「週刊文春」スクープラッシュの意外な理由! 編集長が「春画」で謹慎処分になり反発した腹心スタッフが…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
bunsyun_160302.jpg
「週刊文春」(文藝春秋)2016年1月28日号

「週刊文春」(文藝春秋、以下「文春」)のスクープラッシュが止まらない。新年早々1月14日号に掲載されたベッキー&ゲスの極み乙女。川谷絵音の不倫スキャンダルにはじまり、続けざまに現役閣僚だった甘利明TPP担当相の収賄スキャンダルで大臣の座から引きずり下ろした。さらに2月18日号では“イクメン議員”として名を馳せた宮崎謙介・衆院議員の不倫をスッパ抜き、宮崎氏は議員辞職へ。そして同月25日号では神戸児童連続殺傷事件の少年Aを直撃──。まさにスクープのデパート、ひとり勝ちといった様相で、甘利問題第一弾とベッキーの「センテンス スプリング!」なるLINE流出を報じた1月28日号は2年4カ月ぶりに完売した。

 ここ10年来、「文春」は一般週刊誌の中で部数トップを維持し、数々のスクープを飛ばしてきた。とはいえ、このスクープラッシュは異例の展開。それゆえ、業界内のみならず一般読者のあいだからも「なぜ『文春』だけこれだけスクープを連発できるの?」という疑問の声があがっている。

 だが、この「文春」スクープ連発には、“意外な理由”が隠されていた。それは、いまから4カ月前に起きた例の「春画」問題だ。

 昨年10月8日、「文春」の新谷学編集長は3カ月間の“強制休養”が命じられた。この決定は文藝春秋・松井清人社長自らが下したものだが、原因は同誌に掲載された「春画」グラビアだった。これが「品位と伝統を穢す」として松井社長が激怒、現役編集長への異例の強制休養を発令したのだ。

「この異例の休養命令は編集部で大きな波紋を呼びました。突然、編集のトップがいなくなり、それまで進めてきた記事の扱いなど混乱が生じたのです。それだけでなく『経営側が編集に介入することこそ文春の伝統を穢す』と反発する声も上がりましたし、社長や経営幹部に対する反発の声もあった。新谷編集長はワンマンで決して人望が厚いタイプではないですが、そのイケイケ路線を支持し慕う新谷派の編集者や記者も多かったんです」(文藝春秋関係者)

 しかも、松井社長はこの強制休養を、あくまで“休養”であって“処分”ではないとし、新編集長を置くわけでもなく、かつて同誌の編集長を務めた役員の木俣正剛氏を“代行”に立てた。これにより、「文春」編集部ではさらに反発と混乱が広がったようだ。新谷編集長の休養後、マスコミ業界雑誌「創」(創出版)15年12月号には、編集部で新谷編集長休養を伝える松井社長の説教の一部始終が掲載されたが、これも新谷派のスタッフが隠し取りしたものだと言われているほどだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

「週刊文春」スクープラッシュの意外な理由! 編集長が「春画」で謹慎処分になり反発した腹心スタッフが…のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。時田章広週刊文春の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 菅首相ポンコツ会見で「国民皆保険の見直し」というグロテスクな本音ポロリ
2 吉村知事のずさんな政策決定と責任転嫁の手口を“8割おじさん”西浦教授が暴露
3 菅首相のポンコツが止まらない!「変異種」を忘れ、患者を「お客さん」
4 もはや権力の「中の人」…御用ジャーナリスト5位〜2位、大賞を発表
5 大阪に看護師不足は維新のせい!橋下徹は看護師の給料を「バカ高い」と攻撃
6 安倍政権でも菅政権でも権力大好き! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位
7 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 櫻井よしこ、西岡力、文春…朝日・慰安婦報道叩きのデタラメが次々露呈
10 ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権』は安倍政権のインチキの記録
11 室井佑月の『ひるおび!』降板で麻木久仁子が滝川クリステルに疑問
12 大統領選不正デマを拡散した日本のトランプ応援団の妄言総まくり!
13 菅首相 緊急事態宣言の記者会見で露呈したヤバさ!結婚式みたいなセリフが
14 菅首相のベトナムでのスピーチが露呈した「教養のなさ」
15 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
16 吉高由里子のマネージャー愛
17 フジ産経調査「安保必要7割」は嘘!
18 羽田雄一郎参院議員の死が示すコロナ検査の現実
19 オリラジの吉本興業退所でマスコミが触れない松本人志をめぐる圧力
20 渡部問題で『ガキ使』と松本人志の責任はなぜ問われない?
1菅首相が官房機密費87億円を自分に支出 総裁選出馬前日に9000万円
2菅首相のポンコツが止まらない!「変異種」を忘れ、患者を「お客さん」
3菅首相が緊急事態宣言を出さない理由! 特措法改正は時間稼ぎ
4感染者560人! 吉村知事の「感染拡大が抑えられている」に非難殺到
5もはや権力の「中の人」…御用ジャーナリスト5位〜2位、大賞を発表
6菅首相ポンコツ会見で「国民皆保険の見直し」というグロテスクな本音ポロリ
7吉村知事のずさんな政策決定と責任転嫁の手口を“8割おじさん”西浦教授が暴露
8菅首相は「五輪を実現」と断言、森喜朗会長も「中止はできない」
9菅義偉首相の言い訳がホラー「専門家が年末年始に感染者が少なくなると」
10安倍政権でも菅政権でも権力大好き! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位
11菅首相 緊急事態宣言の記者会見で露呈したヤバさ!結婚式みたいなセリフが
12香港の言論弾圧激化のなか『電波少年』チューヤンが日本人に連帯訴え
13ノーベル賞・本庶教授が「PCR検査の大幅な拡充」訴えるも厚労省は…

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄