AKB公式10年史発売記念…暴力団との関係、タレントへのお手つき、盗撮、脱法ハーブ…AKB運営闇の10年史

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 この記事に対してはAKS側が文藝春秋を提訴。「不適切な関係があったと推認することは難しい。問題になった部分のほとんどは真実ではなく、真実と信じる理由もない」として、「週刊文春」側の敗訴となっている。

 窪田氏の名誉はここで守れたかのように見えた──。しかし、その記事から3年後、いよいよ窪田氏がタレントに手をつけていた事実が明るみになる。

「週刊文春」13年5月2日・9日合併号に掲載された河西智美との写真である。ジャージ姿のラフな格好の彼女が窪田氏とともに自宅に入る写真が掲載され、河西智美の恋愛禁止ルール違反、さらに相手が上司である窪田氏との不倫であるとの弁解の余地のない証拠が白日のもとにさらされることになった。河西は握手会の早退が横行するなど、卒業前から我がまま放題が指摘されていたのだが、この写真により、その行動が何のおとがめもなく許されている理由が分かったのだった。


●マネジメント会社取締役の男がメンバーを盗撮

 未成年メンバーも多数所属するAKB48の運営は、親御さんから大事な娘を預かった以上、しっかりと守らなければならない立場にある。だが、あろうことか、AKB48運営にいたある男はその役目を放擲し、彼女たちを歪んだ性的欲求のはけ口に利用していた。

「週刊文春」15年4月2日号では、05年から運営に関わり、07年から10年にかけてはメンバーが所属している芸能事務所office48の取締役を務めた野寺隆志氏が控え室やトイレなどを盗撮し、それらの動画を大量に保管していたと報道。彼はoffice48退社後に小学生に対するわいせつ行為で懲役1年4カ月の実刑判決を受けているが、その捜査のなかで問題の動画ファイルが明るみになったとしている。

 野寺氏は、メンバーに理解のある兄貴分のような存在で、皆から信頼の厚い男だったという。そんなスタッフによる卑劣な犯行であった。

 また、この件に関して、AKS側は「週刊文春」の取材に、「事実関係を確認できていない」の一点ばりでうやむやに。臭いものにふたをするような対応に終始している。

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