週刊誌の秋篠宮バッシングの情報源は官邸か? 安倍首相が秋篠宮のことを「反乱だ」と批判したとの報道も

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官邸が流す秋篠宮バッシング情報、文春は安倍首相の秋篠宮批判を紹介

 これはもちろん、ネットが“秋篠宮家叩き”に盛り上がっているという状況が後押ししている部分もあるだろう。だが、もうひとつ、週刊誌の新たな情報源の影響も見え隠れする。それはズバリ官邸だ。週刊誌の皇室担当記者が証言する。

「これまでの秋篠宮バッシングは、保守的な他の宮家や宮内庁関係者、東宮周辺から出ていることが多かったが、ここ数ヶ月の秋篠宮家の記事は、それだけじゃない。皇室担当じゃなく、政治担当の記者が情報を入れてくるケースが増えてるんだ。官邸で皇室を担当している杉田和博官房副長官の周辺、それから内閣情報調査室あたりが、情報の出どころなんじゃないか、といわれている」

 また、全国紙の官邸担当記者に確認すると、官邸幹部や、安倍首相に近い自民党中堅幹部などが、秋篠宮への批判をオフレコでしゃべるようになっているという。

「皇太子殿下の秋篠宮批判や、抗不安薬の使用なども、宮内庁や皇室周辺ではこれまで聞いたことがなかった。もしかしたら、官邸や内調から出てきた情報なんじゃないでしょうか」(前出・週刊誌皇室担当記者)


 実際、一連のバッシング記事の中にも、安倍首相周辺や官邸が秋篠宮バッシングの情報源になっていることを物語る記述が出てくる。その典型が、「週刊文春」4月11日号に掲載されたこんな一文だ。

〈現天皇との“溝”を埋められない安倍首相。秋篠宮さまについても、昨年十一月の誕生日会見で「大嘗祭は内廷費で賄うべき」と発言されたことに対し、「反乱だね」などと言い放っていた。麻生氏も「内廷費も税金だし、なんで税金に介入してくるんだ」と不快感を見せていたという。〉

 さらに、同記事には、安倍首相に近い関係者のこんなコメントも掲載されていた。

「首相は眞子さまと小室圭さんの問題に関して『早いうちから色んな恋愛を経験していた方がいい。(眞子さまが)可哀想だ』と言っていた。悠仁さまの将来についても『多くの女性と接してもらった方がいいのかも』と。内定費問題をはじめ、首相には秋篠宮家への不信感が根底にあるようです」(前出・首相周辺)
「(前略、生前退位の意向報道について)首相はむしろNHKの情報源を気にしており『秋篠宮さまがリークしたようだ』と見ていました」(官邸関係者)

 どうも安倍首相自身が秋篠宮批判を口にし、それが側近を通じて外に漏れているようなのだ。そして、こうした安倍首相のスタンスを忖度した官邸スタッフや内閣情報調査室が、秋篠宮バッシング情報を週刊誌に流しているということらしい。

●最後まで明仁天皇と敵対し続けた安倍首相は即位に乗じて新天皇取り込み

もちろん、こうした官邸の動きの背景にあるのは、秋篠宮が現天皇・皇后のリベラルな考えを受け継ぐ姿勢を見せていることだろう。

 今さら説明するまでもないが、第二次安倍政権以降、明仁天皇と安倍首相は“対立”といっていい関係が続いてきた。護憲と戦争への反省、沖縄への思いを隠そうとしない明仁天皇と美智子皇后に対し、安倍政権は改憲と歴史修正主義を推し進めるために天皇夫妻の口をふさごうと、陰に陽にプレッシャーをかけ続けてきた。

 たとえば、2013年末、明仁天皇が誕生日に際した会見のなかで“護憲発言”を行うと、安倍首相のブレーンのひとりと言われる八木秀次・麗澤大学教授が「正論」(産経新聞社)に〈両陛下のご発言が、安倍内閣が進めようとしている憲法改正への懸念の表明のように国民に受け止められかねない〉〈宮内庁のマネジメントはどうなっているのか〉と、天皇を批判するような文章を発表したが、これなどは明らかに安倍首相からの“改憲の邪魔をするな”という圧力だろう。

 こうした対立は、天皇が「生前退位の意向」を明らかにすると、ますますエスカレート。官邸は天皇の理解者だった風岡典之宮内庁長官を更迭。次長の山本信一郎氏を長官に繰り上げ、後任次長には監視役として、警察官僚出身で内閣危機管理監だった西村泰彦氏を就任させた。

 その後も、「生前退位」をめぐる有識者会議では、安倍首相が送り込んだ日本会議系のメンバーが明仁天皇を公然と批判するなど、政権と天皇・皇后との溝はどんどん深まっていった。

 昨年10月23日に行われた「明治150年」を記念する式典に、天皇・皇后の姿がなかったが、これも、大日本帝国を礼賛する安倍首相の肝いりの式典に、天皇と皇后が出席拒否をしたとみられている(西村次長は「官邸からお声がけがなかった」と弁明したが、これは建前だろう)。

 そして、明仁天皇との関係修復をあきらめた安倍首相はいま、代替わりに乗じて、皇太子=新天皇を取り込もうとしきりに働きかけを行っている。

「安倍首相はこの間、2回も皇太子殿下と面談しています。皇位継承の流れを説明し、元号をあらかじめ伝えたといわれていますが、首相が皇太子に直接、面談するのはきわめて異例。これは、皇太子を取り込む作戦と推測されます。安倍首相としては、自分の改憲路線を天皇陛下に邪魔されたという思いがある。だから、即位を機会に、皇太子夫妻を取り込み、新天皇を政治利用できる関係を築く腹づもりなのではないか。実際、皇太子殿下は波風を立てるのが嫌いな性格ですし、雅子妃は小和田恆元外務省事務次官の娘で、本人もエリート外交官、政治的には安倍首相の考えに近い可能性がありますから、取り込まれてしまう可能性はありますね」(宮内庁担当記者)

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