新型コロナで安倍政権の対応の遅さに非難殺到! 14 日まで感染症専門家会議すら設置せず、安倍首相は感染拡大でも会食の日々

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対応の遅さに非難殺到の安倍首相(安倍晋三Twitterより)


 新型コロナウイルスをめぐる安倍政権の対応の酷さに非難が集まっているが、またまた唖然とする事実が判明した。

 14日、安倍首相は新型コロナウイルスの対策本部の席で「第一線で活躍する感染症の専門家の方々を構成員とする専門家会議を設置し、対策を更に一層強化していきます」と述べたのだ。

 安倍首相はアピールする気満々だった、これって逆に、いままで感染症の専門家の会議すら設置していなかったということではないか。

 案の定、Twitter上では〈あり得ない対応の遅さだよ。ホントに国民の為には動かない政府だ〉〈どれぐらい遅いのだ? 国民の命を守る気は全くなし〉〈逆に聞きたいんだけど今まで感染症の専門家を呼ばずにどう対策しようとしてたんだ?〉〈もしかしてやっぱり「やってるふり」だったわけ?〉などの批判の声が殺到している。

 事実、今回の「専門家会議」の設置は、過去の事例と比較して明らかに遅い。たとえば2009年の新型インフルエンザの世界的流行の際、WHOが同年4月24日に緊急事態を宣言すると、政府は同28日に対策本部を設置。3日後の5月1日には、尾身茂・自治医科大学教授を委員長とする「専門家諮問委員会」を対策本部の元に置き、初会合を開いている。これは、国内で初の感染者が確認された同年5月9日の8日前にあたる。なお、国内で初めて感染者が死亡したのは、同年8月15日のことだ。

 一方、新型コロナウイルスをめぐる安倍政権の対応はどうか。国内で初めて新型コロナウイルスによる肺炎患者が確認されたのは1月16日のこと。1月29日の参院予算委員会では、国民民主党の徳永エリ議員が「中国への渡航歴がない日本人の新型コロナウイルス感染が確認されたが、政府対策本部は設置されているのか」と問い質し、安倍政権は翌30日に対策本部を設置。1月31日にはWHOが緊急事態宣言を出したが、そこから「専門家会議」を立ち上げるまでに、実に半月もかかっているのだ。

 周知のように、今月13日には国内で初めて新型コロナウイルス感染者の死亡が確認されており、安倍首相が対策本部に「専門家会議」を置いたのはこれを受けてのもの。後手後手の対応とはまさにこのことだ。

 安倍政権はこの間、「専門家会議」も開かず、意味のない水際作戦で「やってます感」をアピールし(いたずらに差別感情やパニックを扇動し)てきただけだった。それどころか、感染経路不明の国内感染者の発覚が相次いでいるなかで、多くの専門家が「国内感染本格化の兆し」などと指摘しているにもかかわらず、加藤勝信厚労相は「国内で流行、まん延している状態ではないという従来の見解を変更する根拠はない」などと国内のコロナ流行を否定し続け、きのう夕方になってようやく「以前とは状況が異なっている」とした。

「そんなことしてる場合か」は野党でなく安倍首相、国内初の死亡者が出ても会食の日々

 こうした遅々とした政府対応については、国会でも野党が早い段階から批判してきたことだ。安倍応援団やネトウヨたちは、野党が国会で新型コロナウイルス対策についての質問をしているのを見なかったことにして、「桜を見る会」問題などの追及をあげつらい「いま、そんなことしてる場合か」とバッシングしているが、いったい、何をほざいているのだろう。

 むしろ、国民から「いま、そんなことしてる場合か」と言われなければならないのは、安倍首相のほうだ。

 実際、あらためてこの間の安倍首相の行動を振り返ると、本来ならば新型コロナウイルス対策に全力をあげなければならないこのタイミングで、あろうことか、支援者や身内の子飼い議員、メディア関係者らと会食を繰り返していた。

 たとえば、2月13日には国内初の感染者の死亡と、中国と接点のない国内感染者が新たに発表され、さらに「ダイヤモンド・プリンセス号」で新たに44人の感染者が確認されたが、この日、安倍首相は午後6時台に対策本部での会合(約15分間)などをさっさと済ますと、午後7時には東京・丸の内のパレスホテル東京で行われた精神科医らでつくる安倍首相の後援会「晋精会」の会合で挨拶。首相動静によれば、安倍首相は対策会議より長い約30分間もホテルに滞在した。

 さらに安倍首相は、その足で平河町の中国料理店「赤坂四川飯店」へ向かい、7時40分からは細田博之元幹事長、麻生副総理兼財務相とともに細田派・麻生派の衆院当選3回生議員らとの懇親会に出席している。この自民党若手議員らは政権奪還選挙の2012年初当選組であり、いわゆる「魔の3回生」と呼ばれる安倍チルドレンだ。しかも、この“安倍チル懇親会”に1時間弱参加した安倍首相は、ようやく官邸に戻って感染症対策の指揮をとるのかと思いきや、そのまま富ヶ谷の私邸に帰宅してしまった。

 14日も相当なものだ。新たに東京や北海道、沖縄など全国で日本人8人の感染が確認された14日の首相動静によれば、午後5時26分から同34分まで官邸での対策本部に出席。使った時間はわずか8分間だが、安倍首相はやはり、対策本部の会合が終わるとすぐに官邸を出て、午後6時40分ごろから内幸町の帝国ホテル内の宴会場「桃の間」で日本経済新聞社の喜多恒雄会長、岡田直敏社長らと会食。この宴は午後9時半ごろまで、じつに3時間弱も行われた。安倍首相はやっぱり、そのまま公邸で事態に備えるでもなく、富ヶ谷の私邸に帰っている。

 そして、昨日15日。午前中は来客もなく自宅におり、午後13時半をすぎてようやく官邸へ行ったと思いきや、15時すぎにはそそくさと官邸を後にして帰宅。その後1、とくに来客もなく、安倍首相は私邸でくつろいでいたと思われる。きょう16日も、午前10時現在、富ヶ谷の私邸でくつろいでおり、14時時点でその後の新しい動きの情報はない。

“新型コロナ対応で地元後援会「新春のつどい」出席中止”の嘘

 明らかに、国民の生命を危険にさらしている新型コロナウイルスの対策よりも、特定の自分の支持層や身内議員を優先させているとしか思えない行動だ。

 ちなみに、安倍首相は今月8、9日に地元・山口県で予定していた自身の後援会主催の新年会「新春の集い」への参加を取りやめているが、これは「桜を見る会」やその前夜祭で大問題になった“特別扱い”の追及から逃れるためだろう。安倍首相の後援会は今月4日に「新型コロナウイルス対応のため、安倍首相が帰京できなくなった」などと説明したというが、実際、8日の首相動静を見ると、安倍首相は午後3時半ごろまで来客もなく自宅で過ごし、午後16時前に官邸へ顔を出すと、閣僚や官僚らと面会後の報道陣のぶら下がり取材に1分間だけ応じただけで、1時間も経たずして帰宅。ゆっくりと休養にあてている。

「専門家会議」の設置が遅すぎることといい、対策を指示せねばならないときに支持者やマスコミ幹部と会食していることといい、はっきり言って異常である。SNSで続々と声があがっているように、もはや「国民の命を守る気がないのか」と批判されて当然だ。冗談ではなく、このまま安倍政権にまかせていては、差別やパニックだけがいたずらに広がる一方、本来は防げる感染も見過ごされてしまうかもしれない。まさに目の前で“人災”が起きそうになっている様を、国民は黙って見ているだけでいいのか。

最終更新:2020.02.17 01:56

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