百田尚樹また大ウソ! 前は宮崎駿『風立ちぬ』を絶賛していたのに!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
hyakuta_01_141113.jpg
「本当の愛を知る物語」を上梓した百田尚樹氏(「やしきたかじんメモリアルサイト」より)


「あの人、(頭)大丈夫かな」
『殉愛』(幻冬舎)をめぐって疑惑が噴出するなか、ネトウヨ作家の百田尚樹が宮崎駿監督のことを、こんなふうに斬って捨てたと大きな話題になっている。

 15日放送の『たかじんNOマネー BLACK』(テレビ大阪)で「宮崎さんは私の原作も読んでませんし、映画も見てませんからね」とまくしたて、あげく「あの人」と言いながら頭を右手で指して、「○○大丈夫かなぁ、と思いまして」と小バカに。「○○」の部分は、オンエア上はピー音が入っていた。さらに宮崎の映画『風立ちぬ』について、「あれウソばっかりなんですね」と激しく批判したのだ。そして、「私は徹底して戦争を、特攻を否定している」「ぼくは単に愛国者なんです。ぼくが嫌いなのは、反日と売国奴なんです」などの主張を繰り広げた。

 実は、ことの発端は、本サイトのエンジョウトオルの記事だった。昨年9月、雑誌「Cut」(ロッキング・オン)のインタビューで宮崎駿が具体名こそ挙げてはいないが、明らかに『永遠の0』について痛烈に批判していたことを報じた。

「今、零戦の映画企画があるらしいですけど、それは嘘八百を書いた架空戦記を基にして、零戦の物語をつくろうとしてるんです。神話の捏造をまだ続けようとしている。『零戦で誇りを持とう』とかね。それが僕は頭にきてたんです」
「相変わらずバカがいっぱい出てきて、零戦がどうのこうのって幻影を撒き散らしたりね。戦艦大和もそうです。負けた戦争なのに」

 こうした宮崎の批判が百田の言うように「頭おかしい」ものかどうか、以下に再録するので一読していただきたい。

▽宮崎駿が百田尚樹『永遠の0』を「嘘八百」「神話捏造」と酷評

 それにしても今回驚いたのは、百田が宮崎駿の『風立ちぬ』を「あれウソばっかり」などと激しく批判したことだ。といっても、自分と主張のちがう政治家も、自作を批判する読者も“人間のクズ”呼ばわりする百田センセイのこと、口の悪さに今さら驚いたわけではない。

 驚きなのは、いつのまにか百田が『風立ちぬ』に対する評価を180度変えてしまっていることだ。百田がツイッターで反論しバトルと話題になっていたとの記事もあったが、それは間違いだ。当時百田は『風立ちぬ』のことも宮崎監督のこともまったく批判していない。『風立ちぬ』については、むしろ評価していた。

 まず試写で鑑賞した際、「先日、アニメ『風立ちぬ』の試写を観た。ラストで零戦が現れたとき、思わず声が出てしまった。そのあとの主人公のセリフに涙が出た。素晴らしいアニメだった」などと同作を大絶賛していたのである。

 では自分が批判された逆恨みから批判し返したのかといえば、実はそうでもない。エンジョウトオルの記事で宮崎による批判を知ってからも、百田は『風立ちぬ』に対する評価は変えなかった。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

風立ちぬ [DVD]

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

百田尚樹また大ウソ! 前は宮崎駿『風立ちぬ』を絶賛していたのに!のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。宮崎駿百田尚樹編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 竹田恒泰が父の五輪汚職捜査に「フランスは皇室がないからひがんでる」
2 三浦瑠麗が松本人志の悪質セクハラ発言を「問題ない」と擁護
3 古市憲寿「平成くん、さようなら」と「終末期医療打ち切れ」論
4 外務省が日米地位協定のウソ説明をコッソリ修正
5 日露外相会談の大失態を必死で隠す安倍政権
6 JOC竹田会長が女性死なせる交通事故
7 つんく♂が秋元のメンバー差別に
8 松本人志が指原莉乃に悪質セクハラ差別発言! 
9 産経と菅官房長官が「辺野古赤土投入問題」追及の望月記者を攻撃
10 追悼!市原悦子が生前語った安倍政権への怒り、反戦の思い
11 収賄疑惑の甘利大臣がバンダイとも
12 DA PUMPがEXILEに挑戦状
13 東京五輪の賄賂疑惑と電通側のキーマン
14 NGT48問題でも秋元康の“無責任”
15 元旦朝生のウーマン村本は間違ってない
16 純烈・友井報道で芸能マスコミジャニーズ御用体質 
17 松尾貴史「日本を壊しているのは安倍さん」
18 沖縄2紙の記者を警察が拘束する暴挙
19 安倍政権の反韓煽動が酷い!「韓国へ渡航禁止」まで主張
20 安倍首相の“サンゴ移植した”嘘を追及しない本土メディア
1安倍首相が辺野古の土砂投入で「サンゴを移した」と大嘘
2安室、上田、芸能人よく言った大賞前編
3追悼!市原悦子が生前語った安倍政権への怒り、反戦の思い
4クイーンのB・メイ辺野古署名に『ボヘラプ』鑑賞の安倍首相は…
5元日『相棒』が今年も安倍政権批判!
6ローラ、村本、りゅうちぇる芸能人よく言った大賞後編
7所ジョージが沖縄米軍基地反対ソング! 
8ウーマン村本、ローラ…権力批判芸能人を排除する醜悪メディア
9安倍首相の“サンゴ移植した”嘘を追及しない本土メディア
10早野龍五・被曝論文に重大誤り!お墨付き与えた糸井重里の責任
11産経と菅官房長官が「辺野古赤土投入問題」追及の望月記者を攻撃
12竹田恒泰が父の五輪汚職捜査に「フランスは皇室がないからひがんでる」
13安倍首相の改憲キャンペーンに松本人志、小藪千豊らが協力?
14 仏司法当局が東京五輪誘致汚職で竹田恒和JOC会長の捜査開始!
15日露外相会談の大失態を必死で隠す安倍政権
16 ゴーン前会長出廷で露呈した特捜部の無理スジ国策捜査
17 バカリズム、指原莉乃が外国人労働者問題で差別丸出し
18安倍政権の反韓煽動が酷い!「韓国へ渡航禁止」まで主張
19平沢勝栄だけじゃない自民党の性差別 
20落合陽一は反省表明したが…古市憲寿と落合の無自覚

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄