元家族会副代表・蓮池透に南北首脳会談と拉致問題の今後を聞く

蓮池透が安倍首相を「いまも北朝鮮との対話をする気がない」と批判!「私も安倍さんから現金を渡された」の衝撃発言も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

蓮池透が「安倍からですと手渡された封筒に20万円が入っていた」と自ら告白

――しかし、この“一億総安倍化”は、拉致問題以降、安倍首相や「救う会」が圧力を加え続けた結果でもあります。蓮池さんはインタビューや著作で、「家族会」も安倍首相や「救う会」に洗脳され、政治的に利用されていたということを告発されていましたが、それも「北朝鮮への圧力を強める」という以外の選択肢を許さない空気に支配されてしまった理由ではないでしょうか。

蓮池 私も含めて「家族会」が安倍首相らに誘導されて、拉致問題解決とは関係のない政治的主張をし、その空気づくりに加担させられてしまったという問題はあると思います。安倍首相は当時、いろんなかたちで私たちを洗脳し、懐柔していましたから。そういえば、先日、あるメディアから「森友問題で籠池理事長が安倍首相夫人から100万円をもらったと言っているが、蓮池さんは安倍首相から金銭をもらったことはないか」と問い合わせがあったのです。で、記憶をたどって思い出したのですが、たしかにあったんですね。2003年3月、家族会の事務局長として、アメリカ・ワシントンに行ったときのことです。ホテルに着いてロビーにいたら政府関係者が近寄ってきて「安倍からです。ワシントンで使ってください」と茶封筒を渡されたのです。中には20万円が入っていました。当時はつい受け取ってしまったのですが、安倍さんは、こうやってお金を渡すのが常態化していたのでしょう。他の家族会や拉致被害者のなかにももらっている人は当然、いると思います。
 もちろん安倍首相からお金を受け取ってしまったことは、いまは反省していますし、強く後悔しています。それ以前に、アメリカに行くべきではなかった。
 実際、日本政府が勝手にどんどん米高官との会談日程を入れて、完全にパフォーマンスとして利用されただけでしたから。でもあの状況下では、自分たちを助けてくれるのは安倍首相だ、安倍首相の言うことを聞いていれば、拉致問題は解決するというふうに思い込んでしまっていたんですね。

――お金まで配られていたとは驚きですが、「家族会」はいまも安倍政権や「救う会」に操られ、政治的に利用されているんじゃないかという気がします。その結果、マスコミもいまだ「対話などあり得ない」という呪縛から抜けきれない。ただ、一方で、横田早紀江さんなどは「日本政府を信じてきて良かったのか」という発言をするなど、騙されていたことに気づき始めた人もいるのではないかと思いますが。

蓮池 「家族会」は米朝首脳会談を前に、4月30日、米国政府に協力を求めて渡米しましたが、これは、日本政府はあてにならないと言っているようなものですからね。日本政府もそれを止めるわけでもなく行かせてしまった。でも、これは私のときと同じで、たんにパフォーマンスとして利用されるだけだと思います。そうではなく安倍首相に「安倍さん中東行かないで一緒に北朝鮮に行きましょう」と言うべきだったんじゃないでしょうか。とにかく、「家族会」には一刻も早く目を覚ましてほしいと思う。そして世論に「圧力でなく対話」を訴えていかないと、拉致問題はこのまま放置されてしまいますよ。

――たしかに南北首脳会談、米朝会談で拉致問題解決にも希望が見えたとはいえ、まだまだ障害はありますね。しかも、最大の障害は北朝鮮でなく、日本だということですよね。

蓮池 繰り返しになりますが、圧力では拉致問題解決はできない、そして安倍さんに拉致問題解決の意思がないことは、今回の南北首脳会談で浮き彫りになったんです。安倍首相は“好き嫌い”や“敵味方”で外交をしてきた。そのつけがいま回ってきている。一方、韓国の文大統領は極めて戦略的に自ら打って出て、朝鮮半島の危機回避、非核化への確実な成果をあげた。しかし、日本政府も日本マスコミもそのことを認めようとはしないで、逆に、安倍首相の失態を隠すために南北首脳会談を矮小化している。でも、そんなことをしていたら拉致問題はどうなりますか。まずは会談の成果を認めた上で、日本はどうするか、具体的な道筋や交渉条件を考えなくてはいけない。本当に時間がないんです。

最終更新:2018.06.15 04:32

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

蓮池透が安倍首相を「いまも北朝鮮との対話をする気がない」と批判!「私も安倍さんから現金を渡された」の衝撃発言ものページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。北朝鮮安倍晋三編集部蓮池透の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 安倍政権がコロナ「専門家会議」の議事録を残さないと明言する理由
2 持続化給付金の作業を電通の“トンネル会社”が! 749億円の税金が
3 検察庁法案改正賛成でわかった維新と吉村洋文知事の正体!
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 宮台真司「ネトウヨは感情の劣化」
6 検察が河井陣営への“安倍マネー1億5千万円”で自民党本部関係者を聴取
7 テラハ木村花さんの死を政権批判封じに利用する政治家と安倍応援団
8 安倍首相「黒川検事長の“訓告”は検事総長の判断」はやはり嘘だった
9 警視庁の「しばき隊メンバー」逮捕は“安倍やめろデモ”潰しだった!
10 橋下が「人格障害」名誉毀損裁判で敗訴
11 安倍首相が「日本のコロナ対策が世界をリード」と自慢するトンデモ!
12 つるの剛士「安倍首相にお疲れ様を言いませんか?」の的外れ擁護
13 恩知らずはメリー! 飯島マネの功績
14 木村花さんの死の責任はSNS 以前にフジ『テラスハウス』にある!
15 松本人志が「黒川検事長は新聞記者にハメられた」と陰謀論で擁護!
16 河井克行前法相は東京の“緊急事態宣言解除”の直後に「逮捕許諾請求」
17 箕輪のセクハラを告発した女性が暴露したエイベックス松浦の疑惑
18 新国立競技場はザハ案のパクリだった!
19 内閣支持率「27%」だけじゃない、安倍政権の危機を表すデータ
20 厚労省が休校補償の手続きをパソナに委託!一方、会長の竹中平蔵はコロナで…
1検察庁法案改正賛成でわかった維新と吉村洋文知事の正体!
2官邸が黒川検事長の“賭け麻雀”を悪用、稲田検事総長に「辞職」圧力
3窮地の安倍首相が櫻井よしこの「言論テレビ」に逃げ込み嘘八百!
4 持続化給付金の作業を電通の“トンネル会社”が! 749億円の税金が
5安倍政権がコロナ「専門家会議」の議事録を残さないと明言する理由
6安倍首相が「日本のコロナ対策が世界をリード」と自慢するトンデモ!
7松本人志が「黒川検事長は新聞記者にハメられた」と陰謀論で擁護!
8安倍首相「黒川検事長の“訓告”は検事総長の判断」はやはり嘘だった
9 つるの剛士「安倍首相にお疲れ様を言いませんか?」の的外れ擁護
10黒川検事長と賭け麻雀、産経記者が書いていた黒川定年延長の擁護記事
11検察OB意見書にあったロックの言葉を訳した安倍の大学時代の教授が
12内閣支持率「27%」だけじゃない、安倍政権の危機を表すデータ
13河井克行前法相は東京の“緊急事態宣言解除”の直後に「逮捕許諾請求」
14田崎史郎が“黒川検事長と賭けマージャン”を正当化!
15検察が河井陣営への“安倍マネー1億5千万円”で自民党本部関係者を聴取
16テラハ木村花さんの死を政権批判封じに利用する政治家と安倍応援団
17検察庁法改正でダダ漏れ指原莉乃の政権批判を封じたい本音
18木村花さんの死の責任はSNS 以前にフジ『テラスハウス』にある!
19岡村隆史問題で松本人志の逃げ方、古市憲寿のスリカエがひどい
20箕輪のセクハラを告発した女性が暴露したエイベックス松浦の疑惑

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄