古市憲寿が安倍首相との会食に失笑言い訳!“焼肉屋セレクトは韓国文化を理解している証拠、リベラルは評価せよ”

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古市憲寿が焼肉屋で「安倍首相に確かめたこと」とは

 たとえば、2014年4月に「第2期クールジャパン推進会議」の委員に選ばれた古市は、就任前に雑誌で書いていた稲田朋美・クールジャパン戦略担当大臣(当時)のロリータファッションを皮肉った記述を、のちの書籍化では褒める表現にコッソリ変更していた。その後も15年には稲田が仕切る安倍首相肝いりの党の勉強会「歴史を学び未来を考える本部」にオブザーバーとして起用されるなど政権と急接近。そうして古市クンは、弱者や野党に対しては「空気を読まない」冷笑的な芸風を貫いている一方、政権に対しては明らかにヘコヘコと「空気を読む」動きをするようになっていったのである。

 安倍首相との焼肉会は明らかにこうした古市の姿勢の延長で起きたことだ。「飯を食ったぐらいで政権を擁護するわけがない」というのは、権力者と仲良くなって籠絡されたジャーナリストや評論家の定番の言い訳だが、まさに古市クンは今回の「新潮」連載での言い訳で御用の典型を完全に踏襲したといってもいいかもしれない。

 いや、それだけではない。安倍首相と会食をしたメディア関係者の言い訳には、もうひとつ「会食は取材のためで、ちゃんと深い話を聞き出しているではないか」というものがあるが、古市クンはこの言い訳もきっちり踏襲していた。「新潮」の連載の最後に〈僕はこの食事で、一つ安倍さんに確かめたいことがあった〉という文言が出てきたのだ。一体何を確かめたのかと思って、先を読んだら、こんなことが書いてあった。

〈政治記者から聞いた話だ。森友騒動で安倍昭恵さんが批判の矢面に立っていた時。首相はぼそっと「愛しているんだから仕方ないじゃないか」とこぼしていたらしい。答弁でもなく、本当に独り言のようだったと目撃者は語っていた。
 この話は果たして真実なのか。「いい話なので、ぜひ昭恵に伝えておいて下ださい」と言われて煙に巻かれてしまった。権力の犬だという意識はないが、僕にはやはり池上彰力が足りない。〉

 そう、古市が「安倍首相に確かめたい話があった」「この話は果たして本当なのか」などと大仰に語った「話」というのは、なんと安倍首相が昭恵夫人を愛してると口にしたかどうかということだったのだ。

 実は、古市は以前にもテレビでこれに近い話をしていた。昨年3月2日の『とくダネ!』(フジテレビ)で、森友問題で安倍夫妻をかばう文脈で「昭恵さんがたぶんショックを受けていて、それに対して妻を犯罪者扱いしてほしくないというのが(安倍首相の)一番のメッセージだったのかな」というコメントだ。もともと、古市が昭恵夫人と親密なのは有名で、たとえば14年に昭恵夫人が校長として開校した「UZUの学校」の開校式にパネリストとして駆けつけている。安倍首相から「いい話なので、ぜひ昭恵に伝えておいて下さい」と言われたというのも、古市と昭恵夫人の個人的親交を知っているからだろう。

「池上彰力が足りない」などというのもおこがましい。古市はようするに安倍首相の株をあげるような「いい話」、言い換えればヨイショするエピソードを拡散しただけではないか。なんともトホホだが、無邪気を装っているぶん、余計にタチが悪い。

 いずれにせよ、本人は「権力の犬だという意識はない」と嘯くが、意識があろうがなかろうが、実際に古市がネオ御用学者となっているのは間違いない。この論客を「どっちもどっち」的な“今風の若者”だと考えるのはもはや誤りだ。逆に言えば、古市だけでなく、最高権力者と仲良く飯を食うことに忌避感を覚えず、あまつさえシレッと政権の宣伝までしてしまうような人物がマスコミの方々にいることに、私たちはもっと危機感を持つべきだろう。

最終更新:2018.01.21 11:56

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