羽生結弦がマスコミ批判、アンチの攻撃に傷ついた過去を吐露! オーサーコーチも平昌五輪に悪影響と警鐘

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 このときの羽生の複雑な様子については、コーチであるブライアン・オーサーも著書『チーム・ブライアン』(講談社)のなかで「ユヅル自身がちょっと戸惑い、心の底から喜べていないように見えました」と語っている。そんな羽生に対し「大輔にはカリスマ性があり、性格も良く、ファンが多い。彼を尊敬し、感謝し、その功績をたたえるべき(略)それでも世代交代の瞬間は来るもの」「今後、真のエースになるためには、勝ったことを喜ぶと同時に、先駆者への尊敬を忘れなければいい」と言い聞かせたという。

 そうしたアンチの声について羽生は「フィギュアって本当に好き好きがある競技。会場によっても見え方が全然違うし、見ている方の背景によっても演技が違って見える」と冷静に受け止め、そのうえで「どんな方が見ても“素晴らしい”と思ってもらえる演技がしていければいい」と語っている。

 しかし、こうしたメディアの過熱報道、ネット上の毀誉褒貶に対し、オーサーコーチは以前から強い危惧を語っている。前述した『チーム・ブライアン』によると、実際の競技にも影響してしまうという。

 とくに「見てもらいたい」「期待に応えたい」という気持ちが強い羽生は、メディアやファンの期待に応えようと、常にフルパワーなので力配分ができず、目指す試合にピークを合わせる“ピーキング”がうまくできなかったこともある。

「まだ調子を上げていない大会だというだけなのに、演技がひどいとか、プログラムが悪いとか、4回転サルコウがどうだとか、こと細かに書かれるのです。とりわけ4回転サルコウに注目が集まり、ユヅルに多くのプレッシャーがかかります。6分間ウォーミングアップで失敗すると、ますますユヅルは考えます。「みんなが失敗を見ていた」と。日本はメディアの影響が大きい国です」

 オーサーがこのように語るとおり、いま日本ではフィギュアスケートの知名度と人気が非常に高いため、メディアで扱われることも多く、そのため調整過程のちょっとしたミスや不調もこと細かに報じられる。そしてその度にネットやSNSでもファンのあいだで賛否両論が巻き起こる。

 ちなみにSNSを使用しているフィギュア選手は国内外問わず多いが、オーサーコーチは、羽生ら教え子にはソーシャルメディアの使用をできるだけ避けるようアドバイスしているという。

「(ソーシャルメディアは)自分自身の意見を言いたい人には最高の場所ですが、たいていは人の悪口です。コーチや選手がそれらを読むと、自分に対する一方的な批判とみなしてしまうこともあるでしょう。だからソーシャルメディアの類とかかわらないようにアドバイスするのに加え、もし運悪く目にしても気にしないようにさせています」

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