絶な過去を告白

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
hanako_140714.png
NHK連続テレビ小説『花子とアン』NHKオンライン


 スタートから高い視聴率を維持し続けているNHKの連続テレビ小説『花子とアン』。物語は関東大震災に突入し、いよいよ佳境となる太平洋戦争も近づいてきた。ここまでは「蓮子役の仲間由紀恵の存在感のほうが大きい」などと言われてきたが、今後は主人公・花子を演じる吉高由里子の活躍が期待されるところ。だが、第一話で披露された吉高の老けメイクに対して「似合っていない」「声が若すぎる」といった反響もあり、「終盤は本当に大丈夫なのか?」と視聴者からは今後を不安視する声があがっている。

 しかし、そうした視聴者の不安もどこ吹く風。先日17日に吉高がVTR出演した『スタジオパークからこんにちは』(NHK)では、「(撮影現場では)自分がいちばん、まともだなと思います」と堂々回答。“不思議ちゃん”として有名な吉高なだけあり、これには視聴者のみならずインタビュアーも思わず苦笑いを浮かべてしまったのか、即座に吉高は「何で笑ってるんですか?」とツッコむ場面も。だが、じつは吉高の強みはこうしたマイペースすぎる“度胸”にあるのだ。

 それを裏付けるエピソードがある。現在発売中の「文藝春秋」8月号に掲載されているインタビューで、吉高本人が大胆すぎる過去を告白。それは“世界のニナガワ”こと蜷川幸雄の前で、頼まれてもいないのに自ら裸を見せたというのだ。

 その“事件”が起こったのは、2008年に公開された『蛇にピアス』の衣装合わせのときのこと。この映画のメガホンを取ったのが蜷川で、吉高にとっては記念すべき初主演映画。すでに『紀子の食卓』(06年)で存在感を発揮していたとはいえ、このころの吉高はまだ、ただの新人女優でしかない。にもかかわらず、演劇界の巨匠・蜷川に対して、「ほとんど裸の映画なのに、裸を見ないで撮れるんですか?」と言い放ったのだ。

 俳優からは「鬼」と恐れられる蜷川も、吉高のこの言葉にはさぞや狼狽したのだろう。「じゃ見せて」と返事したというが、吉高いわく「更衣室に行ってバッと見せたら、蜷川さんは手で目を覆いながら「あ、大丈夫、大丈夫、撮れる、撮れる」って」。「裸を見せた私より蜷川さんのほうが恥ずかしがっていました(笑)」と振り返っているが、蜷川は会見でも吉高のことを「撮影現場では傷つくことも言った、しかしそれには少しも動じない」と高く評価している。

 もちろん、吉高の“度胸のよさ”を表すエピソードはほかにもある。そもそも、本作のオーディション前にはヌードシーンがあることを伝えられていたというが、吉高の感想は「生々しいストーリーだな」と思っただけ。この物怖じしない性格は、まさに女優にふさわしいもの。また、福田彩乃のものまねでもおなじみのトリスハイボールのCMも、じつは発泡酒のCMに出ていたにもかかわらず「ハイボール、好きなんです」とCM担当者に言っていた結果やってきた仕事なのだとか。ここまでくると、天然というよりも肝っ玉が据わっていると言ったほうがいいだろう。

 奔放で自由気まま──。そんなふうにも見える吉高だが、すべてが順風満帆でお気楽にやってきたというわけでもない。というのも、『蛇にピアス』の主演に決定した翌日、吉高は交通事故に遭い、全治半年を言い渡されている。しかも、「ICUで隣のベッドの人が亡くなっていく姿を目にして怖いと思ったり、あまりの痛みに無意識のうちに唸っていて、その自分の声で目が覚めることもあった」と言うほどで、相当な傷を負ったらしい。

「顔からジャリジャリ音がするのが気になって気になって。(中略)そしたら、今度は血も流れてきた。看護師さんには「鏡を見せて下さい」と言うと、「鏡は無いです」って。心の中では「そんなはずないやん!」と思っていましたが、どうしようもありません」(前出インタビューより)

 寝返りも打てないほど身体が痛み、トイレに行こうとしても看護師に「下の面倒は見るから」と止められる。だが、どうしても気になった吉高は、匍匐前進で夜中にトイレまで行き、鏡を見た。ぐるぐる巻きの包帯をとると、そこに映っていたのは皮膚が全部はがれ、かさぶたに覆われた自分の顔。──女優にとって顔は命とはよく言われるように、当然、吉高も大きなショックを受けた。

 しかし、そんな吉高を救ったのは母親の存在だった。顔全体を包帯に包まれた娘に対し、母は「(吉高の)鼻の息で包帯がプルプル揺れるのが面白かったようで、笑いながら携帯のカメラでパシャパシャと私を撮るんです」。吉高はこうした母の行動を見て、「おかげでなんか生きていけそうだな」と思ったというが、彼女のおおらかさは母親譲りなのだろうと感じさせる話でもある。

「あの頃の私は人間的にとんがっていたし、人に感謝することも知りませんでした。お前は一度、痛い思いをしないと分からないと、ああいう事故の経験が与えられたんだと思います」(前出インタビューより)

 経験をバネにして、いまでは国民的女優の階段をのぼるまでにいたった彼女。“肉食系女子”として、これまでflumpoolの尼川元気や生田斗真、RADWIMPSの野田洋次郎などと浮き名も流してきたが、記事として書き立てられることについても「そういうことはあまり気にしなくなった。私が勝負しているのは、あくまで作品なんです」と力強い。

 ちなみに今後演じてみたい役は、「もっと老婆役をやってみたいかな」。ここまで言い切るのだから、きっと今後の『花子とアン』も大いに期待できると信じたいところだ。
(サニーうどん)

最終更新:2016.08.05 06:07

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

人間ドキュメント 蜷川幸雄伝説

新着 芸能・エンタメ スキャンダル ビジネス 社会 カルチャー くらし

吉高由里子が“私の裸を見て”と迫った男…壮絶な過去を告白のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。NHK吉高由里子朝ドラの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 橋下徹がれいわ・大石あきこ議員に粘着攻撃で「大石パニックおじさん」の異名
2 政治資金報告書で「維新」議員の文通費横流しとデタラメ使途が続々判明
3 コロナ禍で困窮のさなか介護料を月6.8万円爆上げの鬼畜
4 文通費どころじゃない!維新が政党交付金も返還せず掠め取り
5 吉村知事「1日で文通費100万円、記憶ない」は嘘! 違法流用の証拠も
6 ラムダ株隠蔽で菅政権が大嘘の言い訳!パラでも隠蔽可能に
7 吉村知事が府の施設に「表現の不自由展」使用許可を取り消すよう圧力!
8 高須院長の署名偽造関与が濃厚に…女性秘書が書類送検、関与示す供述調書
9 山本太郎・れいわ代表が「モーニングショー」で吠えた
10 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
11 高市早苗の最側近は「生産性がない」杉田水脈でテレビ局にも同行!
12 葵つかさが「松潤とは終わった」と
13 れいわ議員の介助費用に「税金遣うな」攻撃、対照的だった『とくダネ!』
14 自民党の“アシスト係”維新が賛成した最悪の法案総まくり
15 維新は「パソナ丸投げ」病! 時短協力金業務でデタラメ発覚も新しい仕事
16 自民党・維新がコロナを口実に本気で「改憲」に動き始めた!
17 DAIGOの父は許永中の片腕だった
18 頓挫した大阪ワクチンと吉村・松井の闇!日大事件で逮捕の人物も関与か
19 Netflix版『新聞記者』に米倉涼子、綾野剛、横浜流星など、豪華キャストがずらり
20 羽田雄一郎参院議員の死が示すコロナ検査の現実
1 吉村知事「1日で文通費100万円、記憶ない」は嘘! 違法流用の証拠も
2 文通費どころじゃない!維新が政党交付金も返還せず掠め取り
3 維新は「パソナ丸投げ」病! 時短協力金業務でデタラメ発覚も新しい仕事
4 自民党・維新がコロナを口実に本気で「改憲」に動き始めた!
5 吉村知事「1日で文通費100万円」ごまかし手口!リテラの取材のあとに
6 自民党の“アシスト係”維新が賛成した最悪の法案総まくり
7 高須院長の署名偽造関与が濃厚に…女性秘書が書類送検、関与示す供述調書
8 コロナ禍で困窮のさなか介護料を月6.8万円爆上げの鬼畜
9 吉村知事が府の施設に「表現の不自由展」使用許可を取り消すよう圧力!
10 橋下徹がれいわ・大石あきこ議員に粘着攻撃で「大石パニックおじさん」の異名
11 政治資金報告書で「維新」議員の文通費横流しとデタラメ使途が続々判明

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄