オピニオンに関する話題……本と雑誌のニュースサイト/リテラ
室井佑月の連載対談「アベを倒したい!」第9回ゲスト 鳩山由紀夫(前編)
室井佑月が鳩山由紀夫元総理と沖縄・米軍基地問題を語る! なぜ「最低でも県外」は実現しなかったのか?

鳩山由紀夫元総理と室井佑月氏
室井佑月の対談連載「アベを倒したい」も2年目に突入した。そして2018年のトップバッターとして登場してくれたのが、第93代内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏だ。なぜ鳩山氏なのか。
室井は常日頃から、安倍政権だけでなく、安倍一強を許してきた民主党(民進党)の不甲斐なさ、そしてひとつにまとまらずスタンドプレーに走りがちなその体質を批判してきた。また、2009年に民主党政権が誕生した際、大きな期待をした分、裏切られたという思いも強い。「そもそも現在の右傾化状況は民主党政権の失敗が原因じゃないか!」とさえ口にするほどだ。
そんな室井だが、しかし一方で、民主党政権初の総理大臣の座についた鳩山のことは、大好きらしい。
「鳩山さんって、民主党失敗の責任者でもあるんだけど、沖縄米軍基地問題で『最低でも県外』と発言したことは評価しているし、友愛精神とか、共感できることが多い。しかも、あのキャラクターがいいんだよね」
「民主党政権がなぜ失敗したのか、なぜダメダメになったのか、鳩山さんなら、直接教えてくれるかも」
というわけで、実現した鳩山元総理との対談。現在でも沖縄やアジアを中心に、精力的な活動を行い、多忙を極める鳩山氏とのスケジュール調整は数カ月のスパンを要した。鳩山氏の現在の活動にリスペクトを表明しながら、民主党政権への複雑な思いと、数々の疑問をぶつける室井。対して、素直にその思いを受け止めてくれた鳩山氏。スリリングな対談をご堪能いただきたい。
鳩山由紀夫「総理時代の反省の意味を込めて辺野古で座り込みをしている」
鳩山 連載タイトルの「アベを倒したい」、すごく直接的なタイトルですね(笑)。倒せればいいのですが。
室井 そのためにも鳩山さんにはいろいろなことを教えていただきたくて。私は鳩山さんの行動力は尊敬しているんです。とくに、昨年9月、辺野古で「アベ政治を許さない」とプラカードを掲げて座り込みをされたのを知ったときは、びっくりしました。
鳩山 私は総理時代、沖縄問題とくに普天間基地移設に伴う辺野古問題の対応に失敗しました。「最低でも県外」と言ったのに実現できなかった。県民の強い怒りも受けた。それだけに私は、その反省の意味も込めて、愚直に沖縄に関与していきたいと思っているんです。座り込みもその一つでした。現場でトラックを通さないよう反対運動のみなさんと一緒に座っていたのですが、座っていた場所が悪かったようでトラックに入られてしまった。目の前をトラックが通っていってどうにもならなかった。基地に抗議する人々の無力感を一緒に痛感しました。座り込みの多くは沖縄のいわゆるオジー、オバーの高齢者です。彼らは自分の利害のために座り込んでいるのではなくて、かつての戦争経験をもち、その悲惨さを嫌というほど知っているからこそ、これ以上、沖縄に基地を増やし戦争の舞台にしてはならない、そういう気持ちから行動している。その気持ちを一緒に座り込みをすることで少しでも共有できれば、と思ったんです。
室井「最低でも県外」発言で、鳩山さんはマスコミからも世論からもバッシングを受けました。でも、わたしは「最低でも県外」と明言したことは、いまでもすごく立派だったと思っています。みんなで沖縄の米軍基地について、そして日米安保についても考えるきっかけになったじゃないですか。
鳩山 ありがとうございます。そうなったと思います。いまでも沖縄のみなさんは私に対してどの地域よりも優しい。鳩山政権では出来なかったけれども、少なくとも沖縄の心に真正面から向かってくれたとね。辺野古にしても、完成してしまえば100年、200年も使える大きな基地になってしまう。とんでもない話です。それだけはさせてはならない。そんな気持ちでした。
室井 米軍基地は本当に必要なのか、沖縄ばかりに負担させたままでいいのか。そういう議論が必要なはずだったのに、そうではなく感情的なバッシングだった。だいたい、鳩山さんのことを馬鹿とか国賊なんて言っている暇があったら、本土の知事や政治家の人たちは基地負担を地元でできるのか、本気で話しあうべきだったのに。
鳩山「沖縄はかわいそうだね。だけど、ウチは嫌だよ」という発想でしたね。でも、各都道府県の知事を集めて話したとき、当時、大阪府知事だった橋下徹さんだけが「提案があれば関西空港の受け入れ議論は拒否しない」と言ってくれたんです。
室井 でも、あれって橋下さんお得意のパフォーマンスでしょ。だって2013年に普天間飛行場を視察したとき、橋下さんは「風俗の活用」発言をしているし、沖縄や米軍基地と正面から向き合っていたとは到底思えません。
鳩山 ただ、当時はどこも手をあげないなか、ひとりでも言ってくださったことはありがたいと思ったんですね。確かにその後、「関空ではなく、神戸にどうぞ」と言われて。おっしゃる通り本気ではなかったんだと思います。
室井佑月「当時の鳩山バッシングにはアメリカの影があったんじゃないか」
室井 当時「辺野古以外なら、どこにするんだ」と野党も自民党もマスコミも批判したけど、でも別に急いで代替案を出す必要はなかったと思うんです。引き受けるところはあるのか、日米安保を今後どうするのか、じっくり議論をすればよかった。ずっと米軍基地を沖縄に押し付けて当たり前のようになっていたけど、あそこまで踏み込んだ総理大臣は他にはいません。だからもったいないし、残念だし、悔しい。期限を区切らず、長いスパンで議論をしていたら違う結果になったかもしれないと。
鳩山 おっしゃる通りですね。あのとき自分で区切りを決めたことは、後悔しています。2009年夏に総理になって、「2010年5月末までに代替案を出す」と言ってしまった。あの発言については、いろんな人から「言わなきゃいいのに」と言われました。ただ、期限についてはオバマ大統領から「(基地を)移転してもいいけど、結論だけは早くきちっと出してくれ」というメッセージがあった。ちなみに彼は、私が話した印象としては、辺野古問題をそれほどご存知なかったと思います。もうひとつは2010年夏に参院選、秋に沖縄県知事選が控えていたことです。選挙にこの件が影響してガタガタになってしまったら危ないな、と思った。だから、「5月末までに決める」と自分から期間を区切った。これは役人が決めたんじゃなく、自分自身で決めたのですが、これが自分の首を締めることになってしまった。自分でも未熟だったと反省もしています。
室井 でも、素直に反省し、それを口に出すことがすごい。安倍首相もそうですけど、政治家ってみんな謝らない人ばかりじゃないですか。ただ、そんな政治家っぽくない素直なところが、逆に官僚やマスコミに足をすくわれたのかもしれないと思っちゃいましたけど(笑)。
鳩山 いまから思うと、国内に代替地を求めなくてもよかった。もう日本には基地はいらない。アメリカのなかでも、海兵隊の役割は見直されてしかるべきだという議論もあるんです。ただ、大きな声にならないのは、海兵隊出身の議員に力があったりするからだと言われていますね。
室井 そう思います! 日本人は議論をしようとしても、鳩山さんのように提言した人をみんなでぶっ叩く。どっちを向いて仕事してるんだよと思います。それで大きな疑問なんですが、日本ってなんでアメリカに逆らえないんですか? 鳩山さんが総理大臣のときも思っていましたが、日本ってアメリカに物を申せない。当時の鳩山バッシングもアメリカの影があったんじゃないかとすら思ってしまう。マスコミの叩き方も激しかったし。じゃあ誰が得をしたんだと考えると、アメリカに逆らうことがタブーなのかなと思って。これまで歴代、アメリカに逆らった首相や政治家は、田中角栄さんとかもそうですけど失脚する人が多くて。“見えない力”が働いているなんて都市伝説のようになっていますが、本当のところは、どうなんですか?
鳩山 具体的にアメリカから強いプレッシャーをかけられるときもあるし、それを“忖度“し、飲み込んで「こういうことをやったらアメリカは決して喜ばないだろうな、だから我々はアメリカの顔色をつねに窺わねば」という空気はあります。例えば辺野古移設の件も、「辺野古以外は考えられない」というところがスタートでした。ただ、私の「最低でも県外」という発言に対し、アメリカから直接圧力があった事実はないんです。あの国のやり方は直接ではなく“間接”なんですね。つねに官僚が間に入り、官僚同士で話が進む。実際、アメリカに私の主張がきちんと伝わっていたかどうかすら、いまとなっては疑問です。日本の役所がそこまで頑なで、米国の事情を事前に忖度し、毒されているとは思いませんでした。
鳩山「太田光さんに『鳩山さんはやっぱり馬鹿だった』と言われて」
室井 元凶は官僚なんですか? メディアも共犯者ですよね。
鳩山 官僚とメディアが一体になっています。こんなことがありました。2010年2月に外務、防衛官僚など数人を官邸に集め、普天間移設問題の極秘ミッションについて話をしました。ナーバスな問題ですし、出席者の間で“極秘”だとの確認もした。ところが翌日の朝刊にこの会議のことがすっぱ抜かれたんです。
室井 怖い。マスコミにリークして、米軍基地問題解決を官僚が潰そうとしたってことですよね。
鳩山 アメリカの意向を官僚が忖度したのでは、といまでも疑っています。そして、マスコミも役人たちに対し忖度する。メディアの情報源は役人たちで、嫌われたら情報源を失い、干されますからね。特にいまの安倍政権では。安倍政権に対して批判的なことを言うと干されてしまう。だから、室井さんはすごく頑張ってるなと感心しています。
室井 ありがとうございます(笑)。わたしはアホ枠なので、刺されないんですよね。
鳩山 私も見習わなきゃいけないなと思っています(笑)。この前、『爆報! THEフライデー』(2017年12月8日放送、TBS)で「史上最低の首相だった鳩山がいまどうしているのか」といった企画があり、女房が出演したんです。そのときに私もいろいろとふざけて喋ったら、出演者の太田光さんに、「やっぱり鳩山さんは馬鹿だったね」と言われて。でも、そういう方向性なら生き残れる可能性が出てきたな、と思ったものです。
室井 えー! そんな自虐的にならないでくださいよ。わたしは鳩山さんの友愛という考え方にも共感しているし、アジアの人たちと仲良くしようという考え方も好き。先生は「東アジア共同体研究所」を設立するなど、東アジア各国との関係構築に取り組んでいて、安倍応援団から中国べったりと批判されてましたけど、最近は安倍さんをはじめとする日本政府が、反中から一転して、AIIB(アジアインフラ投資銀行)や一帯一路構想への「歩み寄り」に転換し始めた。まあ、安倍さん自身の意思じゃなく、アメリカの顔色をうかがった面も大きかったと思いますけど。
鳩山 確かに、トランプ大統領は就任時、中国より先に台湾の蔡英文総統と電話会談するなど反中の姿勢でしたが、しかし17年4月に習近平が訪米し、直接会談して以降、その姿勢が変わりました。おそらくトランプさんがだいぶ中国寄りになってきたことで、安倍さんが「自分だけが乗り遅れたら大変だ」という発想だと思います。
室井 もう情けなくなっちゃう。トランプさんにコメツキバッタみたいに媚びちゃって。安倍さんが総理になってからイスラム国からは名指しで敵国認定されて人質も殺され、次は北朝鮮危機を煽って、いまやアメリカと一緒に戦争するんじゃないかとさえいわれています。格差も広がり、報道の自由度ランキングなんて72位ですよ! やっぱり、鳩山政権をはじめ民主党政権がもっともっと頑張ってくれれば、こんなことにはならなかったと思うんです。
鳩山 もっと長く続けなきゃいけなかったですね。わたしは毎日のように叩かれていましたが、2010年の世界報道自由度ランキングは11位で、いいところまで上がっていた。記者クラブの開放も進めました。そういう意味では言論の自由があった。いまは自由がないからおべんちゃらを言っているわけです。
室井「安倍さんたち保守陣営こそ、アメリカにすべてを売り渡している」
室井 報道の自由がなくなったことは本当にこの国にとって大きいと思う。だから、安倍首相の暴走を止められなくなってしまったんですよ。しかもイスラム国問題では日本人2人が人質になっているのがわかっていたのに、カイロでイスラム国対策の支援で2億ドルの無償資金協力を発表しちゃった。その後日本とイスラエルの国旗をバックに会見もした。最悪です。
鳩山 イスラム国については、15年1月に安倍さんがイスラエルでイスラム国に対して挑発的な発言をしたことは大きなミスです。アラブ世界から「日本はイスラエルと組んだ」と思われてしまった。彼がイスラエルで発言をしたことに対しては、批判的なメッセージを出したんです。イスラム国は民族間の問題もあるかもしれないけど、貧しい状況に置かれた人たちがいたたまれなくなって救いを求めて入るというパターンもある。追い詰められた人々が結集したという側面もある。いわゆる新自由主義が行きすぎて、結果としてアメリカでは3人の人間が全体の50%の資産を持っているというめちゃくちゃな状況です。そのくらい大きな貧富の差が出てくれば、当然それに不満をもつ人も出てくる。原因をなくさない限り、どうにもならないということですし、そもそもイスラム国は、アメリカがイラクやアフガニスタンの辺りに侵攻、介入していなければ、出現しなかった存在です。
室井 だからいまこそ、友愛の精神だと思います。「違うところも認めあう。理解し合う」ということですね。
鳩山 おっしゃるとおりです。すべての人が同じではない。違っていることがむしろ喜びであり、その違いを認めて、だから助け合う。友愛の真髄を理解していただいて嬉しいです。敵、味方じゃない。相手を理解して、紛争や戦争にならないうちにどうしたら対話と協調で防げるか。政治家はそれを考えなきゃいけない。でも安倍さんは、北朝鮮の問題になるとつねにトランプさんの後ろについて「やれ! やれ!」と言っている。
室井 税金を使って国民を危険に晒しているのと同じです。ただ、安倍さんは世間にウケている。しかも安倍さんは、アメリカの言いなりなのに、「憲法はアメリカに押し付けられたから改正する」とか「戦後レジームの脱却」ってすごく矛盾しているじゃないですか。それこそ「保守」ってなんなのかと。沖縄いじめもそうですけど、保守陣営こそ、アメリカにすべてを売り渡しているのに。
鳩山「保守」だったら、自分の国は自分で守るということなんでしょうが、それは“武力で守る”のでは決してありません。対話と協調という外交で守る。「リベラル」は多様な価値観を認めるということですから、全然矛盾しないんです。
室井 ただ、いまの右傾化と安倍一強という社会全体の流れは、はっきり言わせてもらうと民主党政権が政権を取って期待したのに、期待はずれだったという反動もあると思うんです。そのへんについて、鳩山さんはどうお考えなのか、ぜひお聞きしたいんです。
(後編に続く)
………………………
鳩山由紀夫 元内閣総理大臣。1947年生まれ。東京大学工学部卒業。86年の初当選したのち、93年に自民党を離党し新党さきがけ結党に参加。96年民主党を血統し代表に。09年、第93代内閣総理大臣に就任。政界を引退した現在は東アジア共同体研究所理事長として様々な活動を行う。
室井佑月 作家、1970年生まれ。レースクイーン、銀座クラブホステスなどを経て1997年作家デビューし、その後テレビコメンテーターとしても活躍。現在『ひるおび!』『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS)などに出演中。連載に「週刊朝日」(朝日新聞出版)、「女性自身」(光文社)などがある。
(構成・編集部)
最終更新:2018.02.12 11:08
関連記事
新着 | 芸能・エンタメ | スキャンダル | ビジネス | 社会 | カルチャー | くらし |
28枚文書は真っ当なのに…小室圭さんをとにかく糾弾したいワイドショーの事実歪曲とグロテスクな差別性
菅と河野が嘯く「ワクチン9月完了で合意」は本当か? 実際はファイザーCEOに相手にされず、反故になった昨年の基本合意より弱い内容
マリエに告発された出川はCMゼロも…松本人志も過去に公の電波で枕営業を煽る発言、それでも糾弾しないマスコミ
菅首相が日米首脳会談後の記者会見でとった信じがたい行動! ロイター記者から「五輪を進めるのは無責任では」と質問され…
愛知県リコール不正で維新市議が関与を証言! 維新愛知支部長の田中事務局長の指示も…問われる吉村知事、松井市長らの責任
橋下徹を日本城タクシー坂本社長が再びコテンパンに! 橋下話法を「アホな議論」と一刀両断、吉村知事にも「何もしてないもん」
海外から五輪中止の声も…政府と組織委は“五輪選手だけ守る”コロナ対策で乗り切り画策! 数億円の療養施設、パラ選手を口実にワクチン優先
菅政権「原発汚染処理水の海洋放出」はゴマカシだらけ…一方、自民党では安倍晋三が顧問になって「原発新増設」を推進する議連が発足
吉村知事への批判がいよいよテレビでも…北村教授は「4週間ものほほんと」、日本城タクシー社長と小木博明は「最初にやりたいだけ」
DHC吉田会長が今度は「NHKの社員はほとんどがコリアン系」「経団連もコリアン系」とヘイトデマ! それでもマスコミは批判せず
マリエに告発された出川はCMゼロも…松本人志も過去に公の電波で枕営業を煽る発言、それでも糾弾しないマスコミ
橋下徹を日本城タクシー坂本社長が再びコテンパンに! 橋下話法を「アホな議論」と一刀両断、吉村知事にも「何もしてないもん」
池江璃花子復活劇を五輪強行派が利用、「反対派は池江選手に言えるのか?」の大合唱! 門田隆将や安倍前首相も便乗ツイート
ぺこぱ松陰寺に続き「かまいたち山内」にネトウヨ疑惑…“給付金は日本国籍だけ”と主張する排外主義や嫌韓ツイートにも「いいね」
宮本亜門がテレビの生放送で「日本から五輪中止を表明すべき」と勇気ある発言! 一方、東京は異常な検査の少なさ、五輪強行のため感染隠しか
菅政権がNHK経営委員会人事で「わきまえない女」排除! 番組介入の議事録公開を求めた女性委員を再任せず“女減らし”を強行
『報ステ』女性蔑視CMは偶然じゃない! チーフPセクハラ事件が象徴する体質、個人視聴率導入で進む勘違いの若返りと批判精神の低下
東京五輪めぐり増田明美と有森裕子が論争! コロナを無視して開催を主張する増田のスポーツ至上主義に有森が「社会への愛が足りない」
『バイキング』がリコール不正で高須院長を露骨擁護! 坂上忍は広告関連会社のせいに…高須クリニックは番組スポンサー
橋本聖子より酷い 丸川珠代は男女共同・五輪担当相に不適格! 男社会を内面化した「娘として」発言、夫婦別姓反対、ヘイトデマ丸乗り
愛知県リコール不正で維新市議が関与を証言! 維新愛知支部長の田中事務局長の指示も…問われる吉村知事、松井市長らの責任
吉村知事への批判がいよいよテレビでも…北村教授は「4週間ものほほんと」、日本城タクシー社長と小木博明は「最初にやりたいだけ」
DHC吉田会長が今度は「NHKの社員はほとんどがコリアン系」「経団連もコリアン系」とヘイトデマ! それでもマスコミは批判せず
「桜前夜祭」問題で辞職した安倍事務所の配川秘書が密かに復職か! 安倍前首相が切れない理由は…河井案里の不正選挙にも関与
厚労省23人会食で更迭処分なら、菅首相と二階幹事長らのステーキ宴会は…官僚に責任とらせ政治家は不問の矛盾 接待問題でも
松本人志、太田光、カズレーザーが五輪演出問題で容姿差別ネタを守る姑息コメント! 一方、渡辺直美は堂々とルッキズム批判
河井克行元法相が買収を認め辞任した裏に自民党との密約 買収資金の原資や買収現場に自民党議員と職員が同席の問題もうやむやに
神社本庁の不正土地取引で東京地裁が最高幹部の「背任」の“真実相当性”を認定! 雑誌「皇室」、自販機利権など神社本庁は疑惑だらけ
佐々木宏問題の本質は森喜朗や電通と結託したMIKIKO先生の排除! でも電通に弱いワイドショーは完全スルー、かわりにLINE流出批判
東京五輪開会式で「渡辺直美を豚に」 女性差別丸出しの佐々木宏を演出総指揮に引き立てたのは森喜朗、安倍の意向も
菅首相の追加経済対策の内訳に唖然! 医療支援や感染対策おざなりでGoToに追加1兆円以上、マイナンバー普及に1300億円
菅首相のコロナ経済支援打ち切りの狙いは中小企業の淘汰! ブレーンの「中小は消えてもらうしかない」発言を現実化
菅首相の追加経済対策が“自助”丸出し! コロナ感染対策は10分の1以下、大半が新自由主義経済政策に…坂上忍も「バランスおかしい」
悪評「マイナポイント」事業の広報費は54億円、1カ月で半分を浪費! 事務局事業も電通がトンネル法人通じて140億円
三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い
安倍首相“健康不安”説に乗じて側近と応援団が「147日休んでない」「首相は働きすぎ」…ならば「147日」の中身を検証、これが働きすぎか
正気か? 安倍首相の諮問機関「政府税調」がコロナ対策の財源確保と称し「消費税増税」を検討! 世界各国は減税に舵を切っているのに
東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望! コロナで病院経営悪化も安倍政権は対策打たず加藤厚労相は “融資でしのげ”
感染200人超でも強行GoToキャンペーンの裏! “影の総理”今井補佐官と“菊池桃子の夫”新原局長が経産省利権にすべく暗躍、1兆7000億円計上
安倍政権がコロナ増税の動き! 安倍首相は石原伸晃らと増税談義、専門家会議に変わる新組織に震災で復興税導入を主張した経済学者
28枚文書は真っ当なのに…小室圭さんをとにかく糾弾したいワイドショーの事実歪曲とグロテスクな差別性
菅と河野が嘯く「ワクチン9月完了で合意」は本当か? 実際はファイザーCEOに相手にされず、反故になった昨年の基本合意より弱い内容
菅首相が日米首脳会談後の記者会見でとった信じがたい行動! ロイター記者から「五輪を進めるのは無責任では」と質問され…
海外から五輪中止の声も…政府と組織委は“五輪選手だけ守る”コロナ対策で乗り切り画策! 数億円の療養施設、パラ選手を口実にワクチン優先
菅政権「原発汚染処理水の海洋放出」はゴマカシだらけ…一方、自民党では安倍晋三が顧問になって「原発新増設」を推進する議連が発足
菅首相が緊急事態宣言を出さないのは五輪開催を強行するため! ワクチン接種も五輪出場選手を優先させる計画が…
吉村知事の自己正当化モンスターぶりが酷い! 「重症センター」縮小をつっこまれ「閉鎖する予定だったのを自分が止めた」とインチキ発言
NHKが聖火リレー中継から五輪反対の声をカット! 不祥事や五輪批判は一切報じず…まるで北京五輪のような情報統制
萩生田文科相が「子どもが変異株に感染しやすいという知見ない」とデマまがい発言 変異株に無策、モニタリング検査も1日748件
五輪組織委は文春への圧力より電通との癒着の説明を! MIKIKO排除も電通ナンバー2が主犯、代理店への人件費は最高1日一人30万円
「BTSグラミー賞逃す」報道に「韓国人のニュースいらない」「日本人の受賞を報じろ」と炎上攻撃が! 日本スゴイの精神的鎖国
ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権』を読めば、安倍首相が病気で辞任ししたのでなく国民が声をあげ追い詰めたことがよくわかる
百田尚樹が「安倍総理にお疲れ様とメールしても返信なし、知人には返信があったのに」とすねると、2日後に「安倍総理から電話きた」
村上春樹が長編小説『騎士団長殺し』とエッセイ『猫を棄てる』に込めた歴史修正主義との対決姿勢! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
村上春樹がエッセイ『猫を棄てる』を書いたのは歴史修正主義と対決するためだった! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
安倍首相に利用された星野源がエッセイに書いていた“音楽が政治に利用される危険性” 「X JAPANを使った小泉純一郎のように」
“宇予くん”で改憲煽動のJCと手を組んだTwitter Japanはやっぱり右が大好きだった! 代表は自民党で講演、役員はケントに“いいね”
ウィーン芸術展公認取り消しを会田誠、Chim↑Pomらが批判! あいトリ以降相次ぐ“検閲”はネトウヨ・極右政治家の共犯だ
「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈した日本の“精神的鎖国” 文化も科学もスポーツも「日本スゴイ」に回収
『百田尚樹『殉愛』の真実』の宝島社が今度は『日本国紀』の検証本を出版! 保守派の歴史学者・秦郁彦が百田の詐術を
幸福の科学出家騒動は清水富美加個人の責任なのか? カルト宗教信者の子どもたちが抱える問題
話題の本『夫のちんぽが入らない』のタイトルに込められた深い意味…しかし一方では広告掲載拒否の動きが
福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団
介護殺人に追い込まれた家族の壮絶な告白! 施設に預ける費用もなく介護疲れの果てにタオルで最愛の人の首を…
宇多田ヒカル「東京はなんて子育てしにくそう」発言は正しい! 英国と日本で育児への社会的ケアはこんなに違う
今もやまぬ人工透析自己責任論の嘘を改めて指摘! 糖尿病の原因は体質遺伝、そして貧困と労働環境の悪化だった
『最貧困女子』著者が脳機能障害に! 自分が障害をもってわかった生活保護の手続もできない貧困女性の苦しみ
雨宮塔子が「子ども捨てた」バッシングに反論! 日本の異常な母性神話とフランスの自立した親子関係の差が
『NEWS23』に抜擢された雨宮塔子に「離婚した元夫に子供押しつけ」と理不尽バッシング! なぜ母親だけが責任を問われるのか
小島慶子が専業主夫の夫に「あなたは仕事してないから」と口にした過去を懺悔!“男は仕事すべき”価値観の呪縛の強さ
人気記事ランキング
カテゴリ別ランキング
社会
ビジネス
カルチャー
人気連載
アベを倒したい!
ブラ弁は見た!
ニッポン抑圧と腐敗の現場
メディア定点観測
ネット右翼の15年
左巻き書店の「いまこそ左翼入門」
政治からテレビを守れ!
「売れてる本」の取扱説明書
話題のキーワード