拉致問題「国民大集会」が安倍首相の礼賛大会と化す異様! 杉田水脈に声援、櫻井よしこや家族会からは石破茂批判、韓国ヘイト

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拉致交渉停滞の批判に櫻井よしこは「安倍総理が正しい」「いまの状態でいいんです!」 

 また、安倍首相はこの挨拶で「安倍政権でこの問題を解決する。拉致問題は、安倍内閣の最重要・最優先の課題であります。拉致被害者の方々と御家族の皆様が抱き合う日が訪れるまで、私の使命は終わらない」とも語っていた。安倍首相といえば、9月14日に行われた日本記者クラブ主催の石破茂元幹事長との討論会で、拉致問題に進展がないことを質問された際、「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことはございません」など開き直ったことが話題になったばかり。

 被害者家族の前では「拉致問題解決は私の使命」とアピールし、実際には成果がないことを追及されると「言ったことはない」とうそぶく。これを拉致問題の政治利用と言わずして何と言うのだろう。

 ところが、こんな“口だけ”のスピーチにもかかわらず、安倍首相が話し終え、渡米のために中途退席すると、会場を出るまでの間、参加者からはこの日一番の長い拍手が送られた。司会の櫻井氏は「本当に安倍総理にはいまが頑張りどきだと思います。日本にいて応援したいと思います。どうぞよろしくお願いします」などと言って見送る始末で、この櫻井氏の指揮のもと、集会はどんどん“安倍政権礼賛”のムード一色に染め上げられていったのである。

 たとえば、集会では安倍首相の退席後に各党代表らの挨拶に移ったのだが、立憲民主党の拉致問題対策本部事務局長の村上史好衆院議員がスピーチを終えると、櫻井氏は先ほどの安倍首相への“エール”から一転、「立憲民主党はですね、全面的に安倍総理をバックアップしてくださると」と嫌味をぶつ。さらには、拉致問題が停滞している現状を指摘した日本維新の会の高木佳保里参院議員に対しては、桜井氏は「停滞しているのは私たちの責任ではない」と語気を強め、安倍首相の圧力路線の擁護をとうとうと語り始めたのだ。

「むしろ安倍総理が1ミリも(北朝鮮に)譲らずにですね、いらっしゃるから(効果的)なんです。こちらが譲って、何か調査団をつくりましょうですとかですね、向こうの言い分をいれたらどんどん進みますけども、それは私たちの望んでいる進み方ではないんです! 一歩も譲らないからいまの状態があるんです! いまの状態でいいんです! こちらは1ミリも譲る必要はないんです!」

 安倍政権の方針に反する発言はすべて否定されるということらしいが、その攻撃はメディアへも向けられた。被害者家族の挨拶を受けた櫻井氏は、総裁選での安倍勝利を讃えながらマスコミを批判。参加者の目が一斉に後方の報道関係席に向けられ、「ちゃんと書けよ」などとかけ声が飛ぶ異様な雰囲気となった。

「メディアの報道の仕方はおかしいと本当に思います(会場拍手)。安倍総理は今回の選挙で圧勝してるんです。圧勝以外のなにものでもないと思います。(メディアは)相手候補が善戦しているということを盛んに言いますけど、そうではありません。拉致問題に関して、安倍総理ほどいろいろやってくださった政治家はいままでにいないんじゃないですか」
「拉致問題に関しての安倍さんの功績を考えずに、石破さんのことばかり褒め上げるのは、本当に本末転倒だと思います!」

 圧力一辺倒を盲従する櫻井氏が牽引して、参加者が安倍首相を個人崇拝するかのように礼賛し、政敵である石破氏や野党を徹底批判する。国民大集会は、まさに熱狂的な“安倍ファンクラブ”の集いの様相を呈していたのである。

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