東京五輪の追加費用3000億円はやっぱり日本の負担だった! 安倍前首相が来夏開催ゴリ押しと引き換えに負担を約束した全内幕

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
東京五輪の追加費用3000億円はやっぱり日本の負担だった! 安倍前首相が来夏開催ゴリ押しと引き換えに負担を約束した全内幕の画像1
TOKYO2020公式サイトより


先日、東京五輪の延期にともなう追加費用について、五輪組織委が2000億円と試算していることを読売新聞がスクープした。他社も後追い報道を展開、政府や組織委も報道内容を非公式に認めている。

 コロナ感染がものすごい勢いで再拡大しているこの状況でも、政府や組織委はまだ五輪を開催する気満々のようだが、そのことよりももっと呆れたのは、この追加費用2000億円をすべて日本側が負担することが既定事実になっていることだ。

 読売や他紙の報道でもまるで当たり前のように「国、東京都、組織委で負担割合を協議」としている。

 しかし、この追加費用については、今年4月20日、IOC(国際オリンピック委員会)が公式サイトで約3000億円規模の費用の大部分を日本が負担することを「安倍首相が合意した」と発表。日本政府が慌てて「合意はない」と否定し、削除を要求した結果、翌21日、IOCサイトからこの文言は削除され、「日本側と共同で協議し続ける」と修正された経緯があった。

 にもかかわらず、結局、追加費用のほとんど全額を日本側が負担するというのだ。

 読売はじめマスコミ各社は、追加経費が当初の3000億円規模から2000億円に圧縮されたとしているが、〈各国・地域の選手団数の削減や会場の装飾の見直し、組織委職員の採用時期を大会直前まで遅らせて人件費を抑える対策〉(読売)をとって経費を削減したにすぎない。

 しかも、この追加費用の試算にはからくりがあり、実際の負担は2000億円でとどまらず、3000億円を超えるだろうといわれている。というのも、組織委はこの2000億円とは別に、コロナ対策費として1000億円を計上。これも日本側で負担することになっているからだ。いちおうIOCは5月に追加費用を約700億円負担すると表明しているが、結局3000億円以上を日本側が負担することになる。

「実際は、この1000億円もコロナ対策でなく、かなりの部分が開催のための追加費用として流用されるだろうといわれています。結局、IOCが4月に発表した3000億円規模の追加経費の大半を日本が負担すると安倍首相が約束したというのは事実だったということ。しかし、当時、政府が否定した手前、3000億円を日本が負担する試算をそのまま出すわけにはいかず、コロナ対策の名目で別に計上。御用メディアの読売にあたかも負担が減額になったかのような記事を書かせたということでしょう」(全国紙五輪担当記者)

 ようするに、「桜を見る会前夜祭」問題と同様、安倍前首相の国民を欺く大ウソがまたまた明らかになったわけだ。

 しかし、コロナ感染という世界的な問題が引き起こした延期であるにもかかわらず、日本が追加経費のほぼ全額を負担するという理不尽な目に遭わなければならないのか。安倍前首相はなぜそんな約束をしてしまったのか。

本サイトは今年4月、IOCの「約3000億円規模の費用の大部分を日本が負担することを安倍首相が合意した」という公式サイトの発表を日本政府が削除させた直後、これが表向きのゴマカシに過ぎず、実際は安倍首相が負担を約束していた可能性が濃厚であると指摘。さらに、その約束をした原因がやはりIOCのサイトに公式掲載されていたことを発見した。

安倍前首相は、延期交渉の際、IOCに対して「来年夏以降の延期はありえない」とゴリ押し、それが追加費用を日本が負担せざるを得ない状況を生んでいたのである。

 この記事を再録掲載するのでぜひ読んでほしい。東京五輪のコロナ禍での開催強行と巨額費用負担が結局、安倍前首相の個人的な政治的欲望を実現させるものでしかなかったことがよくわかるはずだ。
(編集部)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

東京五輪の追加費用3000億円はやっぱり日本の負担だった! 安倍前首相が来夏開催ゴリ押しと引き換えに負担を約束した全内幕のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。IOCバッハ会長安倍晋三東京五輪森喜朗編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 自宅療養方針への批判に田村厚労相が唖然反論!「肺炎は入院させる」とゴマカシ
2 東京は濃厚接触者も検査できない!それでも西村康稔は「直ちに検査を」
3 市長選で優勢 河村たかし市長との焼肉会食をリコール不正渦中の事務局長が
4 スポーツ選手に五輪問題を問うのは誹謗中傷でない!有森裕子、平尾剛の発言
5 葵つかさが「松潤とは終わった」と
6 「救急搬送困難」続出で菅首相が「重症・重症化リスク以外は入院させない」の棄民方針!
7 IOC幹部の発言で安倍の責任が明白に…「1年以内延期」「再延期なし」ゴリ押し 
8 安倍晋三が「東京五輪」語るも、1年延期の理由は大嘘 歴史改ざん
9 感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張
10 検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
11 病床を削減した病院に消費税でご褒美…病床削減推進の改正医療法が成立か
12 五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
13 福島で甲状腺がんがさらに増加も黙殺
14 感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
15 川島なお美が近藤誠の診断を告発
16 大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
17 感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
18 五輪サッカー・久保建英が南アの陽性者に「僕らに損ではない」と無神経発言
19 東大医師のベストセラーはオカルト
20 安倍晋三「朝日の捏造体質は変わらない」発言に「お前が言うか」と非難殺到
1検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
2大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
3自宅療養方針への批判に田村厚労相が唖然反論!「肺炎は入院させる」とゴマカシ
4 スポーツ選手に五輪問題を問うのは誹謗中傷でない!有森裕子、平尾剛の発言
5「救急搬送困難」続出で菅首相が「重症・重症化リスク以外は入院させない」の棄民方針!
6安倍晋三が「東京五輪」語るも、1年延期の理由は大嘘 歴史改ざん
7菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
8感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
9五輪入場行進にすぎやまこういちの曲、杉田水脈のLGBT差別に同調
10五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
11五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
12東京は濃厚接触者も検査できない!それでも西村康稔は「直ちに検査を」
13感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
14五輪開会式演出の小林賢太郎が“ユダヤ人大量惨殺ごっこ”ギャグで解任!
15組織委は「復興」ないがしろ!被災3県の子どもの深夜動員にも批判 
16感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張
17五輪入場行進曲の作曲者名カットはすぎやまこういち隠し?それとも

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄