ソチの雪も溶かした“熱すぎる男”松岡修造がハマっていた“自己啓発”

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〈先生はひとりひとりと語っていく。いや、語るなどというものではない。激しい語気で自分探しをさせた。僕も、心のなかにあった苦しみを吐露した。全部、吐き出した。すると、なんだか自分が見えて来た。着ていた鎧を脱いだような気がした。心のなかにきっちりと付けられていた鍵が外れた。(僕は、僕でしかない!)人の評価を期待していた自分が恥ずかしくなった。いままでの自分が、何か借り物のように思われた。何もない、ただ自分だけがいる。裸の修造がそこにいた〉

 ……えっ、あの熱さって自己啓発で生まれたものなの!?と、落胆する人も多いだろう。じつはこの行徳氏、「児童の2次障害は幼児期の愛着の形成に起因する」などというトンデモ教育理論である「親学」の推進協会で理事を務め、2011年に行われた行徳氏のパーティには、先日、文科相ならびにオリンピック・パラリンピック担当相に任命された下村博文氏も参加。そういえば、本サイトでも以前指摘したように、下村氏は親学推進議員連盟で事務局長を務めている。

 修造はセミナーを受けただけらしいので関係ないと思われるが、それでも障がい者団体からも差別思想だと抗議を受けている怪しい理論を推進する人物が源流にあるのは、なんだかガッカリする気も。

 来年2015年は、リポーターを務める『くいしん坊!万才』(フジテレビ系)が担当15年目を迎える大事(?)な節目でもある修造。どうかむかしのように、妙なことには走らないでほしいものだが……。
(サニーうどん)

最終更新:2014.12.25 07:42

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