田崎史郎だけでなく三浦瑠麗らにも自民党本部から金が! 2017年度の政治資金収支報告に支出記載

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過去には自民党の「政党交付金使途記録」にも田崎史郎の名前が

 昨年といえば、田崎氏はやはりテレビで安倍首相の擁護を繰り返し、加計問題で「総理のご意向」文書が出てきたときも「行政文書ではない、ただの文科省内のメモ書き」「菅さんたちは言った覚えがないから怪文書」と強弁。安倍首相が森友・加計問題の追及から逃げるために臨時国会冒頭で衆院を解散したときも「大義は、安倍政権の力を強めること」などと言い出す始末だった。

 こうした徹底した安倍政権擁護の一方で、その安倍自民党から田崎氏にはカネが支払われていたのである。

 しかも、田崎氏に自民党からカネが支払われたのはこれが初めてではない。本サイトでは例年お伝えしてきたが、2016年分の収支報告書でも自民党は5月9日に田崎氏に対して6万8980円を支出。さらに、2013年分の「自民党本部政党交付金使途等報告書」でも、この年、自民党本部は4回に分けて田崎氏に対して合計26万360円を支出している。個別には、13年5月9日に8万1740円、同6月3日に5万6140円、同10月4日に6万8740円、そして同10月31日に5万3740円。いずれも名目は「組織活動費(遊説及旅費交通費)」である。言うまでもなく、政党交付金の原資は国民の血税だ。

 2013年といえば、前年末の衆院選で自民党が大勝し政権が交代、第二次安倍政権が本格始動した年だ。おそらく田崎氏は、自民党が政治活動の一環として催した勉強会、集会、政治資金パーティなどで講演等をおこない、その報酬もしくは交通費を受け取ったと思われる。実際、5万3740円を受け取った10日前の2013年10月20日には、やはり自民党鳥取県連が20年ぶりに開催した政治資金パーティに出席、〈安倍政権の経済政策などを題材に講演〉したことが確認されている(毎日新聞13年10月21日付鳥取版)。ようするに、田崎氏は自民党のカネと支援者集めに協力していたのである。

 だが、三浦氏にしても、田崎氏にしても、昨年に支払われていた金額は前述したように約8万円。地方の講演であれば、交通費や宿泊費などで終わってしまう額だ。一方、田崎氏の講演料の相場は30〜50万円といわれている。一体、この差は何を意味するのか。

「田崎氏にかぎらず、自民党が評論家やジャーナリストなどに講演を依頼するときは、高額ギャラを支払うと政治資金収支報告書に記載されるため、旅費や宿泊費レベルの金額にすることが多い。ただし、別のかたちで見返りを与えるんです。たとえば、情報提供や政府関係の役職への抜擢、さらには、政治資金収支報告書報酬に記載されない別の仕事を依頼して報酬を支払うケースもあるようです」(全国紙政治部記者)

 今回公表された自民党本部の政治資金収支報告書では、ほかにも『NEWS23』(TBS)のキャスターである星浩氏にも「遊説及び旅費交通費」の名目で6月16日に7万1580円が、さらに6月2日には安倍応援団のひとりであるノンフィクション作家の門田隆将氏に8万180円が支払われている。

 星氏は自民党からカネが支払われた後に安倍首相が『NEWS23』に生出演した際も、森友・加計問題を厳しく追及。つまり、自民党の講演会などを引き受けたとしても線引きをし、ジャーナリストとして当然の問題追及をおこなっている点では、三浦氏や田崎氏、門田氏とは違うといえるだろう。

 ジャーナリストや評論家の看板を掲げ、テレビをはじめ新聞、雑誌などのメディアで安倍政権をヨイショする一方で、自民党からカネを受け取る。こうした“自民党のスポークスマン”の言論は、はたして信用に値するものなのか。視聴者はよく考えたほうがいいだろう。

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