阿川佐和子が結婚発表も作家タブーでふれられない「相手との不倫関係」! そんななか当の阿川が手記で…

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 そう考えると、阿川氏の手記は、ある意味非常に素直なものだ。阿川氏の率直で、隠しごとをしたくないという気持ちが現れた手記と言える。こうした手記をしたためることについて、阿川氏は手記の中でこう書いている。

〈それにしても、こんな手記まで書いて長々と報告する必要があるのか。そういうご意見もあろうかと思います。私自身もチラリとそう考えました。しかし、他人様のプライバシーを引き出す仕事をしている身として、自らのことになると何も語らずじまいというのも潔いとは思えません〉 

 しかし情けないのはマスコミだ。こうした阿川氏自身の決意の表明にもかかわらずそれを指摘したり、報じることは一切ないからだ。

 前述したように、阿川氏が何年も前から友人の夫であるS氏と不倫中であることは出版関係者の間で知られた話だった。その交際についても、いくつかの週刊誌が触れている。しかし、どの週刊誌も2人がいつ付き合い始めたかについては一切触れず、不倫状態にあったという表現は徹底的に避けてきた。そして結婚が発表された現在においても、不倫・略奪について指摘するメディアはほぼ皆無である。

 もちろん本サイトはこれまでも繰り返し主張してきたように、不倫だからといって、それを批判するつもりは毛頭ない。しかし、ベッキー不倫騒動に代表されるように、不倫を重大犯罪のように徹底的に糾弾するマスコミが、阿川氏については、それを知りながら、ここまで遠慮するというのは、いくらなんでも不平等すぎるだろう。

 もちろんその理由は明白だ。マスコミが阿川氏の不倫に踏み込まないのは、阿川氏が売れっ子エッセイストであり作家だからだ。ご存知の通り、マスコミ、特に出版社にとって作家はアンタッチャブルな存在として、批判がタブーとなっている。スキャンダルを掲載するなんてことはもとより、ちょっとでもご機嫌を損なうようなことも決してしない。

 それは「週刊新潮」(新潮社)や 、「週刊文春」も例外ではない。新潮社は阿川氏の小説やエッセイ、翻訳など多数出版しているし、文藝春秋は100万部のベストセラーとなった『聞く力』や『強父論』はじめ著書も多数刊行してきた。何より阿川氏による連載対談を長期にわたって掲載してきた「週刊文春」は、不倫を追求するどころか、大々的に“お祝い手記”を書かせる。「週刊文春」といえば、これまで数々の著名人の不倫暴露をお得意としてきたはずなのに、このダブルスタンダードはひどい。

 それは新聞社系週刊誌も同様だ。16年の結婚報道後、阿川氏と親交のある嵐山光三郎は「週刊朝日」(朝日新聞出版)12月2日号の取材に対し、そのことをほのめかしている。

〈2カ月くらい前、週刊朝日で連載中のコラム「コンセント抜いたか」で、あの阿川佐和子もついに結婚かって一言書いたら、ゲラで削られちゃったんだよ(笑)。編集部で事実がつかめませんからって言ってさ。〉
 
 現在でも各社お祝いムード一色の阿川氏の入籍ネタだが、かつて作家の林真理子氏がいみじくも語ったように“作家になれば悪口は書かれない”という売れっ子作家タブーは、健在どころか、出版不況の中、さらに強化されているのかもしれない。

最終更新:2017.12.04 03:18

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